このブログでも、シンプルで使いやすく、必要な開発環境は無料で手に入るし、すごくオススメだので、何度か記事を書いている Arduino の事なのですが、なんだか最近内部でがたがたもめ事が起こっている模様なのです。
何が起きているかは、知っている範囲の事ですし、正確では無い所もあるかと思うのですが、一応はお知らせしておく必要があるのかなと思い、記事を書く事にしますので、もしもこれ以上にお知りになりたい場合は、お手数ですがご自身でお調べになってください。
結局の所、大きくなってみんなに使われるようにもなって、利権に関してのもめ事が起きている模様なのです。
米国の Arduino LLC という会社と、イタリアの Arduino SRL という会社がどちらも Arduino の開発進めているのですが、この2社の間で、どちらが本物なの?という争い(係争中4件)が発生しています。元々は Arduino LLC って会社の5人が開発を最初に行っていて、御本家のようにも思うのだけど、下記の問題などがあって、た~いへんな事になっているようです。
商権に関して Arduino LLC が、全世界での商権登録を行おうとしたところ、Arduino SRL がイタリアでの商権を既に登録済みで、 LLC が返却するように求めたところ SRL がそれを拒否。
Arduino LLC が開発環境(ソフトウエア)を担当、SRL がハードウエアの設計等を担当するはずだったが、LLC がハードウエアの開発を希望者に無償提供すると発表。
まぁこんな所のようですが、あまりにみにくいドタバタ劇が繰り広げられると、今のところ大きな影響は無いのですけど、すぐに他のプラットホームに乗り換えるとか、そんな事が起こってしまいますね。
ソフトウエアの開発環境などは、制限事項もほぼ無く開発できるので用途によってはすごく有用なのですが、ちょっと残念かも。
まぁ係争中という事は、これの結果が出て、おそらくどちらかが去るという事になると思うので、結果が出るのを待つしか有りません。
あ~ぁ。はじまっちゃったって感じもするけど、どこの会社でも多少はこんな事は起きて、乗り越えて進んでいくのです。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。