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この記事は 2020年12月27日 に以下のカテゴリに投稿されました PC.

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MediaTek次世代Chromebook向けチップセット「MT8195」および「MT8192」を発表

MediaTek が、先日次世代機器向けのチップセットを発表しました。

Cromebook 向けとのことですが、6nm と 7nm が採用されたチップセットです。

もう少しすると、こんなチップセットが搭載された Cromebook が出てくるのでしょうね。

MediaTek次世代Chromebook向けチップセット「MT8195」および「MT8192」を発表
プレミアム / メインストリームChromebookのパフォーマンスを向上
メディアテックジャパン株式会社

MediaTek次世代Chromebook向けチップセット「MT8195」および「MT8192」を発表

MediaTek次世代Chromebook向けチップセット「MT8195」および「MT8192」を発表

MediaTekの日本法人であるメディアテックジャパン株式会社(本社:東京都品川区、ジェネラルマネージャー:クリス・リュウ、以下 メディアテックジャパン)は、次世代Chromebook向けのチップセット「MT8195」、および「MT8192」を発表しました。6nmプロセスを採用したプレミアム向けMT8195と、7nmプロセスを採用したメインストリーム向けMT8192は、パワフルかつスマートで軽量なChromebookをデザインすることを可能にします。省電力設計により長時間駆動が可能になったバッテリーライフ、また、オンライン会議や動画のストリーミングから、クラウドゲームやAIベースのアプリケーションに至るまで、卓越したコンピューティング体験を提供します。
MediaTekのコーポレート シニアバイスプレジデント、ジェリー・ユー(Jerry Yu)は次のように述べています。「在宅勤務や在宅学習の普及が進み、Chromebookはかつてないペースで急速に普及しています。ほとんどすべての手続きや企業活動がオンラインにシフトし、Chromebookの需要は引き続き増えていくでしょう。当社の製品は、日本を含め、既に複数のChromebook製品に優れたパフォーマンスを提供していますが、引き続きユーザー体験の質を高めるため、更に改良された新しい製品の開発を続けています。MT8195とMT8192が提供する多くの優れた特性によって、お客様は折りたたみ式や取り外し式など革新的なフォームファクタ、スリムかつ軽量でバッテリーライフも長いパワフルなChromebookをデザインすることが可能になります。MediaTekはチップセットメーカーとして、パートナー企業との協業のもと、市場で求められる様々なニーズに対応可能な製品ポートフォリオを準備し、Chromebookエコシステムの中で重要な役割を果たしていきたいと考えています。今後も、Chromebookをはじめとする様々な製品を通じて、日本の皆様のデジタルライフを豊かにするお手伝いを致します。」

ハイパフォーマンスAI処理ユニット(APU)を実装している「MT8195」および「MT8192」チップセットは、音声や視覚ベースの幅広いAIアプリケーションをサポートします。MediaTekのパワフルなAPUテクノロジーは、音声による個人の特定および音声制御、音声・画像認識、音声入力、ライブ翻訳、オブジェクト認識、背景削除、ノイズリダクション、画像・動画セグメント化、ジェスチャーコントロールなどの全てをリアルタイムかつシームレスに処理できるように設計されています。また、どちらのチップセットも専用のオーディオDSPを搭載しており、音声アシスタント機能向けに超低消費電力な音声起動(VoW)機能をサポートしています。

「MT8195」および「MT8192」に内蔵のハイダイナミックレンジ(HDR)画像信号プロセッサおよびハードウェア深度エンジンによって、多様なカメラ構成が可能になります。超大型80MP 4セル・カメラやシングル32MPカメラ、あるいは16 MP + 16 MPのデュアル・カメラなど、Chromebookでのオンライン会議にシャープで鮮明なHDRイメージを提供します。

