こんな物まで出てきてしまって・・
まぁ、悪用しようとする人がいるからこうなるわけで、致し方ないとは思う。
沖電気工業株式会社(以下 OKI) が、昼夜問わず、飛来するドローンの早期発見を実現するという装置一式の販売を開始しました。
この装置は、空中音響技術を使用して、ドローン(マルチコプター)の飛行音を分析し、接近を探知するとともに、飛来する方位・仰角、および距離を測定して通知することができると言う事です。
空中音響技術を利用するため昼夜問わず探知できるほか、オプションでカメラを組み込むことで映像と合わせてより確実な確認を行う事が出来るそうです。
先に、首相官邸の屋上に墜落しているドローンが見つかりましたが、これらが飛行してきたときに、この装置を使って見つける事が出来るのでしょう。
OKI のニュースリーリースには下記のように記載されています。
ドローンが飛行音を隠匿することができない点に着目し、従来から培ってきた空中音響技術をベースに、ドローンの飛行音を複数のマイクロフォンで収集して音源位置分析を行い、飛来方位・仰角、および距離の通知が可能な「ドローン探知システム」を開発しました。
本システムは、音響センサー部と操作表示部で構成されます。
なお、探知範囲は音響センサーの設置数と配置場所により広げることができます。また、ネットワークを使った遠隔監視も可能で、お客様のご希望に応じて柔軟にシステム設計いたします。
「ドローン探知システム」は、空中音響技術を利用しているため、夜間においても飛来するドローンの早期発見を可能とします。
また、オプションでカメラを組み込むことにより、監視者は映像による確認も行えるほか、映像の録画も可能です。
これにより、侵入履歴の記録を残すなど、監視用途を広げた運用を行うことができます。
さらに、ご要望に応じてドローンの機種を識別することが可能です。
OKIは、「ドローン探知システム」で、施設管理者、警備会社向けにお客様からの多様なニーズに柔軟に対応したシステムの提供を積極的に行っていきます。
との事であります。
潜水艦のソナーのように、その音でドローン(マルチコプター)の種類も判別できるらしいです。(すごい)
探知できる範囲は、半径 150m 、水平 360° 上下 360°、方位精度は±10°とまずまずの精度のように思えますが、150m の範囲だと、検知したときにはもう手遅れなんて事にはならないのかな?
システムの導入費用は 300万円~ (最小構成:音響センサー部1式、操作表示部1式、工事費別途)
音を使うと言う事なので、やはり広範囲での検知とはいかないようですね。
OKI のニュースリリースはこちらでご覧になれます。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。