IT 業界をけん引してきた大先輩が今朝フィードしてくれた、Businessinsider の記事を皆さんに紹介します。
この話は、San Bernardinoでの IS の銃殺事件の犯人の iPhone の内容を「解読」する件に関する事で、Apple と FBI が対立していることについて、アメリカの一般市民はどのように思っているかを記事にしたものです。
このグラフを見れば一目瞭然ですが、グリーンで表されている「解読」に賛成が反対よりも上回っていますね。
iPhone ユーザ / その他のスマートフォンを使っている / スマートフォン使ってない / 合計と 4本の棒グラフであらわされていますが、半数とまでは行かないところもあるけれど、全てが「賛成」となり「反対」をうわまわっています。
ご承知のとおり、米国では、鉄砲も簡単に手に入るし、いつものようにいろいろなところで乱射事件が発生したり、おそらくは起こる犯罪も日本よりも凶悪なものなのだと思います。
日本でも時々そんな事件が起こりますが、今日の朝のニュースはうちのすぐそばでも騒いでいたけれども、爆弾設置のホラ事件と超有名野球選手の薬物使用事件のお話をまだやってる。
どちらも、まぁ重要なことではあるのだけれど、他国のように壊滅的なテロによる爆破事件とか銃の乱射事件などは発生していません。
そんな背景もあって、日本では個人的なプライバシーとかに話が及び、おそらくは FBI の提案に反対の方が多いのかなぁと思っています。
まぁ、よく考えればわかると思いますけれども、こんな事、あからさまにやる、というかなっちゃったから、おかしな話になるわけで、やる気になればある程度はできてしまうことだとおもうのです。
バックドア作れなんて、普通は言わない。
でも、作られてはいるかもしれないし、これは意図して作ったものではなくて出来ちゃったものかもしれない。
これを見つけてついてくるわけですねぇ。
そういうことをする輩は。
それを法律的にできるようにするのかしないのかという議論は多少はあろうかとは思いますが・・
スマートフォンに限らず PC だってなんだって、便利な道具が犯罪にも使われる。
これは悲しいことであるとは思うのだけれど、実際にはよく行われることです。
これらをなくすために、根絶するために「解読」必要なのだから、これは仕方がないとの判断なのでしょう。
なんだかフッと思ってしまったけれども、安全に使ってほしいとは思うけど、スマートフォン使っている以上、みんな現状ではある程度の危険は感じていると思うのだけれど、加えてそれに対する覚悟もしておかないとね。
スマートフォンの中に秘密なんてないと思ったほうが良い。
暴露の方法っていうのも、今はたくさんあるし簡単に大規模にできるから問題なのだと思うけど、これって結局はモラルってものに、人それぞれの差があるからなのかな?
なんとなく日本で報道されている内容と、実際に米国で感じている人たちの意見が、違っているのかなぁと思うので、皆さんにもお知らせしてみることにしました。
Businessinsider の元記事はこちらにあります。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。