単純なんだけど、今の時点ではなかなかな使いみちがあるだろうなと思われる機器が、クラウドファウンディングの INDIEGOGO に登場しています。
何が単純化というと、既存の機器に取り付けて、スイッチを押したり戻したりするだけの機能しかないのです。
でも、既存の機器を IoT 化するのであれば、この方法は有効だと思います。
この機器、名称は Microbot Push というのですが、こんな感じです。
電気機器には、照明でも何でもそうですが、必ずスイッチがありますから、Microbot Push でそのスイッチを操作するということですね。
説明には、人間が指で操作するタイプのスイッチであれば、大抵の場合 Microbot Push で操作が可能であるとされています。
スマートフォンで操作し IoT 化することも出来ますし、
マニュアルで操作することも出来ます。
Microbot Push は単独で使うだけでなく、Prota Box という名称のハブを介すと複数のMicrobot Push を集中管理できるとのことです。
Microbot Push は Prota Box と Bluetooth で通信し、Prota Box は無線 LAN(Wi-Fi)で家庭内ネットワークに接続して、インターネット経由の操作を可能とすのでネットワークの設定次第ではありますが、外出先からこれらをコントロールすることも可能になります。
単純な押しボタン式デバイスでもアイデア次第で様々なことが実現できると思うのです。
使う側のアイデアのほうが問題になっちゃうかも?
でもとてもおもしろいと思う機器ですね。
ちなみに既に INDIEGOGO の目標金額は達成していて、現在 152% (11月28日)の達成率です。
出資は $39 から出来るようですが、色々なプランが用意されているので、こちらのリンクから、詳細をご確認ください。
動画もありました。
とても使いやすそうな IoT 機器ですが、出るって思ってただけじゃダメなんだな。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。