いくつか問題として上がってきていて、耳にも入ってきてはいたのですが、Google の Nexus 5X で標準のカメラアプリを使っているのなら問題に遭遇することは無いのですが、サードパーティ製のカメラアプリ(シャッター音を消すことが出来るものとか)を使うと、画像が上下反転してしまうという問題が有るのです。
まぁ、これはこれでいいんじゃないのなんて言ってられないでしょうと思いますが、この現象について、原因や対処方法などを Google のエンジニアが解説しているのです。
原因はイメージセンサーにあり、おそらくは配置上こうするしか方法がなかったのだと思うのですが、他のスマートフォンとは異なり、イメージセンサーの配置が逆になっているためとの事なのです。
多くの部品を決められた筐体内に収めるための、致し方ない処置だったのでしょうねぇ。
このような状態であるので、ソフトウエア側でこれらを吸収する Camera2 API という、新しいカメラ操作のための API を公開しているのですが、以前の Camara API を使っているアプリケーションだと、この問題が発生するとのことです。
従って、Nexus 5X で動作することを考えているカメラアプリは、全てこの新しい Camera2 API を使ったものへの書き換えが必要となり、アプリの利用者側から見れば、この API を使ったアップデートが提供されるまで、改善されることは無いと思います。
実はこれと同じような問題が、2014年に販売開始された Nexus 5 でも発生していて、この時の問題は、フロントカメラの配置の問題だったので、それほど大きく報道等はされず、問題も広範囲に及ぶということはありませんでした。
元記事はこちら(英語)にありますが、興味があれば御覧ください。
ちなみに製造元の LG も問題は把握していて、問題を解決するために該当のアプリの開発者に改善方法を示したサンプルコード等の配布を行っているとのことです。
あらまぁな現象ですが、過去にも遭遇した問題をまた繰り返すというのは、勘弁して欲しいですね。
繰り返しになりますが、標準のカメラアプリは Camera2 API を使っているので、問題は発生しません。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。