今頃?
って驚かれるかもしれないけれど、もうこの PC も5年ぐらい使っているのかなぁ?
今でも、全く不満はないし、流石に Software だけは、新しいものに、Version Up はしているけどね。
でも、使っているソフトはそんなに進化していないし、なんだか Look and feel だけが変わって、慣れるまでに時間がかかったり・・これは困ったことだ。
実は、なぜ今ごろになったのかというと、問題がなかったからってこれだけのこと。
強いて言えば、SSD のお値段が下がるのを待っていたと言うのもあるが、これは大したことではない。
で、今まではずっと、最初から 1TB の HDD が搭載されていて、何台かの HDD ドライブを増設してデータファイルを格納している。
データが入っている方の HDD(2TB x 2台) はそのままで、OS が入っている、1TB の HDD を SSD に換装しようという計画。
で、まずは、SSD を選ぶわけだが、SSD や HDD を接続する I/F のことがちょっと気になった。
新しい PC だと、SATA3 と呼ばれる規格が使われているね。
これは 6GB/sec 程度の転送スピードを持つらしい。
でも、この PC に搭載されている SATA は、SATA2 という、一つ前の規格であった。
う~む。
これだと、約半分の 3GB/sec の転送スピードとなるねぇ。
まぁ、I/F のスピードだから・・いいやぁ。っという感じ。
幸いにして、物理的には、SATA3 と SATA2 では、同じであるので、問題はなさそうだ。
関係ないけれど、ケーブルは SATA3 を使う場合に SATA2 のケーブルを使ってしまうと、刺さるけど、スピードは SATA2 となってしまうので、注意が必要。
逆に使っても、問題は起きないが、残念ながら、スピードが上がるということはない(当たり前だけどさ)。
ということで、ゴロゴロとたくさん販売されている、SATA3 対応の SSD を選べば問題はないことがわかった。
さて、次に行うのは、使用する SSD の選択作業。
Amazon あたりに行けば、ゴロゴロしてる。
まずは、お値段をチョツト探ってみる。
う~ん。
大体 2TB ぐらいの容量な SSD が一般的という感じだが、現時点(2020年7月末)では、2TB の SSD で、25000円弱って感じだなぁ。
1TB SSD を調べると、1万円ちょっとって感じで、だいぶお手頃感が出てくる。
では、もとの HDD も 1TB なので、1TB でいきましょうかと、検索条件を絞っていく。
色々あるんだねぇ。
聞いたこともないような、メーカーから、HDD の時代から、ずっと頑張ってるメーカーまでずらりと並んでいる。
なんだかでも、対して値段は変わらない。
仕様についても、ずば抜けて速い!ってのは、無いので、もしかしてどれを選んでも同じかぁ?っとも思うのだが、気がついたのは、保証期間に差があるみたい。
3年保証と、5年保証があるねぇ。
そりゃ保証は長いほうが良いし、RMA(壊れたときのメーカーによる製品交換)できるのは、心強いしね。
ん~
詳しく見ていくと、おまけを付けて販売しているところがあるなぁ。価格は変わらない。
一般的に言って、こんな販売形態をとっているのは、メーカーから販売価格の下限を提示(平たく言えば、これ以下の価格で売ることは禁じるぞってこと)されている場合が多い。
例えばオープンプライスとかの、おまけをつけて、お得感をだし、差別化するって手法だね。
これが良いと思うかどうかは、買う人が判断するってことになるが、これをやられると、メーカーは具の音も出ないってことになるわけだ。(最低販売価格を上回っていれば)
新興メーカー(HDD 時代にはなかったという意味)の製品も、そんなに評判が悪いわけではないので、さぁどうするかなぁと思ったが、(歳のせいか)HDD の時代にお世話になった Seagate とか、Western Digital とかに、目が行ってしまう。
ダラダラと、製品を見ているときに、そうだよなぁ・・現行の C ドライブから、まるごとコピーするときにはどうするんだぁとかも頭をよぎる。
検索してみると、多くは、無料で使えるアプリをインストールして・・とか書かれているページが散見されるが、どうもこれらの記事は、お金もらって書いてる感が感じられる。
では・・っという事で、これらの HDD のときにお世話になったメーカーのページを見ると、あるじゃない!良さそうなのが。
例えば、Western Digital のソフトウエアダウンロードのページ。
https://support.wdc.com/downloads.aspx?lang=jp
このページの
Acronis True Image WD Editionソフトウェア
が、役に立ちそう。
