一段落というか、最近はあまり話題にも上がることが少なくなってきている、放射線測定器が販売されました。
こちらの品物、サンコーレアモノショップというところで、販売が開始されていますが、おもしろいいのが、スマートフォンのイヤフォンジャックに測定装置を差し込んで使用するという所なのです。
スマートフォンへのデータの入力方法としては、FSK という方法を使えば、スマートフォンのイヤフォンジャックから測定データの入力を行うことが出来ますが、それをうまく利用しています。
ただ、実験した範囲では、エラーも多発するし、転送速度もあまり早くはありません。
この辺りは、動画を見るとそこそこのスピードでデータを転送しているように見えるし、独自の良い方法を実装しているのかもしれませんね。
販売しているユニットは、非常に小さく電源もスマートフォン側から供給されるとされていて、コンパクトな出来だと思います。
さて、このコンアクトな測定部ですが、どんな方法を使っているのか?
放射線の種類にもよるのだけれど、一般的に測定を行う方法としては、ガイガーカウンターは、ガイガー・ミュラー管(GM管)という真空管のような物を使う古来(といっては言いすぎかも)と、シンチレーションという結晶体を通して、フォトダイオード(トランジスタ)などで放射線を検出する方法の2種類があり、おそらくは、シンチレーションという結晶体を使った機器かなと想像できます。
シンチレーションと呼ばれる結晶体は、放射線を受けるとそれを色として発するので、その色を測定する方法です。
ただしこの場合、放射線中のベータ線だけの測定が可能となります。
比較的感度も高く、この製品はおそらくはこの方法を使用したものではないかと思われます。
お値段は、4,980円で、こちらのページで購入ができますが、現時点では在庫切れという状況です。
この製品を使用するには、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールする必要がありますが、iPhone / Android の各機種に対応していて、もちろん無料でダウンロードし、使用することが可能です。
だだし、表示部もついたポケットガイガーカウンターの値段も今は安く買えるので、そういった機器のほうがよいかもしれませんね。
測定の範囲は 0.1~200 uSv/h となっていて、微小な計測ができそうにないのが気になります。
動画もありました。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。