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この記事は 2016年04月26日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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2016年4月格安SIMサービス通信速度調査 – MMD 研究所のレポート、都市別 / 時間別での調査結果

全国主要5都市である東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の主要駅での時間ごとの速度を、主要な MVNO SIM 各社で通信速度を計測した結果が、MMD 研究所から公開されていますので紹介します。

軒並み大手の通信速度が上がっていないようにも見えるデータなのだけれど、少し驚くと思います。

というか、すいているところと込んでいるところの差が極端なのではないのかなぁとも思う。

2016年4月格安SIMサービス通信速度調査
MMD 研究所
2016年4月21日

MMD研究所は、「2016年4月格安SIMサービス通信速度調査」を実施致しました。 調査は、2016年3月18日当研究所から発表した「格安SIMサービスの利用動向調査※1」より格安SIMサービスシェア上位10サービス※2にて通信速度調査を実施しています。

【調査対象格安SIMサービス】
1. OCN モバイル ONE
2. 楽天モバイル
3. IIJ mio
4. BIGLOBE SIM
5. mineo(docomo、au)
6. DMM mobile
7. Nifmo
8. FREETEL SIM
9. UQ mobile
10. U-mobile
【調査1】全国主要5都市通信速度調査
2016年3月28日~4月1日の平日5日間で、全国主要5都市である東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の主要駅にて、各駅3箇所ずつ12時~13時、15時~16時の2つの時間帯において、各駅3箇所各サービス3回計測しています。
【調査2】朝、昼、夕 通信速度調査※3
2016年4月11日~15日の平日5日間に東京・恵比寿の当研究所事務所内にて、9時~10時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯において、各サービス3回計測しています。

尚、今回の調査は「Ookla Speedtest.net」を利用して計測しております。調査結果については以下の通りです。

※1:2016年3月18日「格安SIMサービスの利用動向調査」
※2:mineoはdocomo、auのマルチキャリア提供のため2つ調査
※3:調査2は、各サービスの通信速度の最高速度を調査したものではなく、時間帯における各サービスの通信速度の差を調査したものです。
※本調査結果は、当該調査時の条件下でのデータ及び所感をまとめた通信速度の参考データであり、電波の状態、回線の混雑状況、利用される場所などにより異なります。各サービスの通信速度を保証するものではございません。

【調査1】全国主要5都市通信速度調査

【調査1】全国主要5都市通信速度調査

【調査1】全国主要5都市通信速度調査

【調査1】全国主要5都市通信速度調査

全国主要5都市の調査結果について5都市のダウンロード速度を箱ひげ図でみていくと、中央値が高かったのは、FREETEL SIMで13.9Mbps、次いでUQmobileが8.2Mbps、楽天モバイル7.4Mbpsが上位となった。箱の高さ(75%値)に着目すると、UQmobileが20.5Mbpsで最も高く、mineo(au)が16.8Mbps、FREETEL SIMが16.6Mbps、IIJ mioが14.3Mbpsで続いた。中央値、箱の高さが高い5社の中で、速度の安定性の目安となる箱の長さ(箱の長さが短いほど速度の振れ幅が少ない)を見てみると、FREETEL SIM、楽天モバイルの2社が、箱が短くなっており、相対的に速度が安定していた結果といえる。
尚、従来の計測方法である平均値の速度結果について、ダウンロード速度はUQmobileが15.8Mbpsで最も速く、次いでFREETEL SIMが12.5Mbps、mineo(au)が10.6Mbpsで続いた。

【調査2】朝、昼、夕通信速度調査

【調査2】朝、昼、夕通信速度調査

【調査2】朝、昼、夕通信速度調査

【調査2】朝、昼、夕通信速度調査

【調査2】朝、昼、夕通信速度調査

東京・恵比寿の当研究所事務所内にて、9時~10時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯で調査結果について、対象格安SIM全体の平均ダウンロード速度について、朝、昼、夕でそれぞれ見ていくと、朝の時間帯については、全体の平均ダウンロード速度は16.4Mbpsだった。トラフィックが集中するといわれている12時~13時の時間帯は顕著に速度が低下し、調査対象格安SIM全体の平均ダウンロード速度は2.7Mbpsだった。お昼の時間帯においても、通信速度の低下の影響が少なったのはFREETEL SIM、楽天モバイルで平均ダウンロード速度はそれぞれ、11.8Mbps、8.5Mbpsだった。17時~18時の時間帯はお昼の時間帯よりは速度が回復し、全体の平均ダウンロード速度は13.7Mbpsだった。
全国主要5都市の調査結果同様に箱ひげ図で中央値、箱の長さを中心に見ていくと、高速通信が比較的安定しているのが、FREETEL SIM、楽天モバイル。バラつきはあるが、ダウンロード速度が速いのがUQmobile、NifMoといった結果が見える。

※本調査レポートの数値は四捨五入の丸め計算を行っております。
※都市別の調査結果詳細は、会員登録後にダウンロードが可能です。

■調査概要
【調査共通】
調査対象サービス :2016年3月18日発表「格安SIMサービスの利用動向調査※1」より上位10サービス
1.OCN モバイル ONE
2.楽天モバイル
3.IIJ mio
4.BIGLOBE SIM
5.mineo(docomo、au)
6.DMM mobile
7.Nifmo
8.FREETEL SIM
9.UQ mobile
10U-mobile
調査利用アプリ :Ookla Speedtest.net
調査端末    :docomo回線Zenfone5、au回線AQUOS SERIE SHL25、XperiaTM ZL2 SOL25

※1:2016年3月18日「格安SIMサービスの利用動向調査」

【調査1】
調査期間  :2016年3月28日~4月1日
調査時間帯 :1回目12時~13時、2回目15時~16時
調査場所
3/28東京(東京駅 丸の内中央口、八重洲中央口、銀の鈴広場)
3/29名古屋(名古屋駅 JR中央改札、金の時計広場、銀の時計広場)
3/30大阪(大阪駅 JR中央改札、中央南口、中央北口)
3/31福岡(博多駅 JR中央改札、博多口、筑紫口)
4/1札幌(札幌駅 JRタワー、南口、北口)
調査方法 :「Ookla Speedtest.net」にて各場所各サービス各時間帯で3回ずつ調査
1サービスあたり90回調査

【調査2】
調査期間 :2016年4月11日~4月15日
調査時間帯 :1回目9時~10時、2回目12時~13時、3回目17時~18時
調査場所 :東京・恵比寿(MMD研究所事務所内)
調査方法 :「Ookla Speedtest.net」にて毎日各サービス各時間帯で3回ずつ調査
1サービスあたり45回調査

上記のリサーチに関する詳細データ、レポートをご希望の方は、
下記担当者あてに電話、またはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

公開データ、グラフ等を広告および販促活動に利用する際は、内容によりますので、まずは下記宛てにお電話をいただくか、または掲載範囲、用途・目的などを記載してお問い合わせフォームよりご連絡ください。
お問い合わせフォーム:https://mmdlabo.jp/contact/
規約 https://mmdlabo.jp/rules/

MMD研究所:MMDLabo株式会社
電話:03-6427-6990 担当:妹尾
お問い合わせフォーム:https://mmdlabo.jp/contact/
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FREETEL がなかなか頑張っているように見えますね。

倍速キャンペーンを常に行っている効果なのかもしれません。

OCN モバイル ONE や BIGLOBE といったところも、この結果を見ると何らかの改善を行う必要があるように思います。

ただ、人口密集地での調査結果なので、あまりそういったところに出掛けない方は、常にかなりのスピードが出ると思うのですけど?


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