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この記事は 2020年11月24日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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スマートフォングローバル市場、第3四半期に回復の兆しとなり、その中でXiaomiはAppleを抜き、世界で第3位の座を獲得。

すごいですね。

Xiaomi が Aplle を抜いて、Samsung, HUAWEI に次ぐ3位につけたとのことです。

どうもこの調子で行くと、もう1つぐらいは、Xiaomi は上がれそうな感じですね。

スマートフォングローバル市場、第3四半期に回復の兆しとなり、その中でXiaomiはAppleを抜き、世界で第3位の座を獲得。
Xiaomiは初めてAppleを抜き、スマートフォン市場世界第3位に躍進。Realmeは第3四半期に1,480万台を出荷し、市場参入後、世界最速で5,000万台を出荷した企業となった。
Counterpoint Technology Market Research Limited

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、ロックダウンが緩和され、米国、インド、中南米などの主要市場全体が元に戻りつつあることから、2020年の第3四半期は、前年同期比では4%減であるものの、前四半期比では32%成長し、3億6,600万台に達したという調査結果を含むMarket Monitor Serviceによる最新調査を発表致しました。
スマートフォン市場は、需要と供給の両面で、COVID-19の悪影響に対して抵抗力があることを示したと言えます。市場全体の動きについて、カウンターポイント社アソシエイトディレクターのTarun Pathak氏は以下の通りコメントしています。
「主要市場全体に渡ってロックダウンが緩和されたことで、輸出入が再開され、サプライチェーンにモノが流れるようになった。ロックダウン期間中に積み上がった需要も、回復基調に戻ることに寄与した。部品供給の問題は、インドの工場ではCOVID-19以前の8割での操業にとどまるものの、中国やベトナムの製造拠点が平時の操業レベルに戻り始めたことで解消されつつある。米国や欧州では新学期の開始に伴う穏やかな需要増もあり、市場の回復に貢献した。」

2020年Q3スマートフォン出荷台数シェアと成長率

2020年Q3スマートフォン出荷台数シェアと成長率

2020年Q3スマートフォン出荷台数シェアと成長率

Samsungは、7,980万台を出荷し、首位を奪還しました。これは前四半期比で47%、前年同期比で2%の成長となり、過去3年で最大の出荷台数となりました。Note 20といった新機種やAシリーズの健闘により、インドや西欧、中南米の市場において復活の傾向にあります。Aシリーズの5G対応機種は米国で順調に伸びおり、また、インドでは、Mシリーズの成功により、SamsungはXiaomiを抜き首位となりました。Huaweiはグローバル市場でトップの一角でしたが、2020年の第3四半期のシェアは14%と、第2四半期の20%から低下傾向にあります。この四半期もrealmeの急成長は続き、出荷台数は前四半期比で132%増となり、主要メーカーの中で最も勢いのある成長を示しました。

Xiaomiは前四半期比で75%成長し、今四半期13%のシェアを獲得しました。加えて、同社はAppleを初めて抜き、グローバル市場で第3位の座を獲得しました。この市場の動きに関して、カウンターポイント社リサーチアナリストのAbhilash Kumar氏は以下の通り述べています。
「Xiaomiの2020年第3四半期の出荷は4,620万台と過去最高を記録した。これまで苦戦していた中国で、前年同期比で28%、前四半期比で35%の成長を遂げた。Xiaomiの躍進は、8月に創業10周年を祝って実施したキャンペーンや宣伝の力が大きい。さらに、中南米、欧州、中近東などの同社の新市場において、Xiaomiのシェアは、米中貿易摩擦の渦中にあるHuaweiの犠牲の上で急拡大している。その他、同社は、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどの東南アジア市場でも好調である。」

