前回組み立てたエフェクターにパラレルマニュピレーター(ロッド)を取り付けます。
それぞれのロッドの長さをそろえておくことが重要なので、あらかじめ正確に測定し、同じ長さであることを確認しておきます。
あわせてロッドにすでに取り付けられているボールリンクにガタがあると、即それは造形物の精度に影響するので、ガタがないこと、スムーズに稼働することを確認します。
ガタがある事は少ないと思いますが、ラジコンなどではリンクにガタを減らすために、適度に締める(リンクを)などの作業を行いますね。
確認が終わったら作業に入ります。
必要な部材
Step – 1 ロッドをエフェクターに取り付ける
M3 x 20 ビスが M3 ナットにスムーズに入っていくことを確認します。
もしもスムーズに入らない際には、ナット / ビスの組み合わせを変え、スムーズに入るものを選びます。
画面中央の溝に M3 ナットを入れ、M3 x 20 ビスにロッドの片端を通し締め付けます。
同じ作業を行い、6本のロッドをエフェクターに取り付けます。
Step – 2 ベルトコンテナ部品をロッドに取り付ける
もう片側のロッドの端のボールリンクにベルトコンテナ部品を取り付けます。
要領はエフェクタの時とほぼ同じです。
M3 ナットを所定の溝に入れた後、M3 x 20 ビスをロッド端のボールリンクに通し、ベルトコンテナ部品に取り付けます。
ベルトコンテナの向きを正しく合わせておきます。
ベルトコンテナ部品のベルトが通る面をエフェクターの方に向けた時、ぶら下がる様になる方向が正しい向きです。
完成すると下図のようになります。
次回は、いよいよフレームの組み立てとリニアスライドレールの取り付け等を行います。
関連の記事の一覧は以下の通りです。併せてごらんになって下さい。
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (1)機種のお勉強と選定・注文(決済)まで
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (2)荷物のトラッキングと開梱、ざっと部品を確認編
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (3)パーツの紹介(樹脂パーツ編)
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (4)パーツの紹介(電子部品編)
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (5)パーツの紹介(フレーム他金属部品編)
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (6)パーツの紹介(ネジ類とヒートベッド他の部品)
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (7)トップフレームの組み立て
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (8)ボトムフレームの組み立て
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (9)ワイヤーフィーダーの組み立て
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (10)エフェクターの組み立て
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (11)エフェクターにパラレルマニピュレータを取り付ける(この記事)
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。