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この記事は 2015年05月23日 に以下のカテゴリに投稿されました Others (その他).

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Smart Laser Mini – オープンソースのデスクトップレーザー加工機

こんなの!待ってました。

非常に安価でもあるし、オープンソースのレーザー加工機です。

Smart Laser Mini

Smart Laser Mini

キット状態での販売となるそうですが、組み立てには特殊な工具は一切不要。
誰でも組み立てて使用する事が出来ますが、注意点もあります。
レーザーは、直接目に光が入ると、大変な事になるので、取り扱いには注意が必要です。

Smart Laser Mini - キット状態の図

Smart Laser Mini – キット状態の図

全ての部材が含まれ、手元に届く時には、こんな状態です。

製品仕様

・加工エリア:280×230mm
・レーザー方式:445nmレーザーダイオード 1.6W クラス4
・対応加工方式:ベクター加工、ラスター加工
・対応OS:Windows7以上、Mac OS X、Raspberry Pi
・対応ブラウザ:Chrome、FireFox
・対応ファイル:SVG、DXF
・付属品:USBケーブル、ACアダプター、保護メガネ、六角レンチ、スパナ
・電源:AC100V~240V
・サイズ:510×480×140mm(ケーブル含まず)
・重さ:約2.8kg

使用されているレーザーは、1.6W の青色レーザーで、クラス4に区分されます。
クラス 4だと米国や欧州では若干異なるのですが、JIS では下記とされています。

高出力。危険な拡散反射を生じる可能性がある。 これらは皮膚障害をもたらし、また、火災を発生させる危険がある。

レーザー部にはカバーが付く

レーザー部にはカバーが付く

使用には十分な注意が必要ですが、保護のためにレーザーの周りにはカバーが付いていて、安全面でも対処がなされています。

この程度の出力だと、アクリルなどの硬い物の加工は出来ませんが、紙、布、薄い木材のカットや、木材、革への彫刻を行う事が出来るそうです。

ソフトウエアはブラウザで動作する

ソフトウエアはブラウザで動作する

もう1つの特徴は、Smart Laser Mini で使うソフトウェアは、ブラウザで動作する専用ソフトウェアになっている所。
Windows、Mac OS X、Raspberry Pi で動作させることができます。加工データーを読み込ませて、切断、刻印などの加工を行います。

プログラミング言語は Python を使用しており、ソースファイルは公開されております。ご自身で、特別な機能を追加することができます。また、ブラウザで動作するソフトウェアですので、設定さえすればリモートで加工を行うこともできます。

データは SVG または DXF で保存が可能

データは SVG または DXF で保存が可能

また、データーは SVG または DXF で保存する事も出来るので、一般的な CAD ソフトで加工する事も簡単に行えます

気になるお値段は、上記のキットの状態で 49,800円 ととってもリーズナブル。

強力な機械ではありませんが、アマチュアの用途としては十分な物だと思います。

模型を作ったり、正確な加工を施した同じ物を沢山作るとか(飛行機のリブとの型抜きとか)、アイデア次第でいろいろと使えますね。

動画もありました。



実は、こんなのを作ろうとしていて、昔のプロッタが手元にあったりする・・

そのまんま放ってあるけど、レーザーダイオードも何とか手に入るようなので、復活させてみようかな・・

でも買っちゃった方が安いかもね。

詳細の確認と購入はこちらから出来ます。


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