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この記事は 2022年06月28日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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Motorola、2021年に米国市場でスマートフォンメーカーとして初の第3位に

モトローラからも、Snapdragon 695 5G を搭載したスマートフォンが出ているので、どんな感じなのかなぁと調べていたら、こんなニュースリリースを見つけた。

米国内のシェアだが、なんと第3位。

今や Lenovo 傘下となり、一時のアメリカ軍用規格なんてイメージはなくなったけれど、やっぱりアメリカ国内では強いのですね。

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MotorolaはLGの撤退の恩恵を最も受けたメーカーであり、4月以降3位の地位を安定してキープした。
Counterpoint Technology Market Research Limited

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、Motorolaは2021年の米国市場において三番目に大きなスマートフォンメーカーに躍り出たというMarket Pulse Serviceによる最新調査を発表致しました。
まだフィーチャーフォンが主流だった2008年には、Motorolaは米国における最大のハンドセット(スマートフォンとフィーチャーフォンの両方を含む)メーカーでしたが、スマートフォンセグメント単体では、Motorolaにとって、米国市場で通年でのトップ3入りは、今回が初となります。

Motorolaの売上は2021年に倍以上に増え、前年比131%の伸びとなりました。AppleやSamsungがプレミアム機種の価格帯を寡占しているのに対し、Motorolaは米国市場の400米ドル以下の価格帯で業績の伸ばし、この価格帯の第2位となりました。

米国のスマートフォン卸値ベースでのメーカー別シェア

Motorola、2021年に米国市場でスマートフォンメーカーとして初の第3位に

Motorola、2021年に米国市場でスマートフォンメーカーとして初の第3位に

出典: カウンターポイント社

Motorolaが第3位を獲得にするに至った状況に関して、カウンターポイント社リサーチディレクターJeff Fieldhack氏は次の通りコメントしています。
「誰もが知りたいのは、どうやってMotorolaが米国市場でシェア10%を超えるまでに成長したかである。実は、MotorolaはLGの撤退の穴を埋めた主役だった。同社は、大手キャリアが求める特性を全て備えており、それは、幅広い商品ラインナップ、増産能力、返品率の低さだ。Motorolaの300米ドル以下の機種、Moto G Stylus、Moto G Power、Moto G Pureは同社の米国での成功を支えた。Motorolaに対する信頼感から、同社の端末は代表的な無償「切り替え」機種として扱われた。切り替え機種とは、キャリアがネットワークをサービス停止する時や、あるいはMVNOが使用するキャリアを切り替える時に、利用者に提供する端末のことを指す。」

販売チャネルの動向に関して、カウンターポイント社シニアアナリストVarun Mishra氏は次の通りコメントしています。
「Motorolaは、米国の大手プリペイド携帯(Verizon Prepaid、Metro by T-Mobile、Boost)でシェアを伸ばし、28%に達した。カウンターポイント社のConsumer Lensの調査においても、Motorolaは今なお、とても信頼感が高く、知名度のあるブランドである。またプリペイド携帯の消費者調査では、ユーザーが求めるのは、価値、信頼、電池の長寿命だった。これらは、いずれもMotorolaが高得点を得ている項目である。」

カウンターポイント社Channel Share Trackerのデータによれば、Motorolaは2022年第1四半期も好調を維持しており、カウンターポイント社Mishra氏は次の通り述べています。
「Motorolaは米国の確定申告(2~3月)時期に行われるプロモーションの売上が絶好調だった。同社の2022年と2023年の目標は、より高価格なセグメントでの出荷を増やすことである。AppleとSamsungが北米市場を抑え込んでいる中では、困難な目標である。しかし、Motorolaは5G対応機種も、折りたたみ型も、とても早い時期に発売している。同社の狙いは、低価格帯での、5G切り替え契約者の取り込みと、折りたたみ型の普及の波に乗ることにある。」

本プレスリリースに関するコメントやご質問は、press@counterpointresearch.comまでお問い合わせください。

カウンターポイント社のData Section(四半期ごとに更新)におきましても、全世界、米国、中国、インドについてまとめたスマートフォン市場のシェアをご確認頂けます。
Data Section: https://www.counterpointresearch.com/data/
全世界: https://www.counterpointresearch.com/global-smartphone-share/
米国: https://www.counterpointresearch.com/us-market-smartphone-share/
中国: https://www.counterpointresearch.com/china-smartphone-share/
インド: https://www.counterpointresearch.com/india-smartphone-share/

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/

以上

LG の撤退もあってのこの結果とのことではあるが、米国内では大陸製のスマートフォンは、全然売れていないようですものね。

日本市場向けの製品も出ているし、基本的な機能もしっかりしているようなので、これらのスマートフォンも、なかなか良いかもしれないなぁと思っています。

 


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