実は昨年中だったのだけれど、ファンクションジェネレータを購入した。
先日やっと届いたわけ。
購入先は Aliexpress に入っているとある店舗なわけだが、そんなに急いでいないから良いかぁ~とか、軽い気持ちで注文したら、この様でございました。
というお話から始まり、どんな感じであるのかを、紹介しようと思います。(何回かに分かれるかもしれないけど)
そもそも・・ですが、ファンクションジェネレータってなんだ?
ってお話ですが、要するに信号発生器。シグナルジェネレータとか呼ばれることもある。
IoT とかで、センサーから出力された信号を、疑似的に発生させたりする目的に使われる。
まぁ、今どきだから IoT とか書いたけれど、なんでもよいのだけれど、何かの出力を PIC だとか Arduino などに入力する際には、実地で検証することもなかなかできない場合もあるし、外寒いから、準備して外で作業するのも、どうもイャだしねぇ。
実は先日から作っている、バイクのタコメータもそうだし、これは点火コイルの手前の信号を Arduino に入力してって作品なのだけれど、疑似的に信号を作り出して、机の上でデバッグしちゃおうなんてことができるわけ。
オーディオとかにも使われるけれど、この場合には、要するに信号源として使って、周波数特性を計測するなんて使い方もある。
前から欲しくて、実は、今まで、こんな安っぽいので、我慢していたのだけれど、
まぁちゃんと動くし使うこともできるけれど、単機能であることも確か。安いから仕方がないね。(こいつはそのうち改造する)
よくよく調べると1万円ぐらい出すと、超をつけてもよいと思うのだが、高機能の製品が手に入ることを知った。
普通の測定器の会社(日本とか)の製品の値段は、大体わかるけれど、安定度とか製品の保証は完璧だが、10万円以上もすると思われる製品が、1万円ぐらい~買えちゃう。
もちろん中国製だけれど、DDS(Direct Digital Synthesizer)(ダイレクト・デジタル・シンセサイザー)方式の製品。
今はやりの FPGA を使っているみたい。
大きく分けて、2種類ほどの製品がアマゾンにもあるのだけれど、機能的には、そう大きくは変わらないのだが、液晶ディスプレイが少し大きい、FY6600 という製品をターゲットにした。
FY6600 といっても、いくつかのモデルがあって、それは出力できる波形の周波数の高低によって分けられている。
正弦波の最大周波数が、15M / 30M / 50M / 60M のモデルに分けられているね。
しばらくアマゾンのタイムセールとかをウォッチしていたのだけれど、あまり安くはならない。(特殊な装置だからかな?)
一時、一つ下のモデル(液晶が小っちゃい奴)が、6000円程度でタイムセールされていたので、ポチりそうになったが、こちらはどうも使い勝手が良くないとのことなので、敬遠。
で、安くならないから、中国製なんだろ。だったら本場で買えばいいじゃんと考え、予算1万円で Aliexpress を徘徊。
上記のリンクは、自動翻訳された日本語のページ。
何回かすでに利用したことがあって、3D Printer もこちらの別の店舗で購入した。
今までにあったことは、部品を注文した際に、注文の通りに部品がそろっておらず、紛争!(Open Dispute)して、不足分の返金を受けたことがある。
まぁ、今までに品物が届かないってことは経験したことがないし、総じて満足はしている。
ただし、カードレスの VISA デビッドで、決済するときにだけ有効にして、決済完了したら、即利用停止ぐらいの、注意はしているけどね。
ターゲットは 60Mhz の最上位機種にして、最安値はと探す。
ちょうどキャンペーンをやっていてクーポンを手に入れて使うと、1万円ちょっとで 60MHz の FY6600 が見つかったので、即購入。
ちなみにアマゾンで買うと、
こんな感じなので、約半値ってことになる。
ちなみにこちらの製品がそのもの。(為替の影響や、クーポンの適用などがないから、今は値段が少し上がってしまっているね)
もちろん送料は無料。
注文後の状況は以下の通り。
2017年12月14日 注文、注文後即、決済完了
2017年12月22日 荷物の準備完了、追跡番号の連絡が届く、運送会社のピックアップを待っている状態。
14日~22日 まで、注文は放っておかれたのね。
これは、このお店、在庫持ってない。と判断できる。決められた期限内ギリギリに追跡番号が届く場合はこの可能性大。
きっと必死で在庫を探しているのだろけれど、期限内に発送しないと、注文がキャンセルされてしまうので、とりあえず偽りの追跡番号を知らせやがったな。っと気が付く。
2017年12月28日 すっとぼけた担当者が、荷物にセキュリティ上の問題があって戻ってきちゃった!ごめんよ。ってメッセージが届く。加えて新しい荷物の追跡番号はこれだからよ。だって。
あのなぁと思いはしたが、ガタガタいってもしょうがないし、まぁ数日待つことに。
やっぱりタイムラグがあるからねぇ。数日待たないと、追跡番号で荷物が追跡できるようにならないのは、知ってる。
数日後、今度はまともに出荷がされたようで、追跡番号で荷物が追跡できるようになった。
追跡の結果はこんな。年末年始も挟まってるから、こんな感じだろうなぁとは思うが、だから12月14日に注文したのになぁ。
国際交換局というところに荷物が届くと、日本郵便のサイトでも追跡が可能になる。
結果としては、
2018年1月7日 到着
ということになったが、これは1か月弱かかったことになりますね。
Aliexpress でも、大体の到着日を予想(最初に送られた偽りの追跡番号から)するのだが、4~5日程、遅れての到着。
梱包は、まぁ、(中国発の)普通のクオリティで、ダンボールをプチプチにくるんだ上に伝票貼ってのスタイル。
多少箱がつぶれているが、中身は大丈夫そう。
早速内容物を確認。
上の画像に、小っちゃい径の CD が付いているけれども、これには製品のマニュアルと、PC で操作するソフトウエア(ソースコードも)入っている。
これ、一つ足りないものがある。
製品の保証書だね~
ワランティカードってやつが含まれていない。
1年間のメーカー保障が付いているということだが、使うかどうかわからないけど。
このように基本ぼけている(日本から見ると)ので、まぁ、いつものことと感じるが、偽りの追跡番号をくれたお礼に、
ワランティ―カードが入ってないよ。
早よぅ送れ。
ってメッセージを出してあげた。
さて、送ってくるか、なんという返答が来るかわからないけれど、返答が来ない限り、Aliexpress のシステム上で、品物を受け取ったよっていう、お知らせを出してあげないことにしようかなと。
しょうがないよね。
欠品してるんだから。
で、さっそく基本的な機能の動作を確認したが、このテストの範囲では、全く品物には問題はみられない。
PC との接続もできて、添付の CDROM からインストールした(ウィルスチェックしてからね)アプリも、問題なく動いている。
ざっとしかまだ見ていないのだけれど、プリセットされている波形は沢山あるし、これだけでも十分なうえに、任意波形も出力できる(これが使いたかった)
波形の種類だけではなく、当たり前だけれど、スイープすることもバーストすることもできるし、今後どんな使い方ができるか、楽しみな一品でした。
機会があれば、機能や使い方を紹介したいと思っています。
まぁ、いろいろあると思うけれど、良い買い物だったと思います。
これまた先日購入(中古で)した、デジタルオシロと組み合わせて、頑張って使おうと考えてます~
※中身は驚くほどガラガラで、軽いんだよね。(良いのやら悪いのやら??)
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。
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