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この記事は 2021年08月12日 に以下のカテゴリに投稿されました Robot.

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研究機関や教育現場の手間を大幅に減らす「ロボットの種」を発売

そりゃ、全部自分(達)でできれば良いけれど、技術力とか時間とかに制約があったりするのが普通。

そんなときに役に立ちそうな、こちらのロボットの種という製品。

何かしらのロボットを作るために必要な機能が、この中に含まれています。

時間短縮とかに、役に立ちそうですよ。

研究機関や教育現場の手間を大幅に減らす「ロボットの種」を発売
小型自律ロボットに求められる要素を一つにまとめ、開発の時短をサポート。
株式会社オムニメント

株式会社オムニメント(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:田村 塁)は、ロボットの試作において特に多く用いられている要素を一つにまとめ、小型自律ロボットのアイディア検証・開発を容易にするマイコンモジュール製品「RECore(リコア)」を8月12日より発売します。
​自律ロボット技術は、2020年にプログラミング教育が義務化され注目を浴び、教育分野のみならず、インフラ、飲食業、医療介護といった様々な分野において開発と応用が期待されています。昨今ではコロナ禍において配膳ロボットなどの非接触型技術に実装されています。これらを担う教育機関や研究機関の役割が注目される一方、自律ロボットの開発には多くの手間と時間を要することが大きな課題でした。

当社では、この手間と時間を短縮し、アイディアを形にするプロセスを大幅に改善する”ロボットの種”ともいうべきコア要素をまとめたマイコンモジュール製品「RECore」を8月12日より発売いたします。

https://www.omniment.co.jp/products/recore

研究機関や教育現場の手間を大幅に減らす「ロボットの種」を発売

研究機関や教育現場の手間を大幅に減らす「ロボットの種」を発売

これまで、自律ロボットのアイディア検証のためには、部品選定や回路構築などの準備に手間を掛ける必要がありました。このため研究開発機関での本来行うべき検証や研究開発の妨げになっていたほか、教育機関においても準備に時間を要するために、教育の負担となっていました。

当社ではこの手間を解消し、より多くのユーザーが自律ロボットのアイディアを手軽で効率的な方法で実現できれば、実社会への応用に貢献できると考え、製品の開発を進めて参りました。その結果、いくつかの要素の使用頻度が特に高いことに着目し、一つのモジュールにまとめた製品を開発しました。

本製品は、必要だった準備時間を削減することができ、アイディア検証を素早く気軽に行えるようになり、開発の試行回数を増やし、より質の高いアイディアの実現をサポートします。

特徴

1.「ロボットの種」となる機能を集約(オールインワンのモジュール)

マイコン、4つのモータードライバー、姿勢センサー、バッテリー、充電器、ライターなど、従来であれば15個以上の部品を用意する必要があったものを、一つのモジュールに収めました。これにより部品調達の手間を減らし、部品の相性などを気にせず使用することが可能です。

「ロボットの種」となる機能を集約(オールインワンのモジュール)

「ロボットの種」となる機能を集約(オールインワンのモジュール)

2.組み立て時間の大幅削減(パッケージから取り出してすぐに使用可能)

本体と、プログラミング・充電に必要なUSBケーブルが全てパッケージになっており、箱から取り出すだけで使用可能で、その時間はわずか数分のみです。これにより開発にとりかかるまでの時間を大幅に削減できます。モーターやセンサーを用意し、本体と組み合わせるだけですぐにロボットを製作することが可能です。

組み立て時間の大幅削減(パッケージから取り出してすぐに使用可能)

組み立て時間の大幅削減(パッケージから取り出してすぐに使用可能)

3.高速なマイコンを搭載(ArduinoUNO比で最高366倍の計算速度)

電子工作や学習などでよく利用されるArduinoUNOに搭載されているマイコンと比較して、最高で366倍の計算速度を持っています(当社比)。これにより複雑な計算が必要な制御でも高速に処理することが可能で、より様々な用途で応用することができます。

高速なマイコンを搭載(ArduinoUNO比で最高366倍の計算速度)

高速なマイコンを搭載(ArduinoUNO比で最高366倍の計算速度)

RECoreの主な仕様

4つのモータードライバー
搭載された4つのモータードライバーは、4つのDCモーター、2つの2倍電流DCモーター、そして2つのステッピングモーターを動かすことが可能です。さらに電流制限機能も搭載されているため、安全に使用することが可能です。モーターの種類と電流、そして動作はプログラムにより制御することが可能で、これにより検証したいロボットの性質に合わせたモーターを使用することが可能になります。

4つのモータードライバー

4つのモータードライバー

高速なMCUを搭載
制御を行うマイコンには、STMicroelectronics社製のSTM32G431 ARM Cortex-M4Fが使用されています。FPU(浮動小数点計算ユニット)を搭載した170Mhzのプロセッサにより、高速な情報処理と制御が可能です。計算速度は、電子工作でよく利用されるArduinoUNOと比較して約366倍にもなります(当社比)。

コンパクトで組み込みやすい寸法
70mm x 95mm x 40mmのサイズに全ての機能が集約されています。モジュールは組み立て済みで、箱から出してすぐに使用することが出来ます。各種寸法データは公開され、アイディアに合わせたハードウェアを開発していただくことが可能です。

ポピュラーな開発環境
電子工作ではポピュラーなArduino IDEを使用して開発を行うことが可能で、書籍など多くの情報が参照できるため、スムーズな開発が期待されます。また、STMicroelectronics社から提供されているSTM32CubeIDEや、市販のARM開発環境を使用することで、より高度なプログラムの作成が可能です。気軽な検証・開発から、実装や運用を想定したプログラムまで幅広くご利用いただくことが可能です。

以上

ARM ベースの MCU を搭載し、モータードライバーなども含まれていますね。

必要なものは、含まれていると思うので、あとはアイデア次第でということになりそうですね。

なかなか使いやすそうな製品ですね。


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