ドンキホーテで買ってきたソーラーLEDキーホルダーを解析、今回は電池の性能を確認したところ、
定電流10mAで放電終止電圧2.75Vを切るまでの時間は2時間40分であることが分かった。
センサーから取得したデータをWiFiで飛ばしたいのでどうすればそれができるか考えたい。
中国アリババ系サイトで部品価格の積み上げをすると売値の2倍くらいになる。
製品として仕入れると150円位のようだ。このギャップにいつも悩まされる。
ソーラーLEDキーホルダー:
http://ja.aliexpress.com/item/Free-Shipping-Keychain-3-LED-Flashlight-Solar-Powered-Torch/487220577.html
http://ja.aliexpress.com/item/Colorful-Mini-Solar-Touch-Rechargeable-LED-Flashlight-with-money-test-light-40pcs-lot-Free-Shipping/521295480.html
太陽電池:
http://www.aliexpress.com/item/SC-3722-9-VIMUN-new-original/428381130.html
LEDの順方向電圧を利用してたエミッタフォロアで電流値を決める。抵抗両端電圧は1.25Vだったので、抵抗は125Ωに設定、10mA流すとする。
こんなかんじ
結果
定電流10mAで放電終止電圧2.75Vを切るまでの時間は2時間40分であることが分かった。
http://jp.eemb.com/pdf/Li-ion/LIR2032.pdf
公称値45mAhのボタン電池の放電特性を調べた。価格は100円程度。
10mA定電流では26mAh程度とデータより低い結果となった。 太陽電池を使用した無給電電源を作る場合、電池容量よりも次の注意点が必要となるようだ。
①回路の平均消費電流より日照時間を考慮した太陽電池による発電量が大きくなること。
②最大放電電流は電池容量の2倍となる場合が多いので、回路の最大消費電流がこれを超えないこと。
(センサーのデータをWiFiで送るについて)
GainSpanのWiFiモジュールは最大電流も150mAと他社に比べても小さい。スタンバイン電流も超定消費電流で電池を10年持たせられるとセールスしている。
回路の工夫で平均消費電流を劇的に下げても、今回検討したLIR2032の最大放電電流は90mAであり、150mAを確保することはできない。
赤外LEDなどで飛ばすのであれば良いかも知れない。
ということで、こんな電池にくどくどやったが、容量に関しては以下の電池でどうにかするものとして、発電量と平均消費電流をどうするかを次回考えたい。
あと、たびたび電池の特性を調べるならardinoでプラットフォームつくるかな。と思った。
http://www.stljapan.com/product08.html