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この記事は 2014年12月29日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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国内 MVNO 市場規模の推移が公開されました – MM 総研

MM総研が、12月25日に国内の MVNO 市場規模の推移について発表をしました。

MVNO 市場規模 - 推移

MVNO 市場規模 – 推移

6ヶ月毎のデーターですが、順調に増えているように思います。

大体ですが、半年で30%強の伸びを示していますね。

各社様々なプランを発表し、価格も手ごろである事が、世間にも認識されつつあると思いますし、なんといっても手軽に入手出来るようになった事が、大きな要因であると思われます。

ただ、まだごく普通の人には難しいと感じられる面や、通信速度の安定化など、努力が必要な所も多いのは事実です。

今後(来年)さらに躍進すると予想もされていますが、このあたりの改善は必至でしょう。

もう1点気になる点は、直近(2014年9月末)のデーターの内訳で、

  • 携帯電話(3G/LTE) 894万(46.4%)
  • BWA(WiMAXおよびAXGP)1,013万(52.5%)
  • PHS 21万(同1.1%)

BWA カテゴリが最多となっている点です。

Broadband Wireless Access の略で BWA ですが、WiMax などの愛称で呼ばれる事が多いです。

という事は、会話も併せて使う人よりも、やはりデーター通信専用として、Wi-Fi ルーターを使用しているケースが目立つという事ですが、今だったらこのような使い方が難もなくよろしいのでは無いかと思います。

SIM ロックフリーもしくは、MVNO SIM が Wi-Fi ルーターで使えるという話は、それ以前にはあまり出てなかったのと、au が対応スマートフォンの販売開始したのもその原因とも思われます。Wireless City Planning も伸びているようです。

その前の 3月末時点では携帯電話カテゴリが少しだけ上回っていたので、あまり変化はないととらえても良いのかもしれません。

MVNO - 回線種別

MVNO – 回線種別

低価格 SIM などの独自 SIM サービスの増加傾向は、この半年間で約 30% もの回線の伸びを見せています。

独自 SIM の増加傾向

独自 SIM の増加傾向

また最後に各社のシェアは、大きな変動は無く、下記の結果となっているようです。

各社のシェア

各社のシェア

さて、今年はざっくり上記のような結果となりましたが(でも9月までなので)、来年は何が起きるのか・・

  • au の MVNO が躍進?
  • ソフトバンクの回線を使った MVNO が登場?
  • 音声対応 SIM がさらに増える?

多分ですが、スマートフォンの SIM ロック解除が追い風(話題としてね)となるし、来年夏には iPhone の後継機種も出るのだろうし、そのタイミングで移行を考える方が多く出てくる(8月に縛りが切れる自分も)のかもしれませんね。


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