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この記事は 2021年08月22日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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2021年第2四半期にAppleは同四半期における出荷数記録を達成し、Xiaomiは世界第二位のスマートフォンブランドに

2021年第2四半期のスマートフォンの出荷台数。

やっぱり HUAWEI は、Others の中に含まれてしまった。

5位ぐらいなのかな。

あの勢いだったのにね。

変わって勢力を伸ばしているのは、Xiaomi で、何と Apple に次ぐ2位となっている。

2021年第2四半期にAppleは同四半期における出荷数記録を達成し、Xiaomiは世界第二位のスマートフォンブランドに
スマートフォングローバル市場は、前年同期比で19%伸び、前四半期比で7%減の3.29億台を出荷。首位はSamsung、Xiaomiが5,000万台を出荷し、初の世界第二位にランクインする。
Counterpoint Technology Market Research Limited

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、グローバルのスマートフォン出荷台数は2021年第2四半期に、前四半期比で7%減少したという調査結果を含むMarket Monitorサービスによる最新調査を発表致しました。
減少の理由は、部品の供給不足が続いていること、そして、アジアや欧州でCOVID-19による活動の制限が実施中あるいは延長されていることによります。しかし、前年同期比と比較すると、予防接種率が主要な経済圏で増加し、それを受けて、昨年のこの四半期ほど厳格なロックダウンが不要になり、出荷は19%増加しています。

グローバルスマートフォンメーカー出荷台数 (100万単位)

グローバルスマートフォンメーカー出荷台数 (100万単位)

グローバルスマートフォンメーカー出荷台数 (100万単位)

出典: カウンターポイント社Quarterly Market Monitor Q2 2021

各社のランキングに関して、カウンターポイント社リサーチディレクターのTarun Pathak氏は次の通り述べています。
「Samsungは首位を守ったものの、2021年第2四半期のシェアは3ポイント以上低下して18%となった。同社にとっての主要な事業地域であるインド、中南米、東南アジアでの季節性の需要が低かったことに加え、COVID-19によってベトナムでの操業を中断せざるを得なかったことが要因として挙げられる。一方、Xiaomiは中国、東南アジア、欧州でシェアを伸ばし、過去最高の四半期業績となった。Appleは第三位になったとはいえ、iPhone 12シリーズの根強い需要と安定した部品供給のおかげで、これまでの第二四半期における出荷数記録を打ち出した。OPPOとvivoは五位以内の地位を守った。OPPOは海外市場での拡販を続け、vivoは中国国内市場の首位を2四半期連続で確保した。」

各社の売上動向に関して、カウンターポイント社リサーチアナリストのAman Chaudhary氏は次の通り述べています。
「グローバルスマートフォン工場卸値ベースの売上は960億米ドル*(約10.5兆円)で、前年同期比25%増ではあるものの、前四半期比では16%落ちた。各社が部品供給不足の問題を抱えているなかでの数字である。AppleはiPhone 12シリーズの根強い需要のおかげで、第2四半期の記録となる売上シェア41%を獲得した。Samsung、OPPO、Xiaomiとvivoがこれに続く。各社が前四半期比で売上を落とす中、Xiaomiの売上は好調で、トップ5社の中で唯一、前四半期比の売上を伸ばした。この結果、同社は過去最高の9%となる売上シェアを獲得した。Redmi NoteとMi 11シリーズの好調が効いたといえる。」

グローバルスマートフォンメーカーレベニューシェア

グローバルスマートフォンメーカーレベニューシェア

グローバルスマートフォンメーカーレベニューシェア

出典: カウンターポイント社Quarterly Market Monitor Q2 2021

Xiaomiの記録的出荷台数に関して、カウンターポイント社シニアアナリストのHarmeet Singh Walia氏は次の通り述べています。
「Xiaomiは、高級機と低~中位セグメントの機種の両方が牽引役となり、同社として初めて出荷が5,000万台を突破した。COVID-19の変異種が猛威を振るうインドで数字が落ちたにも関わらず、Xiaomiは例外ともいえる好調となった。出荷が増えた理由は、同社が欧州、東南アジア、中南米で成長したことが大きく、これらの地域でSamsungやHuaweiの抜けた後を埋めてシェアを拡大した。中位セグメント機種の需要がこの四半期に増えた東南アジアと欧州は、Xiaomiにとって旨味のある市場となった。」

