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この記事は 2021年09月26日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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中南米のスマートフォン出荷が回復。2021年第2四半期は、前年同期比42%増に。

少し前のデーターではあるが、紹介しておきますね。

中南米のスマートフォン市場の状況です。

コロナ禍で、あれもこれもというような状況ではありますが、どうなのかなぁと気にしていたのですが、落ち込みは有ったものの、回復基調にあるようですね。

中南米のスマートフォン出荷が回復。2021年第2四半期は、前年同期比42%増に。
Counterpoint Technology Market Research Limited

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、中南米でのスマートフォン出荷は、2021年第2四半期に前年同期比で41.8%増加したが、前四半期比では6.5%減少という結果になったという調査結果を含むMarket Monitor reportによる最新調査を発表致しました。
LATAM(中南米)でのスマートフォン需要は着実に高まっていますが、半導体不足と半導体不足を起因とする生産台数の制約によって数量は伸び悩みました。

中南米ではCOVID-19の影響もまだ続いており、人口の半数以上がワクチン接種を終えた国は、数えるほどです。そのため、何らかの形でロックダウンに近しい制限が実施されており、それによる経済停滞が起きています。これは、スマートフォン買替のペースよりも、むしろ、購入時の平均売価(ASP)に影響を及ぼしています。

中南米市場の動向に関して、カウンターポイント社プリンシパルアナリストのTina Lu氏は次の通りコメントしています。
「この四半期、中南米市場における成長及び縮小の程度は国により様々だった。ブラジルはメーカーが少ないため、部品不足の影響を最も大きく受けた。その一方、メキシコでは、新規参入組との競争が激しくなり、結果として前四半期よりも市場が成長した。競争によって、この地域で第二位の市場である同国のTAM(Total Addressable Market: 対象とする市場の全体。ここでは価格帯や機能を問わず、スマートフォン市場全体を指す)が大きくなったためである。」

LATAM地域におけるスマートフォン出荷シェア 2021年第2四半期

LATAM地域におけるスマートフォン出荷シェア 2021年第2四半期

LATAM地域におけるスマートフォン出荷シェア 2021年第2四半期

出典:カウンターポイント社 Market Monitor, Q2 2021

Lu氏は次の通り続けています。
「ほとんどのメーカーが、前年同期比で出荷台数を倍増あるいは三倍増させた。Samsungはベトナム工場に起因する生産問題が大きく響いた。ブラジルでの生産にも供給問題が発生した。しかし、小売りやキャリアが在庫をある程度積み増して対応したため、工場出荷の落ち込みを和らげることができた。その一方で、メーカーからの出荷は大打撃を受けている。それでも、Samsungは、メキシコとペルーを除けば首位である。」

LATAM地域における各メーカーのスマートフォン出荷台数 国別ランキング  2021年第2四半期

LATAM地域における各メーカーのスマートフォン出荷台数 国別ランキング  2021年第2四半期

LATAM地域における各メーカーのスマートフォン出荷台数 国別ランキング 2021年第2四半期

出典:カウンターポイント社 Market Monitor, Q2

  • 2021Motorolaは2021年第2四半期に台数もシェアも伸ばし、Samsungがこの地域で製品不足のために出荷台数が減った分のシェアも獲得した。メキシコでは首位のメーカーとなった。コロンビアは唯一Motorolaの出荷が大きく落ち込んだ国で、これはXiaomiの影響である。結果として、同社はこの地域で第二位のメーカーとなっている。
  • Xiaomiは中南米で最も成長したメーカーとなった。Huaweiが落ち込んだことに助けられ、前年同期比でほぼ3倍の出荷台数となった。ペルーでは、Samsungを押さえて第一位となり、同社が首位になったのは今回が初となる。一方、コロンビアでは首位Samsungよりやや低い位置に甘んじている。他の中国メーカーとの競争が増すにつれ、Xiaomiの中南米での快進撃はスローダウンする可能性もある。
  • ZTEは台数とシェアも伸びた。同社はキャリアとタイアップした事業展開を加速させている。100米ドル以下のセグメントにおける全体的な製品不足が、同社には有利に働いた。また、LGのモバイル事業からの撤退も同社にとってうまく働いた。LGは今でも需要があるものの、急速にSamsung、Motorola、ZTEなどがシェアを奪い取っている。
  • Appleは台数ベースで前四半期より減少した。これは商品サイクル上の現象で、新商品発売前の販売台数減少である。それでも、米国メーカーとしての2021年第2四半期のベストセラー機種はiPhone 11である。
  • OPPOは、昨年あるいはその前後にこの地域に参入した中国メーカーの中において最も成功している。ただし、台数のほぼ9割はメキシコ向けである。OPPOは中南米の他の国に対してもリソースを割いているが、それでもブランドを認知させるには時間を要する。同社は2017年に一時期メキシコで事業を展開しており、そのときのブランド確立の努力が、今になって活きている。

包括的で詳細な2021年第2四半期のMarket Monitorを、購読者の皆様にご提供致しております。調査、分析、プレスリリースに関するご連絡は、お気軽にpress(at)counterpointresearch.comまでお問い合わせください。

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/

以上

巣ごもり需要で、びくともしないのかとも思っていたら、そっちではなくて、半導体の供給の問題も、要因としてはあるのでしょうね。

ただ、日本においては、5G スマホも出揃い、お手頃な価格の物も出てきて入るが、実際 5G が使える場所はというと、そんなに急速に広がっているわけではないような気がする。

ここ(この場所ってことね)も、あいも変わらず 5G の電波なんて飛んでないみたいだし、Wi-Fi ありゃぁ・・って考えもなくはないし。

時間の問題といえば、そのとおりなのだろうけれど、移行は鈍化しているように感じるなぁ。

なんだかその性能を活かす事のできるものが、少ない気がするんだよね。

しかしまぁ、HUAWEI のシェアダウンというのは、中南米でも起きていて、この影響で上がってきた会社も、日本の市場とほぼ同様なのですね。

ということは、HUAWEI は、本国だけで、独自 OS ということに、やっぱり収まりそうですね。


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