ブレットボードを使う。　～トランジスタを作る編～

ブレットボードが流行っている。
ブレットボードは2.54mmピッチの部品しか入らないからいつも多少の工夫が必要になる。
今日は、トランジスタを作ったのでしょうもないネタではあるけどもゆるい感じで紹介したい。

下記写真は2SC1623という面実装のトランジスタ。2SC1815や2SC945といった一般的なトランジスタのNEC版で随分古くからある。これをブレットボード仕様にする。作ったトランジスタは袋に入れて保存しておこう。

まずは、配線をカットする。このとき共通した色で後から記憶がなくなった場合でも間違わないようにするのがブレットボード使いの極意だ。トランジスタは、こんな感じだろうか。

ベース：黄色、または白
エミッタ：黒
コレクタ：赤、オレンジ

赤、黒は電源イメージが強いので注意。ここでは、はっきりとプラス、マイナスの定義づけができるのでこれを使用。青はマイナス電圧、例えば±5Vとの-5V側に使用するし、緑はフレームグランドのようなもっと大きなアースに使うので使用を避けている。

固定はプロの仕事　予備半田しよう

どうでもつけばいい。でもいつも安定した作業をするなら、両面テープをはって同じ調子でする。控えてる部品はブレットボードに差しておくと、途中買い物に行く羽目になってもバラバラにならなくてあんしん。

半田ができたら固定　ホットボンドがいいよ。

両面テープにセロハンテープをはります。ここに、ホットボンドを下塗りしてすばやく部品をおく。
部品の上からホットボンドを塗るとこんな感じになります。
エポキシも信頼性の必要な部分で良く使いますが、ホットボンドはカッターで切ったり、再加熱して調整したり後処理が簡単です。但し、低温で壊れますので注意です。

カッターで切って使う。

カッターでバラバラにしたらあとは使うだけ。リードが長いし、色がついているのでブレットボードで最強です。おためしあれ。

お勧め

ブレットボードのワイヤーは0.5mmのPVCを使う。
ほんと便利。2～3m引っ張りたいとき純正のワイヤーじゃできないでしょ。

http://www.amazon.co.jp/%E4%BC%B8%E8%88%88%E9%9B%BB%E7%B7%9A-PVC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E7%B7%9A-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3-0-5mm-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B30-5/dp/B004YVQX5C

オヤイデ電気は切り売りしてくれるからいいよね。

http://www.oyaide.com/catalog/products/p-2006.html

千石電商のカラー電線　2mでいいと思いますよ。
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=5CJ5-THMF

AWG（UL規格）とSQ（JIS規格）の線号比較表

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