市場サマリー:

  • Samsungの2021年第2四半期出荷台数は、部品不足が影響し、前四半期比24%低下したが、なんとか前年同期比7%増の5,790万台となった。売上ベースでは、2021年第2四半期は前四半期比30%の落ち込み、前年同期比では7%の伸びとなった。インド、欧州、中南米などで、Samsungは商品ラインナップとチャネル戦略を多様化している。また、Samsungは、部品不足と在庫不足が成長の足かせとなっているため、米国などで中位機種より高級機種に部品供給を絞ってきている。
  • Xiaomiは、前四半期比8%の出荷の伸びをみせ、前年同期比では98%もの飛躍的な出荷の伸びを見せた。Redmi 9、Note 9、Note 10シリーズが好調だったうえに、高級機Mi 11シリーズの好調も持続した。高級機と低~中位機の双方のおかげで、Xiaomiは同社として最高の売上を2021年第2四半期に記録した。
  • Appleのスマートフォン出荷は、前四半期比18%落ち込んだが、前年同期比では30%伸びて、2021年第2四半期の出荷は4,890万台となった。iPhone 12の需要が根強いうえに、半導体不足が他社ほど厳しく影響しなかったことによる。これまで部品業界各社と築いてきた関係性、注意深いサプライチェーン管理、特急での発送、工場出荷から店頭売上までの日数短縮などの活動の結果が結びついた。
  • OPPOの出荷は、前四半期比12%落ち込み、2021年第2四半期は3,360万台となった。市場シェアは前四半期の11%から下がり10%となった。それでも、海外事業の拡大と、中国国内での安定した業績のおかげで、前年同期比では37%成長し、シェアも昨年同期の9%より伸びている。出荷動向と同様に、売上ベースでも、前四半期比では10%低下したものの、前年同期比では50%の成長となった。
  • vivoの出荷は、前四半期比8%低下したが、前年同期比では44%成長し、2021年第2四半期の出荷台数は3,250万台となった。vivoの成長は、中国国内事業が好調なことによるもので、同社は2四半期連続で中国市場の首位である。売上ベースでは、vivoは、出荷の落ち込みと同様に、前四半期比10%の低下となったが、前年同期比では69%の成長となった。中位機種のS9、Y52s、Y31の好調が効いた。
  • 他のメーカーでは、OnePlus、realme、Lenovo Groupが最も速く成長している。OnePlusは、2021年第2四半期に前年同期比170%成長した。特に北米と西欧市場で、同社のNord Nシリーズが好調だった。realmeは、2021年第2四半期に前年同期比135%成長した。中国事業の成功が続いているうえに、3月に発売したCシリーズが絶好調な東南アジアでの事業拡大が貢献した。realmeの事業開始からの累計出荷台数は、1億台の大台を超えた。さらに、インドでも、累計5,000万台出荷をこの四半期に達成し、これはインドにおいてはどのメーカーよりも速い。Lenovo Groupは、前年同期比で110%成長した。中米でMoto E7 Plus、北米でMoto G Play 2021が好調なことが貢献した。
    *金額: メーカーからの卸値

コメントやご質問は、press (at) counterpointresearch.com までお問い合わせください。また、弊社のData Section(四半期ごとに更新)より、スマートフォン市場のシェアを、全世界、米国、中国、インド別でご覧いただけます。

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/

以上

あら~

言葉としても、出てきていないんだから、相当な打撃を HUAWEI は受けているのだろうね。

8月15日になると、太平洋戦争のことがテレビで放映されるけれど、あのときも、結局は、米国等の締め付けにどうにもならなくなって・・っというのもあって開戦となってしまったような。

あのときは、主として油のようだが、スマートフォン(電子部品など)でも同じことを未だにやるんだね。

アフガニスタンのこともあるけれど、どうなんだろう。

深く考える必要があるんじゃぁないか?


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