ソフトウエアのインストールは正常に終わりましたか?
おそらく何の問題もなく完了したと思いますが、後々よく使う物ですので一応ちゃんと起動するかまでは確認してください。
さていよいよ MultiWii の動作確認をインストールしたソフトウエアを使って行います。
MultiWii には、まだESC やモーターそれから電池などの接続は行わなくて大丈夫です。
送信機のスイッチを入れ、続いて MultiWii Pro を PC の USB ポートにつなぎ、受信機の電源も入っていることを確認します。この状態ではPCのUSBポートから電源が供給されます。
はじめて MultiWii をPCに接続した際には、ボードが自動認識され、ドライバをインストールします。これは以前の記事でも説明しましたので、問題があれば参照して確認してください。
2.4GHz帯のプロポを使う場合には、別途送信機と受信機のペアリング作業が必要ですので、こちらはプロポの説明書を見ながら完了させてください。
以下は、受信機と送信機とのペアリングを済ませた状態となっている事を前提にしています。
PC で MultiWiiWinGUI を起動します。
このような画面が表示されるはずです。
COM ポートと速度を指定し Connect ボタンを押します。最初はこれらの設定値が解らないかもしれません。
いくつか速度を変えて試してみるなどをしてみます。
左上に Port と Speed とあります。Port は接続した PC に FTDI により作られた仮想COMポートを指定します。確認の方法は、スタート -> コントロールパネル -> デバイスマネージャ -> ポート で確認することができます。
さて、Speed ですが、購入時に設定された数値が解っていればよいのですが、解らない場合には仕方がないのでいくつかためしてみます。数値をドロップダウンリストから選び、その右側のConnect ボタンを押してみます。指定したCOMポートとSpeedが合っていれば、Connect ボタンの表示がDiconnectに変わります。
MultiWIiWinGUI Connect
こんな表示になれば、PC と MultiWii は正常に接続されました。おめでとうございます!
Realtime Data のタブを開き、送信機のスティックを動かしてみます。
右側に表示される部分を抜き出した画像です。
この部分の数値とバーが、送信機の操作によって変化すれば、受信機との接続は成功ですので一安心です。
また、ボードを傾けたりすると、センサーの数値を感知して、グラフが表示され、MultiWiiが問題なく動作していることが確認できます。
センサーの挙動はもしかしたら動かないかもしれません。でもそんなに慌てる必要はありません。
MultiWii を動かさないようにして、画面中程の Caliblate と書かれたボタンを押すと動き出します。
次回以降は 送信機や MultiWii の設定に入ります。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。