ファーウェイ(HUAWEI)の”製品のセキュリティ上の懸念に関する根拠のない報道について”

一応書いておく。

まぁ、これだけ言われればね。

黙っていられないだろうなぁとも思う。

今朝のニュースでは、HUAWEI が部品調達や製造に関連している関西関係の会社への経済的な影響も起こるでしょうねっ的なニュースも放映されていた。

以下のプレスリリースが HUAWEI から12月14日にされています。

(元記事はこちら)

製品のセキュリティ上の懸念に関する根拠のない報道について (HUAWEI)

製品のセキュリティ上の懸念に関する根拠のない報道について
2018.12.14

ファーウェイはサイバーセキュリティの重要性を認識し、各国政府やお客様のセキュリティに関する懸念を理解しております。事業を展開するすべての国や地域の法規制や国際電気通信規格を遵守し、業界のベストプラクティスを参照したうえで、戦略や組織、業務プロセス、マネジメント、技術などにおいて、持続的かつ信頼性の高いエンドツーエンドのグローバルサイバーセキュリティ保証システムの確立に、会社の重要方針として取り組んでまいりました。ファーウェイにとりサイバーセキュリティへの取り組みは最重要事項であり、自社の商業的利益をこれに優先させることは決してありません。ファーウェイは、オープンかつ透明性の高い姿勢で各国政府、お客様、パートナーと協力し、グローバル市場におけるサイバーセキュリティの脅威という共通課題に取り組んでいきたいと切に願っております。

一部の報道において、「製品を分解したところ、ハードウェアに余計なものが見つかった」「仕様書にないポートが見つかった」といった記述や、それらがバックドアに利用される可能性についての言及がありましたが、まったくの事実無根です。日本に導入されているファーウェイの製品はファーウェイならびに日本のお客様の厳格な導入試験に合格しております。

ファーウェイは、これまで通り、日本の通信業界とともに通信技術について研鑽を重ね、日本社会に貢献できるよう努めてまいります。

以上

一国の官房長官がそういうんだから、何らかの根拠がなければ言わないだろうよって気持ちもあるけれど、その証拠は今の所、出てきていないですものね。

当然 HUAWEI は、完全否定していますね。

日本の大手キャリアは、個人情報が抜かれるなら、売らないほうが良いっと言っているけれど、これは、抜かれているかはわからないんだよって事を言っているのと同じにも聞こえる。

ただの貿易摩擦の報復攻撃なのか、当然 IT 系の情報保護にも関わることだけれど、今までにこの会社、ヤバそうだからやめようよ！っなんて、大国が同盟国にわざわざ依頼するなんてことも、異例だと思うんだな。

オマケに、それが大きく報道されたものだから、大騒ぎになっちゃって、そりゃ国の大事な情報は大切にしなければならないだろうと思うけれど、普通はそういう可能性のあるものは使わない！って暗黙のうちに決められると思っていたけどね。

だから、いくら頑張っても、大切なシステムの入札には、どうしたって入り込めないって事になってるんじゃぁないの？

出てくる仕様書がね。

排除できるように書いてあるんだよな。

だから、負ける。

今まではそのレベルだったのに。

まぁでも思うことは、個人用のスマートフォンだって、製造側がやる気になれば、すぐに情報を抜けるようにできるとは思うけれどね。

すぐバレると思うけど。

minorus

電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな（役にあんまり立たない）ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。