ハイエンドとぶつけてもなかなか難しいし、ではローエンドではというと、ASUS(台湾) / LG 電子(韓国) / Huawei(中国)などの各社が頑張っていて、シャープや富士通といった国産勢は、なかなか日本の市場ではシェアを伸ばすことが出来ない、この現状ですが、10月20日にシャープが発表した、AQUOS SH-M02 は、もしかしたら、日本で普通に使うには、最適なスマートフォンかも知れません。
特に高機能とかそういったことはないのですが、この辺りはユーザーの声を反映したのか、日本人が必要と感じていると言われる機能のほとんどをカバーしているのです。
AQUOS SH-M02 機能概要
まぁ地味といえば地味ですが、こんな機能を装備しています。
海外製の多くのスマートフォンは、防水機能が実現されている製品は少ないし、おサイフケータイは搭載されていることはないし、面白いのはストラップホールはやっぱり必要!って判断している所でしょうか?
ないのはワンセグぐらいかなと思いますが、最近は動画配信サイトなども充実してきているので、そちらで我慢しましょうか。
仕様は以下のとおりです。
サイズ 〈高さ×幅×厚さ〉 | 約134×71×9.9mm |
---|---|
質量 | 約145g |
OS | Android™ 5.0 |
CPU | MSM8926 1.2GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリ | ROM 16GB / RAM 2GB |
外部メモリ | 最大32GB(microSDHCカード) |
バッテリー容量 | 2,450mAh |
ディスプレイ | 約5.0インチ(720×1,280ドット HD) 約1,678万色 |
アウトカメラ | 有効画素数 約1,310万画素 CMOS 裏面照射型 |
インカメラ | 有効画素数 約210万画素 CMOS 裏面照射型 |
対応バンド | LTE : Band1(2.0GHz)、Band3(1.7GHz)、Band19(800MHz)、Band21(1.5GHz) 3G : Band1(2.0GHz)、Band6(800MHz)、 Band19(800MHz) |
VoLTE対応 | ○ |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n (802.11nは2.4GHzのみ対応) |
Bluetooth | 4.0(BLE) |
赤外線通信 | ○ |
防水/防塵 | IPX5/7/ – |
5インチのディスプレイ搭載ですから、片手でも操作できそうです。
搭載されている CPU やメモリから判断すると、ミドルレンジくらいのスマートフォンですね。
ちょっと厚さが厚い感じがするので、デザインの画像を見ると、やっぱり少し厚いかな?
販売価格は3万円台後半とのことです。実売価格はわかりませんが、海外勢の製品と比べると価格的には少し高いようにも感じますが、その分日本向けの機能を実現したと考えるべきでしょう。
おそらくは、便利であることは間違いないと思うのですが、将来的に見るとどうか?
搭載される OS は Android 5.0 とのことですので、最新版では既にないわけですし、このあたりの対応も考えてもらわないとね。
やっぱりこういった対応(実績)は、Nexus や Xperia の方が数段上と思います。
まぁただ、2年使えればいいんだから・・という考え方も有るわけで、どうするかなぁですね。
Android の脆弱性については、新しい OS にしか適用されない場合が多いのでね。これは注意が必要かもしれませんね。
今回のシャープの製品の発表に続き、富士通からも11月に arrows M02 を販売開始する予定で、このような機能を実現したスマートフォンが出てくる模様です。
ソニーモバイルは、既に Xperia J1 Compact を出していますけど。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。