そうだよねぇ。
ノーベル化学賞を電池の研究で受賞したとのことだが、何が凄いのか知りたいよねぇ。
電池は、別に好きというわけではないが、よく使うので、だいたいその進化は知ってるんだけれどね。
昔は、赤い電池と黒い電池しかなくて、黒い電池は高級品って事になってたが??
その後は、充電できる、ニッケルカドミウム電池ってカドミウムってダイジョブなのかよって思いながら使っていたが、そのメモリー効果には閉口した。(お高いのにさ)
しかし、今でも思うが、あの黒いのは、どんな電池だったんだろう?
ノーベル化学賞を受賞した西野彰氏のリチウムイオン電池は何が凄いのかがわかる書籍『電池BOOK』(総合科学出版)が発売!
ボルタ電池からリチウムイオン電池、全個体電池、フロー電池、燃料電池、太陽電池、原子力電池、そしてキャパシタまで──電池の基本と現在の性能・課題が見えてくる!
株式会社 総合科学出版
今や生活には欠かせなくなった電池。それらは様々な用途に様々な電池が活用され、「電池こそ次代産業のコメ」とまで言われているにもかかわらず、そのしくみ・原理についてはあまり知られていません。しかし、電池の発展には、これまで多くの日本人研究開発者が貢献していて、その典型がリチウムイオン電池です。本書では、ボルタ電池から基本を学び、EVの主役にまでなったリチウムイオン電池から、ポストリチウムイオン電池まで、その仕組みから課題までわかりやすく解説するものです。
書名/電池BOOK
著者/神野将志
発行所/総合科学出版
ISBN978-4-88181-876-3
A5判・232ページ・本文図表2色解説
本体価格/2000円
発売/2019年10月30日
【著者】
神野将志(じんの・まさし)
名古屋大学大学院卒業後、特許庁入庁。審査官として、有機化学、電気化学の審査を担当し、2019 年から審判官として有機化学、食品関係の審判を担当し、現在に至る。その間、北京大学大学院へ留学し修士課程を修了。日本知財学会員。
平成29 年度のリチウム二次電池の技術動向調査の担当をした際、今後、エネルギーを生み出す、蓄えることに関する分野の発展が大切だと再認識し、理科が苦手な人でも読みやすい本を出して、より多くの人にこの分野に親しんでもらおうと考える。
【主要目次】
CHAP.1 電池の基本と開発史──電池ってなんだ!?
電池の基本がわかるボルタ電池
ボルタ電池が生まれるまで
ボルタ電池発明以後
電池の産業的な利用を可能にしたダニエル電池
電池開発黎明期に活躍した日本人
エジソンの発明と電池の開発
電気をどう溜める(作る)で分類される電池のタイプ
身の回りに一般的にある化学電池の基本構造
電池の規格
どんな電池がどのくらい出回っているのか?
CHAP.2 身の回りのいろいろな電池── 一次電池
マンガン電池の原型──ルクランシェ電池
乾電池を一挙に普及させたマンガン電池
パワーアップしたアルカリ電池
放電電圧が一定という強み──酸化銀電池
小型・軽量でも、さらにパワーがある──リチウム電池
CHAP.3 身の回りのいろいろな電池── 二次電池
もっとも古くからある二次電池で活躍の場も広い鉛蓄電池
乾電池として活躍してきたニカド電池
ニカド電池誕生から約100 年後に登場したニッケル水素電池
電池の地位を一気に高めたリチウムイオン電池
二次電池の充放電について
CHAP.4 産業の花形となったリチウムイオン電池
リチウムイオン電池の研究開発の歴史
リチウムイオン電池の何が凄いのか?
リチウムイオン電池のデメリット
リチウムイオン電池の基本反応
リチウムイオン電池が充放電するしくみ
リチウムイオン電池の形状
様々な正極材(活物質)について
主に黒鉛が用いられる負極材について
次世代電池の負極として期待されている合金系負極
リチウムイオン電池に望ましい電解質とは
もっと電解質について──電解質=溶媒+ 支持塩+ 添加剤
その他の材料のなかでも重要なセパレータ
リチウムイオン電池とレアメタル
リチウムイオン電池の開発競争の現在
CHAP.5 全固体電池とポストリチウムイオン電池
全固体電池の革命的な特徴
全固体電池の基本的なしくみ
全固体電池のメリット
全固体電池開発に際して課題となる
半固体電池
水系電解質を使ったリチウムイオン電池
リチウム空気電池
非リチウムイオン電池──「〇〇イオン電池」
CHAP.6 蓄電設備として期待されるフロー電池
大型の蓄電装置に適したレドックスフロー電池(RFB)
電力貯蔵用として再び注目される亜鉛- 臭素電池
資源的制約のないナトリウム硫黄電池(NAS 電池)
レドックスフロー電池、NAS電池の応用分野
CHAP.7 発電装置とも言える燃料電池
燃料電池とは──水の電気分解とは逆の原理
水素を供給して水を生成しながら発電する燃料電池の種類
燃料電池開発の歴史
燃料電池の発電のしくみ
応用分野(燃料電池車、エネファーム)
排熱も利用する家庭用燃料電池(エネファーム)
CHAP.8 太陽電池、そして原子力電池──物理電池
物理電池の代表格──太陽電池
太陽電池の歴史
太陽電池の発電の種類
今もっとも一般的なシリコン系太陽電池の発電の原理
光合成のように電気を生み出す太陽電池──色素増感太陽電池
CHAP.9 コンデンサも立派な蓄電池
コンデンサとは──電池とは違う蓄電装置
電気回路には「コンデンサ」、蓄電装置には「キャパシタ」
コンデンサはどの程度の電気を溜められるのか──静電容量
蓄電池と同様な用途に使われる「電気化学キャパシタ」
蓄電デバイスとしてのコンデンサの応用分野
以上
この本は、電池好きとしては、ぜひ読んでみたい本ですね。
上の話の続きは・・
今のマンガン電池(お安い電池)は、昔の黒い電池に相当するみたいだね。
で、今のアルカリ電池が、その当時の黒い電池に相当するらしい。
電池って、適材適所に使ったほうが良くて、大きな電力を必要とするような物には、アルカリ電池を使い、リモコンなどの場合には、マンガン電池を使うと良いと言われている。
で、個人的には、同じ電池だったら、使用期限の長いものを選ぶか、いくつかのメーカー品から選ぶのだったら、用途に問題が無いときには、重たいのを選ぶようにしてるけど?
でも、実は、1時電池の出番は、ウチではあまりなくて、ほとんどが充電できる電池を使っている。
1.2V と 1.5V の電圧差(1本あたり)で、動かないってものも、まれにあるのだけれど、そんなときだけ乾電池を使う。
充電できる電池は、アマゾンとかでもお安く手に入れられるが、あまり品質が良くないみたい。
こんなのは、計ってみると容量としてはまずまず満足できる値が出るのだけれど、数本(4本ぐらい)が、数回の充電で、普通の充電方法では充電できなくなっちゃった。
保障もあるよ。交換するよと、最初から言ってきていたが、こういうことがわかっているからそんなことを言ってくるんだね。
百均の電池は、お安いので容量も小さいのだけれど、不良も少なく安定しているように感じる。(まぁオススメかな?)
電池って、今後もすごく重要になると思うし、折角の機会だから、誰でも読んでおいても良いと思う書籍です。
個人的には、大容量で低価格、加えて安全な電池が出てくると、嬉しいなぁ。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。