ピックワールド(PIC World)

インフォメーション

この記事は 2019年09月25日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

この記事のタグ

, , , , , , , , , ,


Huawei が苦戦する中欧と東欧のスマートフォン市場シェアを、Samsung が2019年第2四半期中に獲得

やっぱり、米国の影響が大きいのかな?

HUAWEI は、新製品の発表なども、ヨーロッパで最初にやることが多い用に見えるけれど、力を入れている割に、苦戦しているそうですよ。

しかしまぁ、Mate 30 Pro 等を先日、ベルリンで発表したけれど、今の所、日本では、音沙汰なし。

やっちまったって感じだけれど、これ、Android ではないと、ロイターは書いていた。

どうするんだろうねぇ。

アプリを始めとして、Google のサービスが使えないと、既存の Android アプリを治すにしても、かなりきついと思うんだけど。

まぁ、中国、人多いから、パワーで圧倒するのか?

Huaweiが苦戦する中欧と東欧のスマートフォン市場シェアを、Samsungが2019年第2四半期中に獲得
新しいAシリーズはSamsungの出荷のほぼ70%を占め、花形機種となる。新しい成長市場を求めて、中国メーカーも中欧及び東欧攻略を本格化。
Counterpoint Technology Market Research Limited

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、2019年第2四半期におけるSamsungの中欧及び東欧でのスマートフォン出荷は、前年同期比で21%、前期比で8%と著しい成長を遂げ、当該市場におけるリーダーの地位を確固なものとしたという調査結果を含むMarket Monitorサービスによる最新調査を発表致しました。
中欧及び東欧のスマートフォン市場全体は頭打ちだったにも関わらず、Samsungは成長を遂げました。そこには、米国の取引禁止で減少したHuaweiの出荷台数をSamsungが奪ったことが背景としてありますが、新しくなったAシリーズの引き合いがとても好調なことも、当該市場での同社の業績に貢献しています。Samsungのシェアは四半期末には40%に達し、これは最大の競争相手であるHuaweiの倍にあたります。

Samsungの業績について、リサーチディレクターのPeter Richardson氏は以下のように述べています。
「Huawei(Honorブランドを含む)の落ち込みで利益を得たのは主にSamsungである。同様な価格帯の商品を提供できた上、ラインナップの穴を最近のAシリーズ投入で埋めることができた。新しいAシリーズはSamsungの大ヒット機種であり、出荷のほぼ70%をAシリーズが占める。3眼カメラ、ディスプレイ上での指紋認証、上質な仕上がり、AMOLEDディスプレイといった機能が、手ごろな値段で手に入ることから、Aシリーズは市場で大きなシェアを獲得した。SamsungのGalaxy A50は単一機種では最も成功したと言える。Huaweiに加えて、地場の企業からも、Samsungはシェアを獲得した。」

Huaweiが苦戦する中欧と東欧のスマートフォン市場シェアを、Samsungが2019年第2四半期中に獲得

Huaweiが苦戦する中欧と東欧のスマートフォン市場シェアを、Samsungが2019年第2四半期中に獲得

中欧及び東欧スマートフォン市場でSamsungは大きくリードしているとはいえ、今後のHuawei、OPPO、Vivo、Xiaomi、それにRealme (HOVXR)との競争を覚悟する必要があります。スマートフォン販売が本国である中国で頭打ちの為、中国メーカー各社は積極的に新しい地域での成長を模索しており、特にHOVXRは、新機種投入、フラグシップ店舗の開設、マーケティングといった点で、中欧及び東欧地域に対して極めて積極的に展開しています。

中国メーカー全体では、Huaweiの落ち込みがあるにも関わらず、前年同期比で11%、前四半期比で5%の成長を2019年第2四半期に示しました。特にXiaomiはこの地域で好調であり、今やAppleを抜いて第3位のメーカーの地位を獲得しています。販売数量は前年同期比33%、前四半期比69%と順調に成長しており、同社もまた、Huaweiに対する米国の取引禁止の恩恵を受けていると言えます。新たに発売したRedmi 7AやMi 9Tもシェア獲得に貢献しました。また、Xiaomiはロシア市場に対しても極めて積極的に展開しており、2019年末までに100以上の店舗を開設する予定であると言われています。

中国メーカーの展開に関して、リサーチアナリストのAbhilash Kumar氏は以下のように述べています。
「中欧や東欧の消費者は低~中位機種を購入する傾向にある。この価格帯に膨大な商品ラインアップを持つ中国メーカーは、その点で有利である。Huaweiを別にすれば、中国メーカーは低シェアの状態から一気に前年同期比50%、前期比70%と急成長した。OPPO、Vivo、OnePlus、ZTEなどのメーカーは地場のメーカーからシェアを奪いつつあるが、未だにそのシェアは小さく、市場全体からみたら大半はトップ5圏外にいる。」

また、市場全体の動きについて、リサーチアナリストのShobhit Srivastava氏は以下のように述べています。
「中欧及び東欧地域もグローバルな地場メーカーのシェア低下傾向と無縁ではない。規模の経済を武器にグローバル企業や中国企業がスペックで勝る機種を同等な価格で提供するので、地場メーカーの地盤は揺らいでいる。消費者がより良いスペックの機種を求めて中国やグローバルなメーカーに機種変更した結果、地場メーカーの出荷は前年同期比74%減と急減した。今や地場メーカーはフィーチャーフォン市場に閉じ込められているが、そこでもグローバル企業のNokia HMDやPhilipsとの厳しい競争を強いられている。」

【市場概要サマリー】中欧及び東欧は全世界のスマートフォン出荷の5%を占め、欧州全体の37%を占めている。
US$100~249が、中欧及び東欧で望まれる価格帯である。
出荷の8割以上がファブレットである。
トップ5社でスマートフォン出荷の8割を占める。
米中貿易摩擦の最中、Huaweiグループの出荷は前年同期比11%、前期比22%と減少した。
フィーチャーフォンの出荷は前年同期比11%増加した。
6台に1台の割合でフィーチャーフォンが売れている。

包括的で詳細なMarket Monitor 2019年第2四半期版は、ご購読いただいている皆様に提供中です。140を超えるメーカーの機種について、60を超える国々での出荷状況をまとめ、四半期ごとに提供しています。調査、分析、プレスリリースに関するお問い合わせは、お気軽にpress@counterpointresearch.comまでお寄せください。

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/

以上

Apple も新製品を出したけれど、ここで、はっきりと、5G への対応の遅れがしたような気がするなぁ。

HUAWEI の発表は、とても残念だったけれど、今後もしばらく見ておかないと・・

Samsung は、ヨーロッパでたくさん売れて、良かったねぇ。


コメントを残す

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