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この記事は 2019年07月25日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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eSIM 内蔵デバイスの出荷台数、2025 年に約 20 億台規模に

そうなるだろうね。

今はまだ、出始めた段階で、一部の端末や埋込機器にしか使われていないけれど。

これだけ普及すると、なかなか無くならないのも事実だろうけれど、どんどん対応の端末は増えていくのだろうと思う。

だって、意味ないものねぇ。

そんな、今後普及が見込まれる、eSIM 内蔵デバイスの、予測です。

eSIM内蔵デバイスの出荷台数、2025年に約20億台規模に
eSIM普及の主要な鍵は、スマートフォン、企業向けIoT機器、ウェアラブル機器。2025年にかけて、ハードウェアベースのeSIMが最も普及し、統合型SIMであるiSIMが続いて採用される見通し。
Counterpoint Technology Market Research Limited

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、eSIMを採用したデバイスは2018年の3.64億台から伸び、2025年には約20億台になる見通しであるという調査結果を含む、自社のETO (Emerging Technology Opportunities) Serviceサービスによる最新調査を発表致しました。
eSIMの需要に関して、カウンターポイント社のアナリストSatyajit Sinha氏は次の通りコメントしています。

「eSIMの普及によって、機器の通信機能の開通作業(利用開始設定)や管理に革命が起こる。eSIMは小さいサイズの為、機器メーカーにとって大幅な小型化が可能になるばかりか、従来のSIMと比べて、潜在的に高いセキュリティ、再プログラム能力、それに省電力をも実現できる。キャリアにとって、eSIMはSIMの配送や開通作業の手間を著しく低減できるうえ、ローミングの収入が増えることも期待できる。さらに、一般消費者や企業ユーザーにとっては、キャリアを選び、開通させ、接続し、接続状況を管理する一連の作業をシームレスに行うことができるようになり、大きなメリットがある。」

「現在のところ、eSIMソリューションには複数の方式があるが、一般的なものは、GSMA準拠のチップと各企業独自のソフトを用いる方式である。今はソフト方式のeSIMが大多数だが、ハードウェアベースのeSIMもAppleや完成車メーカー、それにウェアラブル端末企業のおかげで注目を集めつつある。ハードウェアベースeSIMの主要なメーカーは、Infineon、ST Micro、Gemalto、G+D、Workzである。また独自ソフトウェアSIMベースeSIMの主要メーカーはRedteaMobile、Truphone、Telna、ARM、roam2freeである。」

図1: 世界のeSIM(*) ベースの機器の出荷 2018年と2025年の比較

図1: 世界のeSIM(*) ベースの機器の出荷 2018年と2025年の比較

図1: 世界のeSIM(*) ベースの機器の出荷 2018年と2025年の比較

出典:Counterpoint Research Global eSIM Tracker and Forecast – 2018-2025

(*) 全種類のeSIM(ハード・ソフト/バーチャル・統合型)を含む

eSIMを採用するセグメントに関して、リサーチディレクターNeil Shah氏は以下のように付け加えています。

「自動車と企業向けIoT機器は今後もeSIMの採用率が高くなるだろう。さらに、企業向けのセルラーIoT機器は一般消費者向けIoT機器と比べて、eSIMを用いて回線を開通させる割合がずっと高い。その主な理由には、機器の導入場所が分散していること、省スペースな無線モジュール、強力な改ざん防止によるセキュリティ性、競合各社の中から最適なキャリアをシームレスに選択可能な柔軟性、プロビジョニングやメンテナンス作業の大幅なコスト削減が挙げられる。」

「スマートフォンにおけるeSIMの採用が、AppleやGoogleのようなトッププレイヤーにも広がることによって、eSIM対応機器の台数は大きく伸びるだろう。他のモバイル機器、例えばモバイルホットスポット、ルーター、モバイルPC、スマートウォッチの伸びはCAGRでみれば、スマートフォンよりもさらに大きいが、これは元々eSIM採用機器の台数が少ないからである。出荷台数ベースでみれば、スマートフォンと企業向けIoTとがeSIMを牽引していくだろう。過去4年間の初期段階では、eSIMソリューションは主に中国メーカーによる独自ソフトウェアeUICC(eSIM)であった。そこにAppleやGoogleがGSMA準拠のハードウェアeSIMを採用した機器を出してきた。今後の5~6年は、各種の機器において、GSMA準拠ハードウェアによるeUICCと、システム・オン・チップ(SoC)に実装した統合型SIMすなわちiUICCとが普及し、セキュリティの弱い独自ソフトウェアによるeSIMソリューションを置き換えていくだろう。ハードウェアによるeUICCはスマートフォン、自動車で使われる一方、iSIMつまりiUICCはIoT用途で使われると我々は予測している。」

図2:世界のeSIM(*) ベース機器の出荷割合 CAGR 2018 – 2025年 (%)

図2:世界のeSIM(*) ベース機器の出荷割合 CAGR 2018 - 2025年 (%)

図2:世界のeSIM(*) ベース機器の出荷割合 CAGR 2018 – 2025年 (%)

出典:Counterpoint Research Global eSIM Tracker and Forecast – 2018-2025

(*) 全種類のeSIM(ハード・ソフト/バーチャル・統合型)を含む

本プレスリリースに記載された内容である、包括的で詳細なレポート「eSIM Ecosystem – Opportunities, Trends, and Outlook」はカウンターポイント社のETO Serviceに含まれたレポートです。レポートは、下記リンク先よりダウンロード可能です。
https://report.counterpointresearch.com/posts/report_view/Emerging_Tech/1306

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/

以上

おまけにキャリアが発行する際に、多少ではあるけれど、現状の SIM だと、料金も徴収されているんだよ。(最初は無料だったのに)

これがなくなるだけでも良いかと思うし、大体いくつものサイズがあって、間際らしいのと、あんな物入れ替えて、大概はそのまんまなのだから、なくなったほうが良いものの1つであることは確かだ。

今は、いくつかの方法が混在している状況で、これらも絞られていくとは思うけど。

これは、利用者も望んでいるし、製造側も望んでいるから、急速に進んでいくだろうね。


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