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この記事は 2015年09月15日 に以下のカテゴリに投稿されました Others (その他).

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新しい Apple TV って何が出来るのかな?って調べてみた件

iPhone 6s / 6s plus と一緒に発表がされた、新しい Apple TV ですけれど、今までの Apple TV とくらべて、何が変わって、出来るようになったのかを調べてみました。

実は、テレビはケーブルテレビを使っていて、そのセットトップボックスにも、様々な機能が備わってはいるのですが、正直言って使いものにならないのです。

録画予約などは、ごく普通のものと変わりませんが、不満点としては、セットトップボックスだから出来る機能というのがあるのですが、正直言ってそれが全く使う気になれないほどの酷さ!ってのが今のセットトップボックスでは普通の感じです。

ケーブルテレビ会社から提供されるセットトップボックスは、今まで数回取り替えているものの、操作性や表示スピードなど、少しずつ良くなっているとは思うのですが、進化が遅いと感じています。

使っていても全然楽しくない。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回発表された Apple TV は今までのものと比べ、何が変わり、出来るようになったのでしょうか?

Apple TV

Apple TV

まずはスペックの違いから。

新しい Apple TVApple TV
プロセッサApple デュアルコア A8 チップApple シングルコア A5 チップ
メモリ2GB512MB
ストレージ容量32GB / 64GB8GB
ネットワーク接続
  • 10/100BASE-T Ethernet
  • 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi
  • Bluetooth 4.0
  • 10/100BASE-T Ethernet
  • 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi
  • Bluetooth 4.0
ポート
  • HDMI 1.42
  • 10/100BASE-T Ethernet
  • IRレシーバ
  • USB-C(サービス専用)
  • HDMI2
  • 光オーディオ
  • 10/100BASE-T Ethernet
  • IRレシーバ
  • マイクロUSB(サービス専用)
オーディオ出力Dolby Digital 7.1Dolby Digital 5.1
ビデオ出力1080p1080p

 

こんな違いがありますが、まずはプロセッサの大幅な進化で、A8 デュアルコアチップを搭載し、RAMは 4倍増の 2GB、 ストレージ容量は 32GB / 64GB の2種類が用意されます。

今までの Apple TV が発表された時に、感じていたことですが、2年前のことですが、この時ですら、プロセッサの非力さと搭載されているメモリとストレージ容量の少なさに愕然としたのでした。

この辺りは完全に払拭され、おそらくは、どのようなアプリケーションでも動く環境となったというのが、新しい Apple TV のスペックを見た時に感じた印象です。

それに伴い、出来ることも、追加されています。

  • Siri
  • App Store
  • 他社製コントローラの使用

iPhone にも搭載されている Siri ですが、セットトップボックスを使っているとどうしても、文字入力が苦手です。と言うか入力する気ならないほどひどいのですが、もしもこれが話しかけることにより、操作できるとなれば、これは使いやすいでしょう。
未来の映画でよくあるような、話せば機器が動き出すようなことも、テレビに限っては(今のところ)、すぐにそうできる環境が整いました。

新しい Apple TV は、専用 OS の tvOS で動くのですが、開発環境は Xcode 7.1(現在は beta)で行い、Metal API が使われるので、アプリ開発にそれほど大きな障壁があるとは思えないので、デベロッパーから次々にアプリが出てきそうなところも楽しみなところですね。

また、App Store が利用できるというのも非常に柔軟性に富んだ、装置ということが出来るでしょう。

まず頭に浮かぶのは、ゲームと思うのですが、ゲームはもちろんのこと、地図や天気、様々な用途に的を絞ったアプリなどが、沢山ありますから、今まで iPhone で使っていたアプリと同様なものも動かせる可能性を持っています。
開発者の意向次第ではありますが、先のとおり手間を掛けずに動作するプラットホームを増やすことが出来るのであれば、普通のデベロッパはアプリを移植すると思います。

そのためにと言うか、これは主としてゲームということになるのでしょうけれど、Bluetooth に対応した他社製コントローラの利用が可能になっています。

加えて、リモコンが新しくなっています。

Apple TV - リモコン

Apple TV – リモコン

黒いほうが、新しい Apple TV のリモコンですが、Siri Remote と名付けられ、以下の機能を可能としています。

  • ガラス製タッチサーフェス
  • Siri 用デュアルマイクロフォン
  • 加速度センサーとジャイロスコープ
  • Apple TV との通信用の Bluetooth 4.0
  • IR トランスミッタ
  • 充電用 Lightning コネクタ

ガラス製のタッチフェースも装備され、テレビの大きな画面を見ながら、いつものスマートフォンと同じように操作ができそうな感じがします。

本体の大きさでは、新しい Apple TV の方の厚さが12ミリほど厚くなっています。

新旧併売を続けるとのことですが、新しい Apple TV の方が断然良いと思うし、これは少し期待してしまいます。

お値段はまだ日本では発表されていませんが、米国では 32GBモデル / 149ドル、64GBモデル / 199ドルとなっています。

おそらくは、32GB / 18,000円程、64GB / 24,000円程となるように思います。

今までの Apple TV は 8,200円ですので、少し高くなるということにはなりますね。


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