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この記事は 2016年08月10日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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4枚の SIM を用途に合わせて使い分け – ポータブル SIM(PSIM)の技術を使った SIM CHANGER デルタ(Cerevo)がクラウドファンディング中です

4枚も SIM 持ってないけど、先々はこんなになるのかなぁ。

固定回線を置き換えるとか、仕事で使う SIM と切り替える必要があって・・

という場合には、有効かも。

様々な面白い製品を出している Cerevo が NTT ドコモが開発したポータブル SIM という技術を使った製品を Makuake でクラウドファンディング中です。

まだ残り51日(8月9日現在)ですが既に目標の金額は大幅に超え、600人ほどのサポーターがいらっしゃいます。

それだけ期待が高い製品なのですけれど、4つの SIM (回線)を切り替えて使えるだけでなく、いっぺんに4枚使えてすげー速いなんてことを期待してしまいますよね。

これは残念ながらダメで、あくまでも1回線しか使えません。

スマートフォン側にはブリッジカードと呼ばれるものを SIM の代わりに装着し、製品との接続は Bluetooth を使って行われます。

ポータブルSIM技術を活用した「SIM CHANGER ⊿」を開発
~ドコモの「ポータブルSIM」技術を含む「PSIM Suite」のライセンスをCerevoが採用~
株式会社Cerevo
株式会社NTTドコモ
2016年8月2日

※本リリースはNTTドコモと共同で発表するものです

株式会社Cerevo(以下、Cerevo(セレボ))と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドコモが開発した「ポータブルSIM」技術を含む「PSIM Suite(ピーシム スイート)」のライセンス契約を締結し、SIMを自由に切り替えて通信が可能なデバイス「SIM CHANGER ⊿(シム チェンジャー・デルタ)」をCerevoが開発いたしました。本日、2016年8月2日(火)よりCerevoが本デバイスを生産販売するためのクラウドファンディングを開始いたします。
「PSIM Suite」は、ドコモが2014年6月に世界で初めて開発した、端末側でSIMカードの抜き差しをすることなく電話番号の切り替えが可能な「ポータブルSIM」の技術に加え、端末側に「psim proxy※1」を挿入するだけで「ポータブルSIM」と接続することが可能となる技術を含むライセンスです。本ライセンスを活用した初めてのデバイスとして、コネクテッド・ハードウェアの企画、開発を手掛けるCerevoが「SIM CHANGER ⊿」を開発いたしました。
「SIM CHANGER ⊿」は、SIMカードを最大4枚装着することができ、スマートフォン上のアプリから最大4枚のSIM情報を自由に切り替えて利用することが可能となります。※2
例えば、各国の事業者ごとのSIMカードを本デバイスに装着しておくことで、海外への渡航の際に、各国の事業者のSIMカードにスマートフォン上のアプリから手軽に切り替えて利用したり、通話用のSIMカードとデータ通信用のSIMカードを本デバイスに装着することで、通常はいつも利用する電話番号やメールアドレスのSIMカードを使い、データ容量の多い通信を行なう際は、データ通信用のSIMカードに 切り替えて利用することが可能となります。
本製品は市場性の確認を目的として、本日より「Makuake※3」にてクラウドファンディングを開始し、2017年3月に本デバイスを発売予定です。
Cerevoは、今後も、従来の通信機器・家電製品の延長線上にはない、まったく新たなIoT機器を開発しつづけ、生活をより便利に豊かにしてまいります。
ドコモは、パートナーとともに新たな価値を協創する「+d」の取り組みにおいて、「PSIM Suite」のライセンス提供を通じてIoT機器などとの連携を身近なものとし、より便利なサービスや商品の普及を進めてまいります。
なお、本件の詳細は別紙のとおりです。
※「PSIM Suite」、「ポータブルSIM」、「psim proxy」は、株式会社NTTドコモの商標です。
※1 「psim proxy」とは、2015年11月にドコモが開発したBluetoothチップを搭載したSIMサイズのデバイスです。
※2 スマートフォンには、ドコモの「psim proxy」の技術を用いた「ブリッジカード」を挿入する必要があります。
※3 「Makuake」とは、自らのアイデアをネット上でプレゼンテーションすることで、そのアイデアへの賛同者を集められる、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングサイトです。(https://www.makuake.com/

