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この記事は 2020年07月05日 に以下のカテゴリに投稿されました IoT.

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SORACOM Airの「IoT契約回線数」が、200万回線を突破!!

順調に伸びているようですね。

IoT に使われる、回線契約の数。

SORACOM Air の回線契約数が、200万件を超えたそうです。

SORACOM Airの「IoT契約回線数」が、200万回線を突破!!
15のIoTビジネス活用事例と、グローバル、LPWA、eSIMなど5つの最新IoT技術トレンドをご紹介
株式会社ソラコム

「SORACOM」は、IoTのつなぐを簡単にするプラットフォームです。このたび、データ通信サービス「SORACOM Air」の IoT契約回線数が200万回線を突破しました。IoT はすでに企業のデジタル・トランスフォーメーションや、新しいビジネス価値創造と融合し、当たり前に利用される技術になりつつあります。本発表にあたり、SORACOMをご利用いただくお客様事例に見る、最新IoTビジネス活用15選と、進化するIoTテクノロジーの最新トレンド5つをご紹介します。

株式会社ソラコムの、IoT プラットフォーム「SORACOM」のデータ通信サービス「SORACOM Air」の IoT 契約回線数が200万回線を突破しました。*1

SORACOM Airの「IoT契約回線数」が、200万回線を突破!!

SORACOM Airの「IoT契約回線数」が、200万回線を突破!!

ソラコムは、IoTのつなぐを簡単にする、IoT プラットフォーム SORACOMを提供しています。SORACOMは、日本だけではなくグローバルにつながる IoT通信に加え、クラウド連携、セキュリティ強化、データの可視化といったIoT導入のハードルを下げるサービスを拡充してきました。少ない初期コストでリーズナブルに、ウェブ上ですぐに利用を開始できるという特徴から、スタートアップから大企業まで、15,000を超えるお客様が SORACOM を利用して、ビジネスにおける DX(デジタルトランスフォーメーション)や、新しいビジネス価値創造に挑戦しています。

ソラコムは、2019年6月に100万契約回線突破のニュースを発表しましたが、そこから1年でさらに成長し、200万契約回線を超えました。今回の発表にあたり、IoTプラットフォーム利用における5つの動向をご紹介します。

  1. あらゆるビジネスに溶け込むIoTお客様事例
  2. 145を超える国と地域でつながり、グローバル企業をサポート
  3. 産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透
  4. IoTにおけるLPWAの活用
  5. 5G時代を見据えた、IoTにおける大容量データ活用の拡がり

1 . あらゆるビジネスに溶け込むIoTお客様事例

SORACOMの通信は、すぐに利用でき、今まで IoTの行き届いていなかったような様々な業界・分野で活用を拡げています。

あらゆるビジネスに溶け込むIoTお客様事例

あらゆるビジネスに溶け込むIoTお客様事例

製造業やガス・電気のような社会インフラ業では、デジタル化による現場業務の自動化やリモート管理、また、得られたデータの分析に基づく予兆検知やオペレーションの最適化に活用されています。また、AI通訳機や IoT電球などのコンシューマーデバイスにも SORACOMの通信が搭載されています。新しい動向としては、時間単位での利用を提供するシェアリングサービスや、在庫切れを検知して自動発注するサービスなどの、新しいビジネスモデルにも利用されています。

2 . 145を超える国と地域でつながり、グローバル企業をサポート

SORACOM IoT SIMは、1枚の SIMで世界145の国と地域で利用できるという特徴から、グローバルに製品やサービスを展開する企業でも利用されています。

グローバルに展開する製造業では、出荷後の製品のリモート監視に利用されています。また、北米ではマルチキャリア *2 でつながる特徴から広い地域を同一の仕組みでカバー出来るため、山間部の水資源管理や農地の灌漑設備制御にも利用されています。

145を超える国と地域でつながり、グローバル企業をサポート

145を超える国と地域でつながり、グローバル企業をサポート

現在、SORACOM IoT SIMは、北米/南米、欧州、アジア(日本を含む)の各エリアで、それぞれ数十万回線以上利用されており、利用エリアも日々拡がっています。IoTテクノロジーの進化により、ある国で開発されたIoT製品やサービスを、スピーディに国の枠を超えて展開できる下地ができつつあります。

