これは Windows 10 Anniversary Update の問題だと思う。
Windows 10 Anniversary Update がリリースされてずっとこの問題が続いている。
最初はわからず(特定できず)いろいろとつけたり外したりやっていたんだけどね。
昨日特定できました。
発生している現象は、最初に Update を適用した時からそうなのだけれど、Windows 10 が起動(再起動)しないというもの。
最初に OS を読み込むのは良いのだけれど、Windows を起動していますの画面のあと、ログイン画面に移行するはずが、Windows を起動していますの画面の後、それが消えて、画面の真ん中にグルグルだけが表示され、それが回っている状態で止まってしまう。
おそらくは何かのドライバーを読み込むところで止まっているのだろうなぁとあたりを付けて、最初に行ったことは、全ての周辺機器のケーブル(USB)を抜いた状態で起動してみると、正常に起動する。
そして起動した状態で周辺機器を接続していけば、ドライバーが読み込まれ問題なく PC も周辺機器も使うことができる。
これ、一度起動してしまえば、それ以降は周辺機器を接続したままでもすでに何が接続されているかわかっているので、問題なく起動(再起動)は行うことができるようになる。
ところが、パッチなどがリリースされて、再起動時などにそれが適用されると、どうやら何が接続されているのか忘れてしまうようで、全く3歩歩いたら忘れるといわれているニワトリ君のような状況となり、先のグルグル状態でストップしてしまうのです。
さて、いくら何でもすべてのデバイスがそうじゃないだろっと思っていて数回このような状況となり原因を探っていたのだけれど、こいつだった。
とはいってもこれはロジクールが悪いわけではなくて、Microsoft の問題だから治るのはいつの日か・・きっとずいぶん先になるだろうな。
その原因は使っているマウス(ロジクールの MX master)のレシーバー。
無線マウスなので、Unifying レシーバーというものが同梱されていてそれを利用しているのだが、これは普通はいつも使うので USB ポートのどこかに接続しっぱなしにするのが普通だと思う。
でもこいつが入っていると、上記のグルグルストップ現象が、Windows 10 Anniversary Update の適用時以降から発生し、その後もパッチが適用される都度に、現象が再現しているのです。
今のところの対処方法は、Windows 10 Anniversary Update のインストール後の再起動またはその後のパッチ適用時には、このドングルを抜いて起動すれば無事にいつもの通り起動いたします。
あたりが付いたので、では他でも起きていないかと調べたところ、日本での投稿は見つからなかったけれども、海外では同様の事が報告されていることも確認できましたよ。
Windows 10 Anniversary Update 適用前にはこのようなことは全く起きていなかったので、これはロジクールではなくて Microsoft の問題ですね。
このマウス、高いんだけどこれ使ってからはマウス関連のストレスは全くなくなるほどのものすごいマウスだと思う。
そんなに快適なものなのに、Microsoft のおかげで、台無しじゃないか・・
早く治してくださいよね。
もうわかったから、対処はできるけどさ。
ロジクールの Unifying レシーバーのファームウエア(英語のページ)もあるようだけれど、コレはたぶん関係ないだろうね。
多分他にも起きているんじゃないのかな?
そんなときには引っこ抜いて再起動です。
※追記 2016年10月3日
Microsoft が 9月29日にリリースした、Windows 10 Anniversary Update」(「Build 1607」)向けの累積アップデートにより、この問題は解決したようです。
もう少し使ってみますが、このアップデートを適用後は Unifyling レシーバーを刺したままでも問題なく再起動が行われました。
※追記 2016年11月10日
もしかしたらそれ以前かもしれないのですが、記憶があいまいですみません。
少なくとも 2016年11月の Windows Update を適用するとこの問題が再発するようです。対処の方法は上記の通りとなりますが、内蔵されてる PC をお使いの際には困りますよね。早く対応してほしいと思いますが、やっぱり時間がかかるのか・・なぁ。
※追記 2016年12月16日
2016年12月の Windows Update とその直前に提供開始されたパッチは、この問題は起きていませんが、たまたまなのか根本的な解決がなされたのかはわかりませんなぁ。
関連の記事はこちらにあります。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。
初めまして。
私はwindows10にアップグレードする途中に画面が真っ暗になってしまって操作が進んでなかったようなのですが、Unifying レシーバーをUSBから抜いたらアップグレードの画面が表示され、無事にwindows10にすることができました。
情報助かりました!ありがとうございますm(_ _)m
ポポロさん
ああやっぱり。同じように苦労されている方がいらっしゃったのですね。
お役に立ててよかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。
はじめまして。私も全く同じ症状でした。
しかも私のマシンはDELLのxps2720でUnivyingレシーバーが本体内蔵でしたので、カバーを開けて配線を外すという対応をしています。
なので、起動後に接続するという技も使えないので、しかたなく別のキーボードとマウスを使ってしのいでいます。。。
もこさん こんにちは。コメントをいただきまして、ありがとうございます。
同じ様に悩まれている方も多いのですねぇ。困ったことです・・が、
http://picworld.jp/2016/10/06/%E3%80%8Cwindows-10-anniversary-update%E3%80%8D%E7%94%A8%E3%81%AE%E7%B4%AF%E7%A9%8D%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%88-%E4%B8%80%E9%83%A8%E3%81%A7%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%8C/
に記事を書きましたが、ここで紹介しているアッデートを適用後は、この症状が出なくなりました。
内蔵とのことなので、毎回大変だと思いますが、改善されるかもしれませんね。
ただし、いくつかの問題も発生しているようなので、ご注意下さい。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。