センチュリーの新製品ですが、SSD ドライブをシステムドライブのキャッシュとして使ってしまおうという PCIe インタフェースの拡張ボードです。
ボードのみで、SSD ドライブは含まれていません。
これは、キャッシュとして使用する、およその容量が、搭載されているメモリに依存するためと思われます。
およそではありますが、搭載されているメモリの2~4倍の容量の SSD ドライブを別途用意して使います。
16 GB のメモリを搭載していれば、その4倍だと 64 GB ですから、SSD はおよそ 5,000 円程度で、やすければ購入出来るかなぁと思います。
このボードは、センチュリーの OS活してSSD de 高速化 [CIF-HBC25MS]という製品で、市場価格は、6,500円程ですから、併せて1万円強の出費で、デスクトップ PC が速くなるかも知れませんって事になりますね。
使用可能な SSD は、2.5インチが厚さ 5~9.5mm で 5V 動作のもの、mSATAタイプが標準サイズ(50.95×30mm)で 3.3V 動作のもので、2.5インチ SSD を使う場合には、底面にネジ穴があるものを選ぶ必要があります。
公開されている実測値では、Windows 7 Ultimate 64bit の起動時間が 140 秒かかっていたところが、この装置を入れるだけで、40 秒で起動するようになったと書かれています。
確かに起動時には、ディスクをカリカリと何度も読み込んでいる様子がうかがえるので、こんなに速くなるのでしょうね。
製品は、このボードと、専用の HybriDisk というアプリケーションがセットとなっています。
OS の再インストールも発生しないし、ボードに SSD をセットして、アプリケーションをインストールするだけで、おそらく体感速度が格段に上がると思われるので、比較的簡単で確実な速度アップの方法であると思います。
なお、キャッシュは、読み込み時のみに適用され、書き込み時には機能しないので、このあたりは注意が必要です。
Intel の SSD だとユーティリティで同じような動作をする物も、ありますね。
こちらは書き込みにも有効だったように記憶しています。
SSD も大分値がこなれてきているので、こんな使い方も良いのではないかと思います。
製品のページはこちらにあります。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。