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格安SIMサービスの利用率は11.5%、契約プランは、音声プランとデータプランがほぼ半々 – OCN モバイル ONE が少しシェアを落とした模様

MMD 研究所が定期的に公開している MVNO SIM の利用形態と MVNO のシェア等の最新調査結果が公開されているので、お知らせします。

前回の調査は、こちらの記事の9月半ばに公開されたデータです。

比較すると推移がわかりますけれども、トップシェアだった OCN モバイル ONE のシェアが若干下がっています。

長いこと既存のプランのままで、価格的な動きのないこと、他社のサービスレベルの向上、MVNO SIM を扱う新しい会社の台頭などが原因なのかなと思います。

MVNO SIM の利用方法は、音声プランとデータプランの利用率がほぼ半々と、さすがに利用方法を良くしてっている人が使っているのかと思われる傾向が出ています。
もう少し音声プランの利用者が多いのかとも思っていましたが、データ専用で使っている方がたくさんいらっしゃるのですね。

格安SIMサービスの利用率は11.5%、
契約プランは、音声プランが46.7%、データプランが53.3%
MMD 研究所

MMD研究所では、15歳~69歳の男女35,061人を対象に「2016年3月格安SIMサービスの利用動向調査」を実施致しました。

【 調査結果サマリー(※一部抜粋)】

  • 格安SIMサービスの利用率は11.5%
  • 格安SIMサービス利用のデバイスは、Androidスマートフォンが最も高く52.7%
  • 契約プラン別の格安SIMサービス利用は、音声プランが「楽天モバイル」データプランが「OCNモバイルONE」でそれぞれ最多
  • 格安SIMサービスの契約プランは、音声プランが46.7%、データプランが53.3%
  • メインで利用している格安SIMサービス「OCNモバイルONE、楽天モバイル、IIJmio」が上位
  • 調査期間:2016年3月2日~3月5日
  • 有効回答:35,061人

 

  • 格安SIMサービスの利用率は11.5%
    15歳~69歳の男女(N=35,061)を対象に、格安SIMサービスの利用について聞いたところ、利用していると回答した人は11.5%だった。
格安 SIM サービスの利用率

格安 SIM サービスの利用率

  • メインで利用している格安SIMサービス「OCNモバイルONE、楽天モバイル、IIJmio」が上位
    格安SIMを利用していると回答した人(N=4,018)を対象に、メインで利用している格安SIMサービスを聞いたところ、利用率が最も高かったのはOCNモバイルONEで16.4%、次いで楽天モバイルが15.9%、IIJmioが11.3%で続いた。
メインで利用している格安SIMサービス

メインで利用している格安SIMサービス

  • 格安SIMサービスの契約プランは、音声プランが46.7%、データプランが53.3%
    格安SIMサービス利用者(N=4,018)を対象にメインで利用している格安SIMサービスの契約プランを聞いたところ、音声通話プランを利用しているとの回答が46.7%、データ通信プランを利用しているとの回答は53.3%だった。
格安SIMサービスの契約プラン

格安SIMサービスの契約プラン

  • 契約プラン別の格安SIMサービス利用は、音声プランが「楽天モバイル」データプランが「OCNモバイルONE」でそれぞれ最多
    契約プラン別に利用している格安SIMサービスを見てみると、音声通話プラン契約者(N=1,875)が利用している格安SIMサービスは、楽天モバイルが最も高く21.9%、次いでOCNモバイルONEが11.3%、IIJmioが10.2%となった。一方、データ通信プラン契約者(N=2,143)が利用している格安SIMサービスは、OCNモバイルONEが最も高く20.9%、IIJmioが12.2%、楽天モバイルが10.6%で続いた。
音声通話プランで使用している格安 SIM サービス

音声通話プランで使用している格安 SIM サービス

データ通信プランで使用している格安 SIM サービス

データ通信プランで使用している格安 SIM サービス

  • 格安SIMサービス利用のデバイスは、Androidスマートフォンが最も高く52.7%
    格安SIMサービスを利用している人(N=4,018)を対象に、メインで利用している格安SIMを挿しているデバイスを聞いたところ、Androidスマートフォンが52.7%で最も高く、次いでiPhoneが23.2%、タブレットが13.4%、モバイルルーターが9.4%だった。75.9%が格安SIMを挿しているデバイスはスマートフォンと回答している。
    格安SIMを挿しているデバイス別に利用している格安SIMサービスを見てみると、Androidスマートフォン利用者(N=2,118)、iPhone利用者(N=931)は楽天モバイルの利用が最も高く、タブレット利用者(N=540)、モバイルルーター利用者(N=377)は、OCNモバイルONEの利用が最も高かった。
格安SIMサービス利用のデバイス

格安SIMサービス利用のデバイス

格安SIMサービス利用のデバイス別格安 SIM サービス

格安SIMサービス利用のデバイス別格安 SIM サービス

※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
※全設問のデータ、回答者の属性は会員登録後にダウンロードが可能です。

■ ダウンロード資料(無料)に掲載している集計データ
・ 格安SIMサービス名の認知
・ 利用している格安SIMサービス
・ 利用している格安SIMサービス(利用者のみ)
・ メインで利用している格安SIMサービス
・ 格安SIMサービスの契約プラン
・ 契約プラン別 メインで利用している格安SIMサービス
・ 格安SIMサービスの利用デバイス
・ デバイス別 メインで利用している格安SIMサービス

「2016年3月格安SIMサービスの利用動向調査」
・ 調査期間:2016年3月2日~3月5日
・ 有効回答:35,061人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:15歳~69歳の男女
・ 設問数:5問
・ 販売価格:99,800円(税抜)※CSV全ロウデータになります。
・ 申込方法:https://mmdlabo.jp/contact/
にてご連絡ください。

※ 今回調査した全設問項目
・ あなたが知っている格安SIMサービスを全て教えてください。
・ あなたが現在利用している格安SIMサービスを全て教えてください。
・ あなたがメインで利用している格安SIMサービスを一つ教えてください。
・ あなたが現在メインで利用している格安SIMのプランを教えてください。
・ あなたが現在メインで利用している格安SIMを挿しているデバイスを教えてください。

利用率も 10% を超える数値が出ています。

MVNO になったイオンモバイル、FREETEL などの今度の台頭が予想されると思うのですが、次回はどのようなシェアになるのかな?

ほとんどのデバイスが、Android 端末だと思っていたのですが、iPhone な方も多いようで少し驚きました。(端末高いのにね 最近の Android は大して変わらないけど)


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