何かと話題となる CES ですが、こちらはインテルの発表です。
テレビのニュースでは、あの SONY が電気自動車の開発を行う新会社を設立するとか発表していたり。
なんだか業界をも大きく変えてしまうようなことが発表されていますが、インテルは堅実に、今までの路線を継承するようです。
もちろんさらなるハイパワーと省電力化を目指すのでしょうけれど。
インテル コーポレーション、CES 2022: 史上最速となる第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーを開発
インテル株式会社
第12世代 インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーの新製品として、モバイル・プロセッサー28種とデスクトップ・プロセッサー22種を発表。パワフルなゲーミングPCおよびクリエイター向けノートブック/デスクトップPC、エンタープライズ/IoT向けシステムを高性能化
【ニュースリリース】
*2022年1月4日に米国で発表された資料の抄訳です。
ニュースハイライト
インテル コーポレーションは本日、米国ネバダ州ラスベガスで開催されているCES 2022において、世界最速の第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーを発表しました。高性能ハイブリッド・アーキテクチャーをモバイル・プラットフォームに初めて採用し、前世代のモバイル・プロセッサーと比較して最大40%の高速化を実現しました。インテルは、時間や場所を問わず、ユーザーが性能に不自由を感じることなく快適に利用できるノートブックPCを実現するために、豊富な機能を備えた28種類の新しい第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーを発表しました。
また、過去最大級の豊富なラインナップとなる第12世代 インテル® Core™ デスクトップ・プロセッサー・ファミリーも発表し、コンシューマー、エンタープライズ、IoTなど、さまざまなシステムの製品設計を強力に支援します。
インテル コーポレーション 主席副社長 兼 クライアント・コンピューティング事業本部 本部長のグレゴリー・ブライアント(Gregory Bryant)は「インテルの新しい高性能ハイブリッド・アーキテクチャーによって、イノベーションの進化ペースとコンピューティングの未来の実現を加速することができます。第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーの投入により、新たな利用体験をもたらし、史上最速のモバイル・プロセッサーとして新たなパフォーマンスの世界を確立します」と述べています。
第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーの発表
インテルは、史上最速のモバイル・プロセッサー、かつ世界最高のモバイル・ゲーミング・プラットフォームとなるインテル® Core™ i9-12900HK プロセッサーを筆頭に、新しい第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサー Hシリーズを発表し、引き続きモバイル・パフォーマンスで業界をリードします。
新製品は、Performance-cores(Pコア)とEfficient-cores(Eコア)と、ワークロードをインテリジェントに優先付けし、最適なコアへの分配・管理を支援するインテル® スレッド・ディレクター*3を組み合わせることで、シングル/マルチスレッド・アプリケーションを問わずシステム・パフォーマンスを向上させます。
Intel 7プロセスを採用した新しい第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサー Hシリーズの特長は以下の通りです。
第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサー・ファミリーには、新しいU/Pシリーズも含まれます。パフォーマンスを重視した薄型軽量ノートPC向けに設計された新しいPシリーズは最大14コア、20スレッドで、統合型のインテル® Iris® Xe グラフィックスを内蔵し、ベース電力は28Wです。また、最適化されたフォームファクターの薄型軽量ノートPC向けの新しいUシリーズのベース電力は9~15Wです。これらのモバイル・プロセッサーを搭載したシステムは今年、システム・メーカー各社から薄型軽量ノートブックPCや折りたたみ式PC、2 in 1システム、デタッチャブルPCなど、さまざまな先進的なフォームファクターで提供される予定です。
第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサー U/Pシリーズは、日常業務やオフィス生産性、さらにはフルハイビジョン(FHD)でのゲームプレイなどを同時実行できるように設計されており、WindowsとChromeの各OSに対応したシステムが2022年第1四半期に発売される予定です。
第12世代 インテル® Core™ デスクトップ・プロセッサー・ファミリーでの製品追加と新しいプラットフォーム・オプションの提供
