更新のペースが遅くってスミマセン。
やっと前回の作業でフレームの形になったので、次の作業はエフェクター(プリントヘッド一式)の取り付けと、それを駆動するためのベルトを張ります。
Step – 1 ベルトコンテナをリニアスライドレールに取り付ける
必要な部材
リニアスライドレールに組み立て済のプリントヘッド一式のベルトコンテナ部分を M3 x 12 六角ビスを使って 1箇所のベルトコンテナにつき 4本のビスで取り付けます。
リニアスライドレールの可動部分にはあらかじめ M3 のネジ穴が切ってありますから、この部分にベルトコンテナをあて、ねじを締め込みます。
3か所の取り付けが完了すると、以下の画像のようになります。
組み立ての途中ではぶらぶらの状態となるので、気になる方はプリントヘッドの先端等を何かしらの方法で保護しておくとよいかもしれません。
Step – 2 ベルトをかける
必要な部材
さて次はベルトをかけます。
前準備として、ベルトは1本の状態で届いているので、必要な長さがあることをあらかじめ確認した後、1/3 ずつ3本になる様に切っておきます。
ベルトをかけるには、まず上側のベアリングを2個あわせて作ったベルトープーリーにかけ下側にたらし、ステッピングモーターのギア部分いかけてから、上に引き上げベアベルトコンテナのベルトストッパー部分に届くように左右(上下か)を調整します。
ベルトストッパーにはギザギザがついていて、ベルトがちょうどかみ合い滑らないようにできていますので、要領をつかめば簡単に留めることができます。
テンション(張り)の調整は後から行えばよいので、この時点ではそんなに強く張る必要はありません。
ベルトコンテナ部分にベルトを固定すると、下記のような画像になります。
この状態でベルトを張り、固定すればよいのですけれども、細かく行うのであれば、あらかじめトップフレームに角部分にある斜めのねじを外しておき、トップフレームを少し下げた状態にした後、適切な位置になる様にベルトのコマ数を数えておいて、3本とも同じコマ数でベルトコンテナに固定した後、トップバーテックスに上部にある斜めのねじを締めあげれば3本のベルトを同じ力で張ることができます。
ベルトの張りは、ベルトを指ではじいてみて、3本ともに同じような振れ幅であることを確認して作業は終了です。
ベルトの張りは後からいつでも調整できるので、今の時点でそんなに強く張っておく必要はありません。
さて次回は、基板などの取り付けとなりますね。
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電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。