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この記事は 2019年10月25日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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やっぱり大きな画面が良い?Microsoft も(そのうち)出すという、2画面変態スマホを使ってみた件(ZTE の M Z-01K)

結論から言うと、画面がでかく使える点は、たしかに良い。

が、問題も、残されてはいるねぇ。

このスマートフォン、変態スマホなんだけど、なんとドコモと ZTE が共同開発したとかいう製品。(ZTE M Z-01K)

ドコモから販売されている ZTE M Z-01K

ドコモから販売されている ZTE M Z-01K

スマートフォンの特にハイエンドモデルは、お高くなったので、今となっては、そこそこのお値段とも思うが、それ相応のお値段で、その当時、新品では買う気が起きなかった製品でもある。

それがだ!

ドコモの在庫一掃セールなんだろうねぇ。

ある条件を満たすと、700円ほどで手に入れることができちゃう時期があったのね。

で、もちろん手に入れた。

こういった変わったの好きだからである。

その当時は、Microsoft のことなんて知らないから、もうこんなの手に入らないぞ!ってのもあった。(実は昔のマシンにはこんなのもあったんだけどね)

少し使ってみて、思ったことを書き留めておきますが、2画面特有の問題ってのも、あるんだねぇ。

想像もしていなかったけど。

まず、久々の、キャリアモデルということで、変態スマホにも入っているんだよ。

キャリアが入れた、削除出来ない用無しアプリが沢山。

これには正直言ってうんざり。

こんなのやめたほうが良いと思うね。

無駄なんだから。

ZTE の M Z-01K は、残念ながら、Android は 8.1 までで終わりみたい。

セキュリティパッチは、2019年6月までのものに対応している。(現時点2019年10月23日時点)

もちろん最新の状態にしてあるけれど、動作的には、まぁ普通の使い方ならば、時々もさっとするものの、問題はなく使える。

何よりも良いのは、やっぱり、液晶を開いて 2画面の状態で、ニュースとか、電子書籍を読むのには、非常に助かる。

この点については、良さを認めるし、素晴らしいと思いますよ。

ちなみに、普通 Android の場合には、画面の一番下に、

◁ ○ □

ってな具合に、ソフトウエアによるボタンが配置されているけれど、M Z-01K では、それにもう1つボタンが加わり、

M Z-01K のソフトウエアボタン

M Z-01K のソフトウエアボタン

◁ ○ □ M

左の3つのボタンについての説明はいらないだろうけれど、M については、このスマートフォンの特徴的なところなので、説明しておかないといけないね。

M のボタンを押すと(触ると)、

A  AB AA A

ってな感じで、画面の状態を変えるとが出来る。

M Z-01K のソフトウエアボタン

M Z-01K のソフトウエアボタン

左の画面が、A で、右の画面が B としてあって、実は上記の左の A は A と B の液晶を A の画面で表示するとなっていて、上記の右の A は、片側の液晶だけに、A の画面を乗じするという指定。

AB は、A と B に別れた液晶画面を、それぞれ独立した画面として使う場合にする。

AA は、ミラーだね。A と B の両方の液晶画面に A の画面を表示する。

向かい合って座っている人にも、同じ画面を見せたい場合に使用するという、そういう場面があるのかどうかは知らないが、そういった使い方が出来る。

結局の所、ニュースアプリや電子書籍を読むときには、左の A 画面の設定(全画面)を指定して使うと大画面表示となり、ものを読んだりするときには、非常に使いやすい。

AB という2つの画面で使うときには、A 側の画面でブラウザー等で、検索し、その結果を B 側の画面で起動した、ノートアプリにコピペするなんて使い方もできちゃう。

なかなかこれも使いやすい。

Galaxy の折りたたみスマホは、このような使い方になるのかどうかは知らないけれど、1画面だからこうやって使えるという利点もあるのだなぁと感じる。

ただ、問題点もいくつかあるみたい。

アプリが、勝手に回転してしまうものがあるんだねぇ。

なので、スマートフォンを回して、アプリを使うなんてことが強いられる。

大した問題ではない。

で、次が最大の難点。

おそらくは、これ、最初から、そうであることは、認識しているのだろうね。

ただし、これは、メーカーなどからこういう問題がありますと、はっきりとは言われていない問題。

液晶って、同じものを2つ並べても、同じ色にならないのね。

これは、並んでいるだけに、顕著に感じる。

ドコモから販売されている ZTE M Z-01K

ドコモから販売されている ZTE M Z-01K

これは、予め、こうなるからってわかっていたんだろう。

それぞれの画面で、色調整ができるようになっている。

・・・のだが、全く同じ色というようには、調整しきれないみたいだ。

M Z-01K 左右の液晶の色温度を調整する

M Z-01K 左右の液晶の色温度を調整する

気になる方は、大いに気になるだろうし、そういうものだとなれてしまえば、そんなに気になるものではないけれど、このあたりは、もう少し、品物というか、液晶の品質というかを揃えたほうが良くないか?っと心配になる。

おそらくこれは、Microsoft が出すという、2画面のスマートフォン等でも同じことが起きそうに思えるね。

問題といえば問題だし、もう少し改善できるようにも思うので、Microsoft が、このあたりをどうしてくるのかが、楽しみなところではあるな。

あとは、このスマートフォン特有のことだとは思うけれど、折りたたむのに、片側にしか、たためない。

当初は、文庫本を開いたり閉じたりするように使えるのかと思っていたが、それは無理。

閉じた状態で、液晶が両面になる状態で無いと、たたむことは出来ず、これは、完全に開いた状態でとまっちゃうから・・

ZTE M Z-01K

ZTE M Z-01K

半開きの状態で電車の中で使うとかは、出来ないってことなのね。

まぁ、こうなるから、このスマートフォンは、今どきのスマートフォンとは違って、インカメラとアウトカメラって考えはなく、カメラは1個で済むんだけど。

これ以上に問題なのは、ほぼ Andorid の素の状態と思われるので、それの使い勝手の問題は、大きい。

ランチャなどのアプリが充実していれば、HUAWEI の用な感じで iPhone にもまさるような使い勝手にもなるのに、これは非常に残念な点ではある。

アプリとして提供されているランチャーは、こんな変態スマホには対応しているものは、無いみたい。

いくつか入れてみはしたが、このスマートフォンで、まともに動く使い勝手の良いランチャーは、存在しないという結論に至った。

ただこれ、(今は)お安く手に入るので、電子書籍リーダーとかに使うとかだけでも、非常に使い勝手の良く使えるかもね。

ということで、もうしばらく、手元において、使ってみることに決定。

おまけというか、あまり期待はしていなかったのだけれど、このスマートフォン、ハイレゾに対応していて音も良い。

他にできないことも多いし、やっぱり画面が2枚だから、重たい。

お高くて、良い品物は、あって当然だと思うけれど、お安くて(自分にとってだけで良いんだけど)良い品物はなかなかないんだねぇとは思うが、あと一歩という、惜しい製品だと思う。

折れ曲がるからって、20万円超えのスマートフォンなんて、買えないよ。

他に欲しい物あるもんね。

 

 


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