ピックワールド(PIC World)

インフォメーション

この記事は 2020年10月14日 に以下のカテゴリに投稿されました Security.

この記事のタグ

, , , , , , , , , , , ,


<Kaspersky サイバー脅威調査:2020年第2四半期のDDoS攻撃>新型コロナウイルスの流行下、DDoS攻撃数は前年同期比の3倍に。人々の外出機会の減少が影響

あまり良くないお話ではあるが、伝える(知る)ことからこのようなことに、(少なくとも)気をつけたり、予め対策をしておいたりということが始まると思うのですね。

ぜひ、利用してほしいと思う、カスペルスキーが公開している、サーバー脅威調査の結果です。

2020年第2四半期の DDoS 攻撃の状況となっています。

結果を見て、驚くと思いますが、1年前と比べると300%を超える増加を示しています。

<Kaspersky サイバー脅威調査:2020年第2四半期のDDoS攻撃>新型コロナウイルスの流行下、DDoS攻撃数は前年同期比の3倍に。人々の外出機会の減少が影響
株式会社カスペルスキー

概要

Kasperskyの調査チームは、2020年第2四半期(4~6月)のDDoS攻撃に関する調査結果を公開しました。

https://securelist.com/ddos-attacks-in-q2-2020/98077/

調査の結果、2020年第2四半期のDDoS攻撃の件数は、2019年第2四半期の約3倍に増加したことが明らかになりました。その理由の一つは、新型コロナウイルスの世界的な大流行で夏の休暇の外出機会が減り、オンラインサービスを利用する時間が増えたためとみています。

Kaspersky サイバー脅威調査:2020年第2四半期のDDoS攻撃

Kaspersky サイバー脅威調査:2020年第2四半期のDDoS攻撃

2020年第2四半期におけるDDoS攻撃の地理的分布は、ユニークな攻撃対象数のトップ5は第1四半期と同じで、中国(66.02%)、米国(19.32%)、香港(6.34%)、南アフリカ(1.63%)、シンガポール(1.04%)でした。日本(0.18%)は初めて9位にランクインしました。
https://securelist.com/ddos-attacks-in-q2-2020/98077/#attack-geography

KasperskyのDDoSプロテクション部門のビジネスデベロップメントマネージャー、アレクセイ・キセリョフ(Alexey Kiselev)は、次のように述べています。「今年は多くの地域がCOVID-19対策のためにロックダウンされている状態で、人々はいつものように夏季休暇を楽しむことができませんでした。そして個人的な活動でも業務においても、人々がオンラインのリソースを利用する時間が増えたことでオンラインビジネスは多忙を極め、情報リソースの需要も上がっています。結果としてDDoSマーケットはかつてないほど活発な動きを見せており、この傾向は継続するでしょう」

2020年第2四半期のDDos攻撃の概要について、詳しくはSecurelistブログ「DDoS attacks in Q2 2020」(英語)をご覧ください。
https://securelist.com/ddos-attacks-in-q2-2020/98077/

Kaspersky

Kaspersky

■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立された世界的なサイバーセキュリティ企業です。Kasperskyが有する深く高度な脅威インテリジェンスと専門性は、常に当社の革新的なセキュリティソリューションやサービスに反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、4億人以上のユーザーを保護し、25万の企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jp をご覧ください。

以上

このように増加していますが、こちらもテクノロジーの進化によって、DoS 攻撃だったものが、DDoS 攻撃になったりと、攻撃の範囲を広げているわけですね。

いくつもの IP アドレスを使って、攻撃してくるものだから、なかなかその正体を暴くことも難しい。

もっと、良い方向に、おつむを使っていただくとよいのですけれど。

困ったものです。


コメントを残す

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