3月1日から i-dio がサービスインして早速試してみたけど – つながらない機種があるみたい。Wi-Fi Direct の問題かなぁ・・で少し残念な件

i-dio という、少し前までテレビ放送で使っていた電波帯 VHF Low 周波数を使った新しいテレビ放送が3月1日にサービスインしました。

i-dio サービスインしたけれど・・・

専用のスマートフォンも販売されているのだけれども、こちらの記事で紹介しているように、Android や iPhone（予定）で放送を視聴することのできるチューナーの無料モニターを募集しています。

モニターの人数も追加され、今からでも申し込みは間に合うようですよ！（なのですが・・）

モニターの募集の応募は早々に済ませ、チューナーもすぐに届いて手元にあるので、早速試してみましたが、う・つ・ら・な・い・・・

今のところ Android 用の視聴アプリが Google Play からダウンロードできるのですが、もちろんデモ用のアプリではなくて視聴用のものにアップデートは行っています。

i-dio App をアップデート

これ、Android だと Wi-Fi Direct で接続するとのことなのですが、実は別の説明も読んでて変だなって思ってた。

Android のインプリメントにもよるのだろうけれども、一部の Android 端末では、Wi-Fi Direct を有効にすると、通常の Wi-Fi は使えなくなるものがあるみたい。

手元の端末 HUAWEI P8lite では、少なくともそのようで、設定から Wi-Fi Direct を有効とすると、ご丁寧に Wi-Fi はオフとなりますというメッセージが出ますねぇ。

まぁこれは、一部の端末では i-dio チューナ（モニターで入手したもの）と接続した際に同時に Wi-Fi を使った通信（ブラウザとかメールとか）は動作しないものがあると、i-dio のサイトの FAQ に書いてはあるから、よいのかもしれないけど。

でもね。

Wi-Fi Direct を有効にして、i-dio チューナとの接続をシステムの設定で行った後、i-dio の視聴アプリを起動しても Wi-Fi が無効になっていますとのメッセージが表示されてこの方法ではこれでおしまい。

では、システムの設定では Wi-Fi Direct による接続を行わず、普通に Wi-Fi を有効にして、i-dio の視聴アプリを起動すると、Wi-Fi ネットワーク上の i-dio チューナを探しに行くけれども、チューナが見つからないとメッセージが出てこれで終わり。

Device Not Found – i-dio App

多分こちらが正しい接続の方法なのだろうけれども、デバイス見つからないって言われちゃったら、これ以上先に進むことはできないし、デバイスを再検索する方法もアプリの再起動しかない模様なので、ギブアップっす！

これが試した1台目の HUAWEI P8lite Android は 5.0.1 での動作。

次はいつも使っているタブレット端末。

こっちは Android 4.4.4 で動作しているもの。

同じように最初はシステムの設定で Wi-Fi Direct で接続を試みたたが、こちらはこの方法では接続できない模様。認証エラーが出てしまうね。

次に普通に Wi-Fi をオンにしておいて、いつもの通りアクセスポイントに接続したまま i-dio アプリを起動してみる。

i-dio のチューナを探しに行って、デバイスも見つけることができる。

おっと思ってデバイスに接続に行くと・・

i-dio デバイスは見つかるので接続に行くが・・

画面はずっと接続中のままとなって、この先に進めないのです。

おまけにず～～～っと待っていると、チューナー側が自動で電源が切れちゃう始末。

観たいし、前評判では CD 並みに音が良いといわれているだけに、楽しみにしていたのにねぇ。

バッチリってレポートを待ってた方には、申し訳ないのですけれど、これは何が問題なのか、調べてみないとまずいです。

う～ん。なんだろ。

ネットで調べると、観ることはできるという話がほとんどで、観ることができないよってのは、見つからないんだよね。

FAQ にも書かれていないし、どうしたことか？

iPhone 版の i-dio アプリはまだ出ていないし、残るは古～～い Nexus しかないけどやってみますかねぇ。

と思い早速やってみましたけど、Android 4.2.2 で動いてる。

何にもしないで i-dio アプリを起動しただけ。

デバイスを発見して、接続に行き・・

できるじゃん。接続できた。

i-dio – Nexus で受信できた

コンテンツを取得して・・時間かかるコレ。

i-dio – コンテンツの受信（時間かかる）

i-dio – 初めて受信できた！（でも古い Nexus)

i-dio – 番組表

ということで、リファレンス機と使っている Nexus では i-dio の放送が受信できました。

まぁさすがにリファレンス機として使っている Nexus 君ですねぇ。

ってこれじゃ使う気になれないんですけど。

これでは期待していた音質とかも体感できないし、時々音声は途切れているし、電波の状態も影響しているのかもしれないけど、チューナ無償で提供してもらって悪いけど、もう1歩も2歩も3歩も4歩もアプリの改善が必要なのかなぁって思います。

ぼちぼち他のこともやりながら、ここまで来るのに相当時間もかかったし、そもそもテレビ（次世代）なんだったら、もっと簡単に使えるようにする必要があるんじゃないかと思った次第です。（難しくはないけどさぁスムーズに進めることができればね）

さて、これを何に使うか・・

ホントは車に載せて、昔のテレビのダイバーシティアンテナがついてるから接続してスマホまたはタブレットで走りながらどうなのか試してみようと思っていたんだけど。

せっかく手元にあるので、問題を解決して何かに使いたいとは思っているのだけどね。

minorus

電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな（役にあんまり立たない）ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。