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この記事は 2021年07月29日 に以下のカテゴリに投稿されました 電子工作.

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センシリオン社の超小型CO2センサー「SCD40」を搭載した、ピッチ変換基板及びConta™規格基板をスイッチサイエンスウェブショップで2021年7月16日販売開始

スイッチサイエンスが販売を開始したセンシリオンの CO2 センサーです。

ピッチ変換基盤も同時に販売されるとのことなので、使いやすそうな感じです。

室内の空気の状態を把握し、問題があるときにはアラームを鳴らすとか、自動的に換気を開始するとか、色々と利用できそうです。

センシリオン社の超小型CO2センサー「SCD40」を搭載した、ピッチ変換基板及びConta™規格基板をスイッチサイエンスウェブショップで2021年7月16日販売開始
株式会社スイッチサイエンス

株式会社スイッチサイエンス(以下スイッチサイエンス、本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)は、センシリオン社の超小型CO2センサ「SCD40」を搭載した、「SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板」及び「Conta™ CO2センサ SCD40搭載」を、スイッチサイエンスのウェブショップにて2021年7月16日より販売開始します。

「SCD40」は、光音響センシング原理とセンシリオン社の特許技術、 PASens® および CMOSens®技術により、比類ない小型サイズ(約1cm角)と高性能を両立させたセンシリオン社の次世代小型CO2センサーです。

センシリオン社の超小型CO2センサー「SCD40」を搭載した、ピッチ変換基板及びConta™規格基板をスイッチサイエンスウェブショップで2021年7月16日販売開始

センシリオン社の超小型CO2センサー「SCD40」を搭載した、ピッチ変換基板及びConta™規格基板をスイッチサイエンスウェブショップで2021年7月16日販売開始

今回販売開始するのは、「SCD40」を搭載し、ピンを2.54mmピッチに変換する「SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板」(写真左)と、「SCD40」を搭載し、Conta™ 規格に則った基板とした、「Conta™ CO2センサ SCD40搭載」(写真右)です。

▶︎ センシリオン社の超小型CO2センサ「SCD40」の仕様

CO2測定範囲 : 400ppm –2,000 ppm ± (50 ppm + 5% of reading)
温度センサ精度 : 15℃ –35℃±0.8℃、-10℃ –60℃±1.5 °C
湿度センサ精度 : 15℃ –35℃、20 %RH –65 %RH 時 ±6%RH
-10℃ –60℃、0 %RH –100 %RH 時 ±9 % RH
返答時間 : CO2 60秒、湿度 90秒、温度 120秒
ピーク消費電流 : 最大205mA(3.3V時)
平均消費電流 : 最大18mA(3.3V時)
低消費電流モード平均消費電流 : 最大3.5mA(3.3V時)

▶︎ Conta™ 規格とは

Conta™ 規格

Conta™ 規格

Conta™ 規格とは、breakout基板の外形・コネクタ・信号配列などに一定の規約を設けることで、各基板間の相互接続性を確保するための規格です。

http://trac.switch-science.com/wiki/Conta_format

「SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板」
センシリオンの超小型CO2センサSCD40を搭載して、ピンを2.54mmピッチに変換する基板です。基板の厚さを1.0mmと薄めにしてあるのと、端子をカットしてあるので基板上にこの基板を直接はんだ付けすることもできます。

SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板

SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板

▶︎ 「SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板」の仕様

SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板

SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板

基板上の端子の説明
G : GND
V : 電源(2.4〜5.5V)
D : SDA(I2C)
C : SCL(I2C)
VとGは2つあり、それぞれどちらも基板上でつながっています。
文字が書いていない端子はなにもつながっていません。
I2Cのプルアップ抵抗は搭載されていません。必要に応じて外部に接続してください。
I2Cのアドレスは0x62(7bit)です。

<使用上の注意>

上面に貼られている白いフィルムは空気のフィルタなのではがさない、ふさがないようにしてください。

Conta™ CO2センサ SCD40搭載
約1cm角のCO2センサ、SCD40を搭載したI2C接続のモジュールです。動作電圧は2.4〜5.5Vです。
本製品は「Contaシリーズ」の規格に則った製品です。単体での使用はもちろん、Contaベースシールドなどに搭載することもできます。ピンヘッダははんだ付け済みです。

Conta™ CO2センサ SCD40搭載

Conta™ CO2センサ SCD40搭載

▶︎ 「Conta™ CO2センサ SCD40搭載」の仕様

Conta™ CO2センサ SCD40搭載

Conta™ CO2センサ SCD40搭載

基板上の端子の説明
IO4端子にはなにもつながっていません。
基板裏面にI2Cのプルアップ抵抗を実装するパッドを用意しています。必要に応じて1608サイズのチップ抵抗をはんだ付けしてください。
I2Cのアドレスは0x62(7bit)です。

<使用上の注意>
上面に貼られている白いフィルムは空気のフィルタなのではがさない、ふさがないようにしてください。

▶︎ 販売情報
スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com/ ) にて販売します。

SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板

SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板

型番 SSCI-071680
商品名 SCD40搭載CO2センサピッチ変換基板
価格(消費税込み) 6,930 円

購入ページ https://ssci.to/ssci_scd40pc

Conta™ CO2センサ SCD40搭載

Conta™ CO2センサ SCD40搭載

型番 SSCI-071697
商品名 Conta™ CO2センサ SCD40搭載
価格(消費税込み) 6,930 円

購入ページ https://ssci.to/ssci_scd40conta

▶︎ 製品の紹介ブログ記事
「CO2センサSDC40搭載基板を2種類発売します」
https://mag.switch-science.com/2021/07/16/co2_sensor_sdc40_board/

▶︎ センシリオン社(SENSIRION AUTOMOTIVE SOLUTIONS AG)について
SENSIRION AUTOMOTIVE SOLUTIONS AGは、1998年にスイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校からスピンオフして創業した、温湿度及びガス・液体フローの測定・制御用の高品質センサーとセンサー・ソリューションを提供するリーディングカンパニーです。日本の営業拠点は、東京都港区(センシリオン株式会社)にあります。

企業情報:https://www.sensirion.com/jp/about-us/company/portrait/

▶︎ 他社の商標または登録商標

PASens® および CMOSens® は、センシリオン社の登録商標です。
Conta™ は、株式会社スイッチサイエンスの登録商標です。
記載されている製品名などは各社の商標または登録商標です。

▶︎ スイッチサイエンスについて

スイッチサイエンス

スイッチサイエンス

スイッチサイエンスは、テクノロジーをより多くの人々が道具として当たり前に使える世界を目指して活動しています。具体的には、電子工作用の電子部品を自社で設計、製造、または国内外から調達し、販売する事業を行っています。2021年4月には、親会社株式会社144Labから、STEM教材事業、IoT開発協力事業を取得し、事業分野を広げました。

株式会社スイッチサイエンス
企業情報:https://info.switch-science.com/
Twitter:https://twitter.com/ssci
Facebook:https://www.facebook.com/SwitchScience

以上

Conta™ 規格というのは、新しい規格のようですね。

今後広く広まる規格なのかなぁ?

インタフェース自体は I2C でつながるので、これはかんたんで良いですね。

使いやすいセンサーだと思います。


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