3 . 産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透

<カード型 SIM(左)と、チップ型 SIM(右)>

<カード型 SIM(左)と、チップ型 SIM(右)>

わずか5mmというサイズで機器に組み込めるチップ型 SIM(以下、eSIM)は、順調に出荷数が増えています。SORACOM Air for セルラーでは、2017年からeSIMの提供を開始し、全契約回線における eSIMの割合は、現時点で57%と半数以上を占めています。

 産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透

産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透

eSIMは、基板に組み込まれるため SIM の盗難や不正利用を防ぎ、温度変化や振動、衝撃にも強いという特徴があります。そのため、産業用機器においても工場用の遠隔モニタリング専用デバイスや、GPSで位置情報を取得するトラッカーなどで、eSIMの採用が顕著です。

 産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透

産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透

また、提供企業が  eSIMを用いて通信を含めて製品やサービスを提供する場合は、エンドユーザーは通信設定を意識せずにシームレスに IoTデバイスを利用できるため、AI通訳機、家庭用ロボット、シェアリングサイクルの鍵などのコンシューマー機器でもeSIMが採用されています。

4 . IoTにおけるLPWAの活用

LPWA *3 は、省電力の特徴から、特に常時の電力供給が難しいIoT用途で注目を集めており、ここ数年で本格活用される事例が増えてきました。SORACOM Air においても、2016年よりLPWAを含む複数無線のサポートを開始し、すでに14%が LPWAを利用しています。

IoTにおけるLPWAの活用

IoTにおけるLPWAの活用

バッテリー駆動でも数年にわたり利用することができるため、ガスメーターの自動検針や、地震計などの防災、装置の稼働管理などの用途で、商用利用が進んでいます。LPWAのような最新技術もより安価で便利に利用できるようになり、今まで人手で対応していたような業務にもIoTが浸透してきています。

IoTにおけるLPWAの活用

IoTにおけるLPWAの活用

5 .  5G時代を見据えた、IoTにおける大容量データ活用の拡がり

IoTシステム の利用例としては、センサーデータや機器のステータス取得が一般的なため、データ通信量は比較的少ない(数バイトから数KB程度)傾向があります。

一方で、2019年6月の100万回線達成発表時の データ通信量を比較すると、1GB 以上の通信を行う SIMの数は3倍となっており、急速に伸びています。

この要因として、IoTエッジデバイスとクラウドが密に連携するユースケースの増加が挙げられます。例えば、ドライブレコーダーのデータをクラウドに保管するケースや、工場内の機器からのログデータをクラウドで蓄積し、機械学習で不具合を検知するケースです。*4

大容量、低遅延が特徴の 5Gが商用が進むにつれ、IoTエッジデバイスとクラウドの連携はさらに密になり、幅広いユースケースに応用されることが見込まれます。

6 . おわりに

IoTはすでに企業のデジタル・トランスフォーメーションや、新しいビジネス価値創造と融合し、当たり前に利用される技術になりつつあります。

ソラコムは、引き続きテクノロジー・イノベーションと、テクノロジーの民主化で、IoT活用をもっと身近にするべく、SORACOMプラットフォームを通じて、お客様、パートナー様とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。

本発表でご紹介したような事例やサービスは、2020年7月14日(火曜日)開催の、年次カンファレンス SORACOM Discovery ONLINE 2020  にてご紹介します。ぜひ、ご参加ください。

SORACOM Discovery2020:https://www.discovery.soracom.jp/

注)
*1 海外法人からの提供を含む SORACOM Air の総回線数。SORACOM Air for セルラー、SORACOM Air for Sigfox、SORACOM Air for LoRaWANを含む。
*2 SORACOM IoT SIMは、ひとつの国で複数のキャリアネットワークを利用することができます。
*3 Low Power Wide Area Network 省電力広域通信ネットワークの略、もしくはLPWAN。上記の数値は、SORACOMが対応している、セルラーLPWAのLTE-Mと、アンライセンス系LPWA のSigfox、LoRaWANの合計から算出。
*4 ソラコムでは、このようなケースでご利用いただける大容量データのアップロード通信に特化した料金体系 plan-DUを2018年より提供しています。
このプレスリリース

以上

色々とやってみたりもしたけれど、今、多くを考慮しないで導入できるから伸びているのだろうなぁと思う。

ただ、この記事にも書かれているように、次の世代の技術の研究がどんどん進んでいるので、それが安心・安定して使えるようになると、そちらにシフトが起こるのでしょうかね。

楽しみな分野ではあります。


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