TSMCの6nmプロセス技術で構築された「MT8195」はオクタコア構成で、高速処理用の4つのArm Cortex-A78コアと、優れた電力効率のArm Cortex-A55コア4つがバックグラウンドタスクを同時に処理しながらバッテリーライフを最大化します。また、内蔵の「APU 3.0」は、最大4 TOPSのAI処理能力を提供します。パワフルな5コアArm-Mali G57 GPUが卓越した画像を提供し、クアッドチャネル2133MHz LPDDR4X が、このパワフルなコア用の幅広いメモリ帯域を確保しています。「MT8195」は最大3台のディスプレイを同時にサポート可能なため、ユーザーは仕事中やゲーム中、ネットの閲覧時などで、より多くの画面領域を利用することができます。

Dolby Vision 7.1サラウンド、また AV1 CODECハードウェアビデオアクセラレータにより、ユーザーは人気のオンラインサービスから、映画やテレビ番組のストリーミングを、映画館のクオリティで楽しむことができます。AV1のハードウェアデコードは、より小さなデータで、これまでと変わらない高い品質のグラフィックとスムーズな動画体験を提供します。

「MT8192」のオクタコアCPUは、Arm Cortex-A76コア4つとArm Cortex-A55コア4つが、パフォーマンスと消費電力の最適なバランスを実現し、内蔵の「APU 2.0」は、最高2.4 TOPSの性能を提供します。また、このチップセットは優れたビジュアル環境を提供するパワフルな5コアArm Mali-G57 GPUに加え、2133MHz LPDDR4xおよびUFS 2.1ストレージを提供します。「MT8192」はWQHD(Wide Quad High Definition)ディスプレイを60Hzのリフレッシュレートでサポート。あるいは、 Full HD+ディスプレイであれば120Hz のリフレッシュレートをサポートし、超高速レスポンスを実現することも可能です。また、「MT8192」は2台のフルHDディスプレイを同時にサポートできます。

どちらのチップセットも、4K HDRビデオデコードを搭載しているため、優れた動画品質を提供しつつ、バッテリーライフを最大化し、ユーザーはお気に入りのコンテンツをより長時間楽しむことができます。また、「MT8195」、「MT8192」は共にPCI-Express Gen 3およびUSB 3.2 Gen 1もサポートしています。

「MT8192」を搭載したChromebookは、2021年第2四半期に市場へ提供される予定です。「MT8195」は、プレミアムChromebookやスマートディスプレイ、タブレットなどのスマートデバイスに搭載され、後日市場に提供される予定です。

Chromebook向けチップセットの詳細は下記よりご覧いただけます。
https://www.mediatek.jp/products/laptops-and-tablets/chromebooks

MediaTek Inc. について
MediaTek Inc.(台湾証券取引所:2454)は、年間 15 憶台のコネクテッドデバイスを提供しているグローバルファブレス半導体メーカーです。モバイルデバイス、ホームエンターテイメント、コネクティビティ、および IoT 製品向けに革新的なシステムオンチップ(SoC)の開発で市場をリードしています。イノベーションに対する献身的な取り組みにより、電力効率に優れたモバイルテクノロジーや高度なマルチメディアソリューションを含む主要テクノロジー分野で市場を牽引する地位を確立しています。それらの技術はスマートフォン、タブレット、デジタルテレビ、5G、音声アシスタントデバイス(VAD)、ウェアラブル端末、自動車用ソリューションなど幅広い製品において活用されています。MediaTek は、スマートテクノロジーを通じて、人々が視野を広げ、容易に目標を達成出来るようになることを望んでいます。優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにし、企業活動の原動力としています。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。www.mediatek.com

以上

(使い方を選ぶように思うけれど)Choromebook もなかなか使えると思う。

ただし、ネット環境が整っていることが使う上で、重要なことではあるが、これはそんなに大きな問題ではないですね。

そういえば、先日 Google が Chrome OS 関連の会社を買収したと聞いたような・・え~と。

CloudReady を提供している Neverware って会社ですね。

ベースは Chrome OS で、様々な PC に提供されている OS を入れることにより、Chromebook のように使えるようにしてしまう製品。

個人向けのものなら、無償で使うことができるけれど、残念なのは Android のアプリは動かないみたい。


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