でもこれ、あとから分かったのだが、ソフトウエアをインストールするには、WD の何かしらのドライブが PC 上に無いと、インストールすらさせてくれないようになっているので、注意が必要。(そりゃそうだよね)
ダウンロードだけならできるけどね。
ということで、WD の SSD 使ってみようかなと。
先のおまけ付きのやつね。
SSD は、2.5インチの大きさなので、3.5インチベイに入れるには、こういうのが必要なので、一緒に買った。(必ずなければダメってわけじゃない)
ケーブルとか色々ついているけれど、使うのはアルミ板でできたマウンタだけなんだけどな。
で、注文した。
次の日の朝イチで届いたよ。
配送業者は Amazon 。
これ、某宅配業者よりも速いし、丁寧だなぁ・・個人の力量が多くを占めているとは思うけれど、すごく良いと思う。
早速作業開始。
幸いにして、この PC は、ミニタワーなので、スペースには余裕たっぷり。
ただし、SATA2 のコネクターはすでにいっぱい(すでに4台ぶら下がってる)。
何をはずしてやろうかと考えてはいたのだが、いいの見つけた。
CD ドライブ。
こいつの電源と、SATA2 のケーブルを引っこ抜いて、真新しい WD の 1TB SSD に接続する。
で、PC を起動して、まずは BIOS 上で SSD がちゃんと認識されていることを確認する。
次に、ディスクマネージャーで、ドライブを割り当てて、フォーマットしておいた。
で、先の WD のサイトから、Acronis True Image WD Editionソフトウェア をダウンロードして、インストール。
ちゃんとディスクが認識されているから、インストール完了。
インストールの完了時に、起動するのチェックボックスがあるから、素直にこのアプリを起動する。
Acronis のアプリは、以前にサーバーのバックアップなどでも使ったことがあるけれど、その当時から感じていたが、直感的に操作できるね。
迷わずディスクのクローンを指定して、指示の通り、ソースドライブ(HDD)と、クローン先の新しい SSD ドライブを指定して、クローン作業の開始。
一度再起動して、転送作業が開始される。
どうだろう、30分強ぐらいだろうか?もちろん環境等によっても時間は変わると思うが、無事に作業が完了すると、シャットダウンするように、ボタンも付いている。
もちろんこのボタンにチェックを入れて、シャットダウンするようにしておいて、昼飯することにした。
ご飯食べてニュース見て、コロナがまた増えたことを確認し、今度は今までずっと使っていた 1TB の C ドライブ HDD を取り外す。
DELL の PC は、こんな作業はドライバーとかいらないように出来ているが、同時に購入した、アルミのマウンタに SSD を取り付けるときだけドライバーを使用した。
ちなみに、こんな作業を行う人には必要ないのでは?っとも思うが、ご親切にドライバーと取り付けネジまで、ちゃんと購入したマウンターには付属していたよ。(親切)
DELL の樹脂製の 3.5インチ HDD 用の補助具に SSD を取り付けたマウンターを取り付けて、元の場所に戻す。
ケーブルをもとに戻し、クローン作るときに、一時的に外した CD のケーブルも、もとに戻す。
さて、それで電源入れて起動。
もちろん一発起動。
最初は BIOS が少し考えていたけれどね。
何度か再起動すると、それもなくなり、爆速(この PC にしてはだよ)で起動するようになった。
まぁ、やっぱりねぇ I/F が SATA2 だから、ここでボトルネックになってとは思うけれど、満足。
ベンチマークとってみると、SSD ドライブが持つ転送速度の半分ぐらいだが、気にしない。
1分程度で起動し、作業できる状態になったけど、今まで起動する時間にスマホで行っていた、ルーチンワーク的な作業をする時間がなくなってしまったなぁ。
でも、すぐに起動するようになったので、起動するのに時間がかかるから、電気入れたままにおこう。なんてことはなくなりそうだ。
音も静かになった。
速くやればよかったなぁとは思うが、どうだろう・・これであと5年ぐらい使えちゃうってことになるのか?
今やってる作業なら、メモリが不足するなんてことには陥らないし、性能的には、問題ないけどね。
かなり、愛着もあるし、今後も頑張って使っていけると良いなぁと、再認識する作業でした。
ちなみに、SSD を購入した際についてきた、SSD のケースは、USB で接続できるので、手元にあってジャンクとなりそうだった、昔、手に入れた 128GB の SSD を入れて、何かのときの外部ドライブとして、使っています。
こちらも、なんの問題もなく使えますね。(当たり前だけどさ)
コンパクトで振動にも強いだろうから、便利に使えそうですよ。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。