「SIM CHANGER ⊿」について

1. 概要
「SIM CHANGER ⊿(シム チェンジャー・デルタ)」は、最大4枚のSIMカードを自由に切り替えられる通信端末です。各国の事業者別のSIMカードや通話用、データ通信用など異なる用途のSIMカードを本デバイスに装着しておくことで、スマートフォン本体から着脱する手間をかけることなく、専用アプリの操作のみでSIMカードの情報を切り替えることができます。
本体サイズは縦50.8mm×横80mm×高さ45.8mmで、鞄の中に入れておいても場所をとりません。また、3400mAhの大容量バッテリーを搭載し、1回の充電で約30日の連続利用が可能です。

2. 主なスペック
本体サイズ
縦50.8mm×横80mm×高さ45.8mm
質量(g)
約100g
対応SIMカード枚数
nano SIM×2、micro SIM×2
バッテリー容量
3400mAh
バッテリー駆動時間
約30日

<参考:デバイスイメージ>

参考:デバイスイメージ

参考:デバイスイメージ

<参考:アプリイメージ>

参考:アプリイメージ

参考:アプリイメージ

※アプリ画面イメージは変更になる場合がございます。
3. 発売開始日(予定)
2017年3月
4. 発売価格
10,800円 (本体+ブリッジカード1枚(Android用またはiOS用):限定200台)
5. クラウドファンディングについて
(1)開始日 : 2016年8月2日(火)
(2)アクセス方法 : https://www.makuake.com/project/simchanger/

別紙2

「PSIM Suite」について

1. 概要
「PSIM Suite(ピーシム スイート)」のライセンス契約を締結することで、「ポータブルSIM」の技術を活用して、既存デバイスに付加価値を付けることや新たなコンセプトのデバイスやソリューションの開発が可能です。

2. 「PSIM Suite」を構成する技術
「ポータブルSIM」デバイス、「ポータブルSIM」対応化ソフトウェア、「psim proxy」の3点の開発に必要な技術から構成され、提供可能なものは以下の通りです。
(1)「ポータブルSIM」デバイスの開発に必要な技術
SIMカードを格納し、その情報を他のデバイスに送信することが可能となる技術
<提供内容>
・ファームウェアソースコード
・ハードウェア回路図
・関連ドキュメント
(2)「psim proxy」の開発に必要な技術
Bluetooth機能を搭載したSIMカード型のデバイスであり、ポータブルSIMデバイスと接続し、SIM情報を受信することが可能な技術。スマートフォンのSIMスロットに挿入することで、既存のスマートフォンでもソフトウェアの改造をせずに、ポータブルSIM対応が可能。
<提供内容>
・Bluetooth搭載SIM型ハードウェア
・ファームウェアバイナリ
・専用アプリソースコード(Android/iOS)
・専用アプリ関連ドキュメント

<「ポータブルSIM」デバイス、「psim proxy」接続イメージ>

「psim proxy」接続イメージ

「psim proxy」接続イメージ

(3)「ポータブルSIM」対応化ソフトウェアの開発に必要な技術
スマートフォンやタブレットを親デバイス、子デバイスの双方として機能可能にする技術
<提供内容>
・アプリソースコード(Android)
・関連ドキュメント

3.「PSIM Suite」紹介サイト ※2016年8月2日(火)13:00オープン
http://portablesim.idc.nttdocomo.co.jp/

4.「PSIM Suite」提供方法
「PSIM Suite」紹介サイトよりメールにてお申込みの上、ライセンス契約を締結

面白い製品であると思いますし、電池で1か月も稼働するとは驚きです。

0 SIM 4枚で 2GB まで無料で使うとか?(せこいぞ!)

SIM は手動で切り替えないといけないのかな?

アプリで細かく切り替えの条件を指定できるとこんなことも可能となるでしょうね。


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