第12世代 インテル® Core™ デスクトップ・プロセッサー・ファミリーに22種類の新しいプロセッサーが加わり、インテル® Core™ i9 プロセッサーからインテル® Pentium® プロセッサー、インテル® Celeron® プロセッサーにわたる広範な製品ラインナップになりました。これらのプロセッサー(ベース電力:65Wおよび35W)は豊富なラインナップのもと、ゲーム、コンテンツ制作、オフィス生産性の向上をもたらす優れたパフォーマンスを提供します。また、インテルは65Wのプロセッサーに同梱される新しいインテル® Laminar Coolerを発表しました。
さらにインテルは、幅広いコンシューマー向けプロセッサーをサポートする新しいインテル® H670/H610/B660チップセットを発表しました。これらのチップセットは、PCIe 4.0レーン、インテル® Wi-Fi 6E(Gig+)、インテル® Volume Management Device(VMD)など、Zシリーズ・プラットフォームの優れた機能に対応するほか、メモリーやプロセッサーのオーバークロックをサポートします。
インテル® Evo™ プラットフォームが新しいモバイル体験を実現
第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーの発売に伴い、インテルのイノベーション・プログラム「Project Athena」の第3版仕様、およびKey Experience Indicators(KEI)に準拠したノートブックPCを含むモバイル・フォームファクター向けインテル® Evo™ プラットフォームも更新されます。第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーを搭載した100以上の共同設計されたシステム(折りたたみ式ディスプレイや、U / Pシリーズに加えて今回は初めて追加されたHシリーズを含む)がインテル® Evo™ プラットフォームとして認証される予定で、その多くのシステムが2022年前半に購入可能になる予定です。
第3版の仕様書では応答性、実利用でのバッテリー駆動時間、インスタント・ウェイク、急速充電に加えて、「インテリジェント・コラボレーション」と呼ばれるシステム要件とテストが追加されています。インテリジェント・コラボレーションでは、AI(人工知能)によるバックグラウンド・ノイズ・キャンセレーションや統合型のインテル® Wi-Fi 6E(Gig+)、インテル® コネクティビティー・パフォーマンス・スイート*6、機種によりオプションでサポートされるAIアクセラレーターを活用したカメラ・イメージング・エフェクトなどの技術により、PC上のビデオ会議アプリケーションを使ったコラボレーションなどで、より優れた体験を実現します。
インテルは、周辺機器を含めた体験向上の取り組みとして、Thunderbolt™およびBluetoothアクセサリーの共同エンジニアリングとテストにより下支えされた、エンド・ツー・エンドの体験構築を目指す「Engineered for インテル® Evo™ & インテル® Evo™ vPro®」プログラムを発表しました。
インテル® vPro® プラットフォーム:すべてのビジネスを念頭に開発
インテルは、15年以上にわたりハードウェアベースのセキュリティーとパフォーマンスの水準向上に努めてきており、今回発表する最新のインテル® vPro® プラットフォームでは、第12世代 インテル® Core™ プロセッサーによる、企業向けに最適化されたエンタープライズ・グレードのパフォーマンスを提供します。
各社からのコメント
マイクロソフト
マイクロソフト チーフ・プロダクト・オフィサーのパノス・パネイ氏(Panos Panay)は「マイクロソフトとインテルは、世界中の人々に素晴らしいパフォーマンスと一貫性のある利用体験を提供するために、長年パートナーとして協力してきました。最新の大人気タイトルのゲームプレイや8Kビデオのエンコード、あるいは複雑な地質モデルの開発においても、Windows 11と新しい第12世代 インテル® Core™ モバイル・プロセッサーの組み合わせにより、強力な利用体験を実現します」と述べています。
IO Interactive
IO Interactive CTO(最高技術責任者)のマウリツィオ・パスカル氏(Maurizio de Pascale)は、「ゲームの性能を最大限に引き出すためには多大なチューニングが必要とされます。しかし、インテルと提携し、数十年にわたるノウハウを活用することより、素晴らしい成果を上げることができました。特に、パワフルな第12世代 インテル® Core™ プロセッサーに最適化することができました。この結果、例えば、第12世代インテル® Core™ モバイル・プロセッサー Hシリーズを搭載したノートブックPCでゲームプレイする人は、『ヒットマン3』を最高の形で体験できるでしょう」と述べています。
以上
CPU のこともそうですが、なかなかおもしろいことが他にも書いてありますね。
Chrome OS にも対応すると。
これはなかなか面白いですね。
楽しみにしていますよ。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。