そんなに遅いのですかねぇ?
最近は、新興 MVNO の回線スピード向上への投資が目立ち、老舗といわれるようなところは、各種のベンチマークの結果を見ても、遅くなっているという傾向が目立ちます。
mineo が2周年(まだ2年だったの?)を記念して、先日新しいサービスの導入などについて、発表がありました。
今までにも、様々なユニークな施策をもって対応してきている mineo ですが、今回発表された事の中で、非常に目を引く(気を引く)「プレミアムプラン」について紹介しておきます。
プレミアムプランは、現時点ではトライアルを募集している段階で、9月ごろに本格始動しプランとして運用されるとのことですが、基本的にはネットワーク接続時のスピードを改善(?)するためのプランです。
現時点ではトライアル受付の期間ですので、あまり細かいことは発表されていませんが、プレミアムプランを申し込んだ顧客に対し、ある程度の帯域を確保したうえで提供されるプランです。
効果としては、いつでも一定のスピードは確保されるという点に尽きるのではありますが、おそらくはベストエフォートでの対応となると思われるので、その結果はどのようなものになるか、また、そういったデータもなかなかないと思われるし、継続的に状況を把握する必要があるために、トライアルでの受付となっていて、限定数をプレミアムプランの対象者としてその状況を把握するということがなされるものと思います。
プレミアムプランのトライアルは、mineo の場合、ドコモの回線を使った D プランと、au の回線を使った a プランがありますが、それぞれについて、第1次募集は100名との事で、合計200名の現在 mineo を利用している方が対象となります。
募集は第1次募集が6月1日~、第2二次募集が7月1日から予定されています。
mineo では、9月には正式サービスとして運用開始を行うとアナウンスしています。
おそらくは、このプランはその際に、価格等もはっきりしてくると思われますが、現時点では既存のプランとどれほどの価格の差があり、どの程度のスピードを確保するとするのかは、あきらかにはされていない状況です。
言い方を変えれば、快適な状況を保ちたいのなら、お金を払いなさいよともとれる mineo のプレミアムプランですが、その動向がどうなるか興味深い点であると思います。
特に、プレミアムプランとしなかった場合の速度はいったいどのように対処するのか?
わからない部分も多いのですが、今後明らかになっていくと思われますし、状況によっては顧客にそっぽを向かれるようなことにもなるかもしれないですねぇ。
MVNO SIM を使っていますけれども、おそらくは混雑してつながらないという状況は、一部の都市部の限られた時間帯で起こることだと思うのですが、そのような際には有効になるとかでしょうから、もしもこれが事実なら、そのような案内を行った方が良いのではないかな?っと思ったりします。
トライラル時から人数で歯止めをかけるようにするようですが、これではそれには入れた人は良いけれど、入りたいけど入れなかった人はどうする?って事にもなりかねません。
まぁ、一つの特色として mineo のサービスはこんなのあるんだよという程度でもよいのかもしれませんけれどもね。
今回トライアルへの参加を募集している mineo の「プレミアムコース」のページはこちらです。
mineo ユーザーならば、試してみてもよいかもしれませんね。
mineo の2周年を記念した発表のスライドこちらから参照できます。(PDF)
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。