スマートフォンの夏~秋の製品は Qualcomm の Snapdragon 820 を搭載した製品がハイエンドの市場ではよく使われる SoC となっていますね。
しかしその次にはもう Snapdragon 821 が出るとのことで、すでに一部では搭載される製品を公開したりもしています。
色々 SoC はあるけれど、さて何が違うのよと言われると、簡単に答えれば「処理能力が向上している」っという答えになるのだけれど、もう少し詳しく知りたいよね。
はて?何が違うのかと思ってググっていたら、Qualcomm のブログでその違いを説明している記事を発見したので、概要を紹介します。
なお、Qualcomm のブログの元記事(英語)はこちらにありますよ。
まずは基本的なことからですが、Qualcomm Snapdragon 820 も 821 もソフトバンクが巨額で買収した、ARM 社のアーキテクチャに沿って作られた SoC です。
もう少し細かく言うと、ARM-v8Aアーキテクチャーを採用したうえで、64 ビットコア「Kryo」と呼ばれる CPU が 4個搭載され、加えて GPU には「Adreno 530」が追加されている SoC です。
820 と 821 の違いはこの型番の枝番に分かれている通り、820 をベースにした高速版とのことで、具体的には以下の違いがあるとのことです。
このような感じであります。
Snapdragon 821 が搭載されたスマートフォンの第1号は ASUS から出荷が予定されている、ZenFone 3 Deluxe となる見込みで、製品のページはこちらにあります。
製品の紹介は以下のように記載されていますね。
ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL) debuts several meaningful world firsts. It is the world’s first smartphone with an aluminum alloy unibody featuring an invisible-antenna design. Inside, ZenFone 3 Deluxe is the world’s first smartphone to use the Qualcomm® Snapdragon™ 821 processor which is paired with an Adreno™ 530 GPU. Storage-wise, it is the world’s first phone to offer a massive 6GB of RAM combined with 256GB of UFS 2.0 memory. It raises the bar for mobile photography with world’s first smartphone to use Sony’s latest IMX318 sensor with its world’s highest 23-megapixel resolution for a smartphone.
これだけ見ても、まさにモンスター級と思えるスペックですね。
以上
とても楽しみですが、そろそろこういった製品にも FeliCa 搭載なんてニュースが出てくるとさらに活気づくのではないかな?
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。