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デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (14)コントロールパネルとコントロールボードの取り付け

さていよいよ最後の行程に近いですね。

コントロールパネルと、コントロールボードを取り付けます。

共に電子的には組み立て済みとなっているので、所定の部品(ブラケット)を使って基板を取り付け、配線するだけの作業ですから、難易度は低いです。

ただし、配線に間違えがあると、当然正常に動作しませんので、ここは注意が必要なところです。

また、そのまま配線を行ってしまうと、内部が配線だらけでカオスな状況となり、見た目にも美しくないですから、私の場合はモーターなどの配線ごとに、配線をよじってバラバラにならないようにしてしまいました。

そのほかにナイロンストラップ(結束バンド)で縛る方法など、様々な方法がありますが、この辺りの作業はセンスの問題ですので、お好みのように、あとから開けてみて自分でびっくりなんて事の無いようにしておいた方が良いでしょうね。

Step – 1 コントロールパネルの組み立てと取り付け

コントロールパネルの組み立て

コントロールパネルの組み立て

必要な部材

  1. コントロールパネル本体(組み立て積み)1 個
  2. コントロールパネル化粧板 1枚
  3. コントロールパネルブラケット 2個
  4. つまみ 1個
  5. M3 x 20 キャップドビス 2本
  6. M3 x 10 キャップドビス 2本
  7. M4 x 15 丸頭六角ビス 2本
  8. M4 四角ナット 2個

コントロールパネルを組み立てる

まずはコントロールパネル本体に、化粧パネルを取り付けます。
電子部品なので、取り付けは慎重に。
上側には M3 x 10 キャップドビスを使い下側には M3 x 20 のキャップドビスを使い、裏側にはコントロールパネルブラケットを取り付けねじ止めします。

コントロールパネルの組み立て

コントロールパネルの組み立て

コントロールパネルの組み立て

コントロールパネルの組み立て

最後につまみを取り付け(押し込む)コントロールパネルブラケットの反対側の穴に M4 丸頭ビスと M4 四角ナットを使ってフレームの所定の位置に取り付ければ完了です。その際コントロールパネルから出ているフラットケーブルを忘れずにフレームの間から内側に入れておくことを忘れないようにします。

コントロールパネルの組み立て

コントロールパネルの組み立て

Step – 2 コントロールボードの取り付け

唯一このキットの中で加工が必要だった部分です。
具体的には、コントロールボードとコントロールボード化粧板を組み立てると、高さが合わず、上側に出っ張ってしまうので、適切な高さとなる様にやすりで少し削りました。おそらくは 1mm 程と思いますが、数分でできる作業なので、目をつむることにします。

コントロールボードの取り付け

コントロールボードの取り付け

必要な部材

  1. コントロールボード 1個
  2. コントロールボード化粧パネル 1枚
  3. 電源コネクタ 1個
  4. M4 x 15 丸頭六角ビス 4本
  5. M4 四角ナット 4個
  6. M3 x 10 キャップドビス 2本
  7. M3 ナット 2個

コントロールボードブラケットは、先に取り付けが完了しているので、そこにコントロールボードを M3 x 10 キャップドビスと M3 ナットを使って固定します。

コントロールボードの取り付け

コントロールボードの取り付け

コントロールボードには、USB コネクタと、電源コネクタが出ていますので、その穴をコントロールボード化粧板に合わせ、M4 x 15 丸頭六角ビスと、M4 四角ナットを使って固定します。

さてあとはステッピングモーター、エンドストップなどの配線を、コントロールボードに結線するだけで完成ですね。

また次回に説明します。

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