2018年Q1から2020年Q3の期間中におけるスマートフォンOEMメーカートップ5の出荷台数の推移

2018年Q1から2020年Q3の期間中におけるスマートフォンOEMメーカートップ5の出荷台数の推移

2018年Q1から2020年Q3の期間中におけるスマートフォンOEMメーカートップ5の出荷台数の推移

realmeの業績に関して、Kumar氏は以下の通り述べています。
「realme製スマートフォンの累計出荷台数は、この第3四半期に5,000万台を突破した。これは、Samsung、Apple、Huawei、Xiaomiなどのトップ企業を抜き、創業から最も短い期間での達成となる。第3四半期中に、realmeは同社にとっての主要市場である、インド、インドネシア、バングラデシュ、フィリピンなど東南アジア市場で、トップ5社、あるいはトップ3社に食い込みそうである。第3四半期中に充実した5Gスマートフォンのラインナップをそろえた結果、realmeは中国市場でも大躍進をとげた(前四半期比で90%の売上増)。高級機種並みながら値ごろな機種の提供や、インターネット販売やアフターサービスを各国でスムーズに展開できていることで、realmeはコロナ流行による危機に対して、流行の最中、その後においても、最も強い企業となった。さらに加えて、realmeはスマートフォンだけでなくIoTにも事業を拡大しつつある。スマートウォッチ、完全ワイヤレスステレオ(TWS)、スマートTVの商品群が同社のグローバル市場でのポジションをさらに強くするだろう。」

スマートフォン出荷台数5,000万台に到達するまでにかかった時間(四半期単位による)

スマートフォン出荷台数5,000万台に到達するまでにかかった時間(四半期単位による)

スマートフォン出荷台数5,000万台に到達するまでにかかった時間(四半期単位による)

注:HuaweiにはHONORを含む。またXiaomiにはRedmiを含む。

5G機種のシェアに関して、カウンターポイント社リサーチアナリストのAman Chaudhary氏は以下の通り述べています。
「前四半期比で82%と、5G機種の出荷は伸び続けている。5G機種の第3四半期単独の出荷台数は、なんと2020年上半期の合計台数を超えた。300米ドルを切る5G端末が、Huawei、vivo、OPPO、Xiaomi、OnePlusから発売され、大量に出回ったことが、この急成長に繋がった。中国でも当分はこうした値ごろな5G端末が主役になるだろう。また、米国、カナダ、西欧市場では、第4四半期にiPhone 12を発売するAppleが、5G普及を引っ張ることになるだろう。」

市場の主なポイント:AppleのiPhone出荷は、2020年第3四半期に前年同期比で7%減少した。これは、例年第3四半期に行っていた新製品発売を第4四半期に延期したことによる。5Gを搭載したiPhone 12が2020年第4四半期に発売されたことにより、Appleの業績は戻るだろうと予測される。
OnePlusは前年同期比で2%、前四半期比では96%成長した。これは8シリーズとNordが主要市場であるインドと西欧で好調なことによる。
Huaweiは中国国内向け事業が好調なため、5G端末全体の4割を出荷した。
Motorolaは前四半期比で37%、前年同期比で4%成長した。E6とG8シリーズが中南米や米国で好調なことによる。
vivoは、Yシリーズが、海外市場、とりわけインドネシア、フィリピンなど東南アジア諸国で好調である。他メーカー同様、同社もIoTに参入し、9月にスマートウォッチを発売した。
OPPOはキャリアとの協業を軸に欧州市場での事業拡大を試みている。また、大型スポーツイベントとの提携で欧州での存在感を高めようとしている。

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/

以上

最初のグラフを見ていると、1社を除く他の会社は、全て伸びを示しているのにね。

HUAWEI だけが落ちている。

5G を除く半導体を手に入れることができるかも?って話も耳にしているけれど、今更4Gでは太刀打ちも(特に海外では)できないだろうなぁ。

ただ、多分自分たちで半導体を製造するってのも、大変なことではあるが、もちろん進めていくのでしょうね。

時間もかかるだろうけれど、その次にも、大きな難関があるのだろうから、これは大変なことですな。


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