ピックワールド(PIC World)

インフォメーション

この記事は 2021年09月10日 に以下のカテゴリに投稿されました Others (その他).

この記事のタグ

, , , , , , , , ,


これまでにないユニークな方法で宿の大浴場の混雑状況を可視化するサービス「風呂空いてる君」公開、9/2(木)より先行案内開始

よくよく考えると、これはなかなか面白い。

カメラで撮影して、動体認識させることも出来るだろうけれど、素っ裸じゃぁ当然問題でなるでしょうしね。

じゃぁどうするかと、(おそらくは)いろいろ考えたのだろうけれど、こんな方法で実現しているそうですよ。

これまでにないユニークな方法で宿の大浴場の混雑状況を可視化するサービス「風呂空いてる君」公開、9/2(木)より先行案内開始
カメラ不使用、工事不要の低コスト、新型コロナウイルス対策の難しい大浴場で混雑を避けるための便利ツールが新登場
ハッピーコンピューター株式会社

ハッピーコンピューター株式会社(本社:大阪府大阪市淀川区、代表取締役:平田雄紀)は、旅館や民宿、ホテルの大浴場の混雑状況をスマートフォンや館内のデジタルサイネージなどでいつでも確認できるようにするサービス「風呂空いてる君」を公開し、9/2(木)に先行案内を開始しました。

これまでにないユニークな方法で宿の大浴場の混雑状況を可視化するサービス「風呂空いてる君」公開、9/2(木)より先行案内開始

これまでにないユニークな方法で宿の大浴場の混雑状況を可視化するサービス「風呂空いてる君」公開、9/2(木)より先行案内開始

背景

新型コロナウイルスの流行に伴い、ある空間の混雑状況を可視化したいというニーズが様々な業界で高まっています。

宿泊業界においては、特に宿泊客が自由なタイミングで利用することになる大浴場の混雑状況を可視化したいという要望が多く、余力のある宿泊施設は十分な投資費用をかけて大浴場の混雑状況可視化システムを導入、運用しています。

しかし、コロナ禍の逆境の中奮闘する多くの宿泊施設にとっては、大浴場の混雑状況可視化を行うために人員を割いたり十分な投資費用をかけたりする余裕がなく、大浴場の混雑状況可視化を行っている宿泊施設はごく一部にとどまっています。

サービス概要

「風呂空いてる君」は、お申込みから1週間で導入可能な、宿泊施設の大浴場の混雑状況可視化に特化したサービスです。

風呂空いてる君 ウェブサイト
https://furo.suiteru.info/

導入までの早さの理由は、風呂空いてる君の混雑度を測るユニークかつシンプルな仕組みにあります。

風呂空いてる君は、日本の温泉旅館などで文化として根付いている「大浴場入口でスリッパを脱ぐ」という動作を利用し、衛生のため自分が履いてきたスリッパの目印としてクリップをつけてもらい、IoT計量マットによりクリップ残量の重さを量ることで混雑度を測定します。

これにより、工事なしで機器を置くだけですぐに運用を開始でき、導入コストも抑えられます。

風呂空いてる君の仕組み。IoT計量マットによりクリップ残量を量り、人数をカウントする。

風呂空いてる君の仕組み。IoT計量マットによりクリップ残量を量り、人数をカウントする。

クリップを取ると重さが変化する。相対的に重さがどの程度減ったかで人数がわかる。

クリップを取ると重さが変化する。相対的に重さがどの程度減ったかで人数がわかる。

自分が履いてきたスリッパにクリップを取り付け、目印とする。感染症対策として行っている宿も多い。

自分が履いてきたスリッパにクリップを取り付け、目印とする。感染症対策として行っている宿も多い。

計量は5分に1回行われ、すぐにIoT計量マットからサーバーにデータが送られて混雑度が計算されるので、大浴場のほぼリアルタイムな混雑状況を把握できます。

最新の混雑状況はいつでもQRコードを通じてスマートフォンで確認できるほか、館内のデジタルサイネージディスプレイに表示させることも可能です。

混雑状況の表示画面。スマートフォンでQRコードを読み取るだけで確認できる。

混雑状況の表示画面。スマートフォンでQRコードを読み取るだけで確認できる。

デジタルサイネージ画面。風呂の画像を用意するだけで表示画面が作成できる。

デジタルサイネージ画面。風呂の画像を用意するだけで表示画面が作成できる。

サービスの特徴

置くだけ!工事不要で最短1週間導入
SIM入りWi-Fiルーターが標準で付属するので、電源さえ確保できれば、あとはクリップを入れたカゴとIoT計量マットを大浴場入口に自分で設置するだけで大浴場の混雑度の測定を開始できます。

カメラを使わない安心設計
混雑状況を可視化する方法としてはカメラを用いた画像処理による方法が一般的ですが、風呂空いてる君はカメラを使いません。大浴場入り口で無防備な姿を撮られたくない宿泊客のご都合を優先します。

三密解消、お客様満足度の向上に
宿泊客が自由に空いているタイミングを見計らって大浴場に入れます。宿泊客に不便を強いることなく新型コロナウイルスの対策を行うことができます。
料金

初期導入費用(先行案内価格)
1風呂あたり9,980円(税込10,978円)
さらに2ヶ月分の月額費用無料

月額費用
1風呂あたり6,980円(税込7,678円)
先行案内について

必要な装置一式を宿にお送りし、お客様ご自身で設置していただくプランとなります。どなたでもWebサイトよりお申込みいただけます。

先行案内の期間
9/2(木)〜年内予定

なお、サービス向上のため先行案内のお客様を対象にヒアリングをさせていただく予定です。

以上

なかなか難しいねぇ。

要するに入った人と出ていった人のカウントができれば良いようにも思うけど。

ただ、(ふつうの)銭湯は、このあたりでももう殆どないし、あるのはスーパー銭湯と呼ばれるような施設だけ。

そんなマーケットを狙ったシステムなのかな?っと思っていたら、なるほどね。

温泉旅館とかもこれらを確認する必要があるわけだ。

導入・運用にかかる費用が、非常に抑えられていることは、大きなメリットとなる可能性があるでしょうね。

なんだか高度なセンサー技術を駆使してとか、AI がなんちゃらとか、最先端(ぽい)こと言っているぐらいでなかなか進まないのなら、もっと単純に考えてこうすればよいのかもよという、良い例なのかもしれないなって思ったので、紹介しておきます。


コメントを残す

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