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この記事は 2022年11月22日 に以下のカテゴリに投稿されました IoT.

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エッジAI処理に対応したNPU搭載の小型省電力CPUボード「Armadillo-X2」

またまた新しいボード。

でも、これ、Google の Flutter に対応しているので、スマートフォンなどで開発をしていた方でも、それほど違和感なく開発作業ができる(かも)。

他にも特徴がありますね。

エッジAI処理に対応したNPU搭載の小型省電力CPUボード「Armadillo-X2」
~スマートフォン向け開発環境“Flutter”に対応し、モダンなGUIの産業機器を開発可能~
株式会社アットマークテクノ

Armadillo-X2

Armadillo-X2

Arm+Linuxの組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」を提供する株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:實吉 智裕)は、エッジAI処理に対応したNPU[※]搭載のCPUボード「Armadillo-X2 (以下、本製品)」を開発しました。本製品はクロスプラットフォームのソフトウェア開発環境“Flutter”に対応するため、モダンなGUI付きの産業機器の開発を容易に行うことができます。
※NPU: Neural Processing Unit

本製品はNXPセミコンダクターズ製アプリケーションプロセッサ「i.MX 8M Plus」を搭載し、エッジAI処理に対応したコンパクト(115×75mm)なCPUボードです。NPUによる高速なAI処理だけでなく、GPUによる画面表示やH.264等のビデオエンコーダ/デコーダ処理も可能なArmadilloシリーズの最上位モデルとなります。新たな特長として(1)ソフトウェア開発環境“Flutter(フラッター)”に対応したこと、(2)動作確認済みの産業用タッチモニタを用意したことによりGUI付きの産業機器をすぐに開発できること、(3)Armadillo Base OS採用により長期に渡って運用する機器にも適用できることなどが挙げられます。

(1) クロスプラットフォームのソフトウェア開発環境“Flutter”に対応

Armadillo-X2

Armadillo-X2

FlutterはGoogleによって開発されているオープンソースのソフトウェア開発環境です。単一のコードからAndroid、iOSなどのスマートフォン環境だけでなく、LinuxやWindowsなどのPC環境向けにもアプリケーション開発をできるクロスプラットフォーム開発環境として注目を浴びています。中でもAndroidとiOSの両プラットフォーム向けにアプリケーションを提供している開発者から多くの支持を集め、これらの開発者がArmadilloに対しても同様に開発を行うことができるようになります。従来、Linux向けにもさまざまなGUIアプリケーションの開発環境が用意されてきましたが、主流となる開発環境もなく、開発者も多くは存在していません。本製品がFlutterへ対応したことで、産業機器でもモダンなGUIを実現できることと、多くの開発者を集めやすいというメリットを得られます。またFlutterは商用利用しやすいソフトウェアライセンス形態であることも特長です。

(2) ADLINK社製の産業用タッチモニタで動作確認済み
本製品はADLINK社製のオープンフレーム産業用タッチモニタ「OM Series」と接続/動作検証がされており、Flutterと組み合わせてGUI付きの産業機器をすぐに開発することが可能です。「OM Series」は10.1型/15.6型/21.5型サイズのLCDパネル(16:9)がラインアップされ、静電容量タッチパネルによる操作をサポートしています。本製品とLCDパネルとの接続はHDMI、タッチパネルとの接続はUSBで行われます。

(3) コンテナアーキテクチャの「Armadillo Base OS」を搭載
本製品にはコンテナアーキテクチャを採用したLinuxベースのコンパクトなOS「Armadillo Base OS」を搭載しています。コンテナ化したアプリケーションを自由に追加できる、セキュアで堅牢なアーキテクチャで、ソフトウェアアップデートの仕組みも標準提供されています。長期に運用するIoTシステムに適しています。 本製品の開発セットは税込39,600円(税別:36,000円)で2023年2月に発売される予定です。発売開始に先立ち、パシフィコ横浜にて開催される「EdgeTech+ 2022」(主催: 組み込みシステム技術協会、会期: 2022年11月16日~18日)のアットマークテクノブース(4ホール, 小間番号:B-R04)にて、AIによる処理結果をFlutterアプリケーションで表示する本製品のデモンストレーション展示を行います。

■ EdgeTech+ 2022のイベント案内
https://www.atmark-techno.com/events/202211_et

Armadillo-X2 開発セットの主な仕様

Armadillo-X2

Armadillo-X2

Armadillo-X2

Armadillo-X2

Armadillo-X2

Armadillo-X2

ADLINK社製「OMシリーズ」
10.1型/15.6型/21.5型
オープンフレーム産業用タッチモニタ

Armadillo-X2

Armadillo-X2

オプションケースセット
型番: OP-CASEX2-MET-00

関連ページ
・Armadillo-X2 製品概要
https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-x2

アットマークテクノおよび「Armadillo」について
・株式会社アットマークテクノの詳細情報
https://www.atmark-techno.com
・組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズの詳細情報
https://armadillo.atmark-techno.com

以上

私みたいに、遊んでいるだけなら、いいんですけどね。

製品に組み込むために検討している方などは、これだけいろいろなボードが出てくると、何を使うか選ぶにも、なかなか迷うだろうなぁと。

いつまでこのボードが提供されるのだろうかとか、進化するのならそのパスはどうなると予想するのかとか。

特徴とか、機能とかだけではなくて、そんなことも考えないといけないんだから、そりゃ大変ですよね。


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