台湾のスタートアップ企業が Kickstartr で、出資を募集していて注目はしていたのですが、なんと目標金額を大きく上回り、当初目標としていた5倍もの金額を達成しました。
これから作る製品は FLEX (フラックス)という名称で、外観はこのようなものです。
ちょっと見たところでは、たまに見る 3D プリンターと大きくは変わらないように見えます。
最近はこういった形ものも時々見かけますから。
ですが、中央の樹脂を射出する部分とアームの部分の取付は磁石と鉄球で作られているのだそうです。
うまい事考えましたね。これなら形状をうまく作れば、このように空中に浮かんだような状態でもスムーズに動かす事が出来るのでしょう。
加えてこのような形にした事により、3D プリンターの場合は、樹脂の射出部を取り付けて使用し、取り外しが容易で精度も出るので、レーザーを出力するものに変更したり、場合によっては回転計のエンドミルなどを装備したアタッチメントに交換する事により、切削系の 3D プリンターにもなってしまうというものなのです。
更に加えて、底面の部分には、回転ベッド(じゃなくてこれでいいのかな?)とレーザー LED とそれを読み取りカメラも装備する事が出来、3D スキャナーとしても動作するという1台で何役もこなせるスーパーマシンな訳でございます。
要するにヘッドモジュールを交換してチョコレートとかいろいろなものを成型してしまおうという機種。
先日も 3D スキャナとの複合機を紹介しましたが、この製品もすごいと思いますけれど、FLEX もなかなかやります。
FLEX のページはこちらにあります。
う~ん。でも思うけど、やった経験からだけど、切削系は結構縦横に力がかかるので、この構造で大丈夫なのかな?
よくてワックスかケミカルウッドかそれぐらいなんでは無かろうか?
レーザーで刻印出来るのもとてもいいと思うけど、出力の事を考えてみると、これで放熱が大丈夫なのかな?
なんて疑問(不安)もあるので、ファウンディングはしなかったんだけどね。
hobbyist だと予算もスペースの限られているので、できれば1台で複数の機能が実現出来る(複合機ね)のであれば、節約できるし多少の問題は承知の上で、すごく興味はあるなぁ。
いいよね。これ。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。