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この記事は 2015年06月25日 に以下のカテゴリに投稿されました Software.

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Adobe Flash Player に脆弱性がまた見つかり、すぐにアップデートした方が良さそうな件

もうしょっちゅうですね。

Adobe Flash - 脆弱性(即アップデート)

Adobe Flash – 脆弱性(即アップデート)

Adobe Flash Player に緊急対応が必要と思われる脆弱性が見つかり、Adobe からアップデートが提供され、悪用される可能性が大きいため、適用を強く勧めています。

6月10日にもアップデートが行われ、今回(6月23日)のアップデートと、2回続けての出来事です。

Google Chrome と IE の場合は、自動的にアップデートが適用される(普通の場合)ので、最新版となっていれば安心ですが、その他の場合には、手動でアップデートを適用する必要があります。

Firefox の場合は(あまり使っていないけど) firefox からこちらのページにアクセスすると、インストールされているプラグインのバージョンと古いバージョンのプラグインがインストールされている場合は、新しいバージョンがある事を知らせてくれて、このページからプラグインのアップデートを行う事も可能です。

今回のアップデートを適用した後のバージョンは、

プラットフォームブラウザーFlash Playerのバージョン
WindowsInternet Explorer – ActiveX18.0.0.194
Internet Explorer (Windows 8.x) – ActiveX18.0.0.194
Firefox, Mozilla – NPAPI18.0.0.194
Chrome (embedded), Opera, Chromium-based browsers – PPAPI18.0.0.194
Macintosh
OS X
Firefox, Safari – NPAPI18.0.0.194
Chrome (embedded) – PPAPI18.0.0.194
Opera, Chromium-based browsers – PPAPI18.0.0.194
LinuxMozilla, Firefox – NPAPI (Extended Support Release)11.2.202.468
Chrome (embedded), Chromium-based browsers – PPAPI18.0.0.194
SolarisFlash Player 11.2.202.223は、Solarisに対応するFlash Playerの最新バージョンです。11.2.202.223

 

このようになっています。

各種ブラウザに組み込まれた Flash のバージョンを調べるには、こちらのサイトが便利で、アクセスするだけで、自動的にインストールされている Flash のバージョンを表示してくれます。

セキュリティ専門企業の FireEye によると、この脆弱性を利用するフィッシング詐欺メールが数多く送信されているとしていて、シンガポールのチームが今月それを確認したとしています。

送られたメールのリンクをクリックすると、 Web サーバにリダイレクトされ、JavaScript のプロファイルスクリプトが実行され、標的としての全ての情報を得た上で、不正な Flash Player ファイル等をダウンロードさせて、バックドアを呼び込むという方法を使い、PC に侵入し遠隔操作を行うとの事です。

FireEye 社は、この方法を実行する手段を実行する集団を「APT3」と命名し、今までに IE やFirefox、Flash Player の未解決の脆弱性を突いて、高度なゼロデイ攻撃を繰り返していると指摘しています。

「ゼロデイ攻撃」とは、修正手段が提供されていない脆弱性を狙った攻撃です。
無防備のまま攻撃されてしまうので、マルウェアに感染したり、ネットワーク内部へ侵入されてしまうなど、甚大な被害を招くおそれもあります。
最初に「脆弱性」を簡単に復習しておきましょう。 脆弱性とは、OSやアプリケーションの設計ミス、プログラムミス(バグ)などが原因の「欠陥」です。

早めのアップデートの適用が必要ですね。


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