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この記事は 2023年04月28日 に以下のカテゴリに投稿されました Others (その他).

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MediaTek、スマートビークルの技術革新を牽引する「Dimensity Auto」を発表

スマートフォンでは、かなり頑張って、最初はチープな感じもしたが、だんだん良くなってきていますよね。

そんな MediaTek ですが、今度は次期世代のクルマに関する対応を発表しています。

やっぱりそっちの方も魅力的なのですかねぇ。

どちらかというと SoC と言うよりは、センサーとかの方が大変だと思うのだけど。

MediaTek、スマートビークルの技術革新を牽引する「Dimensity Auto」を発表
圧倒的なコンピューティング能力と広範なテクノロジーの採用によりインテリジェントで常時接続された自動車の未来を切り拓く新しい車載用プラットフォーム
メディアテックジャパン株式会社

台湾、新竹 – 2023年4月17日 — MediaTek(本社:台湾・新竹市、以下 MediaTek)は本日、次世代の車載用プラットフォームDimensity Autoを発表しました。Dimensity Autoは、インテリジェントな常時接続型自動車の未来に不可欠な、幅広い最先端技術を自動車メーカーに提供するソリューションです。Dimensity Autoプラットフォームは、Dimensity Auto Cockpit、Dimensity Auto Connect、Dimensity Auto Drive、およびDimensity Auto Componentsなどを含む包括的な製品ポートフォリオで構成されます。

MediaTek、スマートビークルの技術革新を牽引する「Dimensity Auto」を発表

MediaTek、スマートビークルの技術革新を牽引する「Dimensity Auto」を発表

MediaTekが提供する世界トップクラスのプレミアムモバイルチップセットブランド「Dimensity」の名を冠したDimensity Autoは、性能、電力効率、SoCインテグレーションのいずれにおいても、MediaTekが保有する業界最先端の技術力を具現化するものです。Dimensity Autoは、MediaTekの広範なかつクロスプラットフォームの、業界をリードするテクノロジーを活かして、高性能コンピューティング、先進のAI、広範な機能統合、エネルギー効率を備えた自動車向けソリューションを提供し、そのすべてが車載グレードの厳しい信頼性基準を満たしています。

MediaTek コーポレートシニアバイスプレジデント兼CCM事業グループのジェネラルマネージャーであるJerry Yuは、次のように述べています。「Dimensity Autoのプラットフォームソリューションは、自動車市場におけるMediaTekの技術的優位性をさらに上位のレベルへ引き上げます。数十年にわたり培ってきたいくつものテクノロジー分野における専門知識を活かし、世界トップクラスの自動車ブランド各社と連携して、より直感的かつ没入感の高い、安全で快適なドライビング体験を生み出すことで、車輪に乗ったスマートライフの実現を目指します。」

Dimensity Auto Cockpit
コクピットとインフォテインメントシステムは各車両のヒューマンマシンインターフェース体験に不可欠な要素です。世界最速のスマートコックピットとして設計されたDimensity Auto Cockpitは、スマートホームとエンターテインメント分野の主力製品で培ったMediaTekの技術力を車両開発に投入した成果であり、最先端のチップ製造プロセスにより機能統合、性能、電力効率の最大化を実現します。

Dimensity Auto Cockpitの主な機能は以下の通りです。
・ハードウェアとソフトウェアの拡張性を備えたソリューションの包括的ポートフォリオの提供
・ディープラーニングアクセラレータ(MDLA)とビジョンプロセッシングユニット(MVPU)両方を搭載した、MediaTekの高性能AIマルチプロセッサ
・高性能3nmアドバンストプロセス、優れた電力消費効率、および拡張性の高いAIプロセッサ
・マルチディスプレイと最大8K 120HzのHDR画面に対応するMediaTek MiraVisionスマートディスプレイテクノロジー
・マルチHDRカメラ対応、専用DSPによるマイク音声処理に対応
・コンピューティングおよびマルチメディア分野におけるMediaTekの広範な技術力に基づくエンターテインメントストリーミングとデコーディングのフルパッケージ
・高速な起動時間

Dimensity Auto Connect
Internet of Vehicles(自動車のインターネット化)が急速に進展する中、5G、Wi-Fi、Bluetooth、ナビゲーション、NTN(非地上ネットワーク)衛星通信を含むMediaTek独自の無線通信技術ポートフォリオは、未来の常時接続型車両における市場優位性をもたらします。高速テレマティクスと最高性能のWi-Fiネットワークを組み合わせたDimensity Auto Connectは、ドライバーが常に周囲の世界と繋がるようサポートします。

Dimensity Auto Connectは以下のコネクティビティ機能により構成されます。
・MediaTek 5G NTN技術、4Gよりも優れたパフォーマンスを実現する5G RedCapなど、3GPPオープンスタンダードに基づく最先端の自動車通信技術
・5G Sub-6GHz帯におけるキャリアアグリゲーション技術により実現される拡張レンジとマルチギガビットのデータ速度
・MediaTek独自のハードウェアオフロード技術を搭載したWi-Fi 7により、CPUコンピューティングリソースの消費を節約
・Wi-Fi、Bluetooth、5Gなど、複数のワイヤレスネットワーク規格の高度な相互運用性と共存をサポート
・より正確な測位を可能にする包括的GNSSカバレッジ

Dimensity Auto DriveとDimensity Auto Components
Dimensity Auto Driveは、MediaTek独自の高性能AI Processing Units(APU)により、ADASソリューションの実装を可能にし、パートナーメーカーにインテリジェントアシストや自動運転ソリューションを提供する拡張性のあるオープンプラットフォームを提供します。

さらに、自動車市場においてはコンポーネントの多様性が求められます。自動車市場に継続的に投資してきたMediaTekは、新世代の常時接続型インテリジェント車両向けに、信頼性に優れた自動車グレードチップセットとスタンドアローンコンポーネントを提供するDimensity Auto Componentsを発表しました。自動車業界に最適な以下のMediaTekの最先端技術を提供します。
・走行中電力管理ソリューションの強化
・高度統合ディスプレイ技術への対応により、最新EVユニットへの可変形状有機ELスクリーン、大型画面、マルチディスプレイ等の搭載を可能に
・地下駐車場やトンネルなどの衛星デッドゾーンであっても、車両位置特定とナビゲーションを可能に

MediaTekの自動車へのコミットメント
インテリジェントな常時接続型車両の時代が到来した今、車載電子機器の需要は急増し続けています。MediaTekは、その広範な技術的リーダーシップと、人間中心の製品開発アプローチを通じて、この分野においてさらに重要なプレイヤーとなるでしょう。MediaTekは革新的な自動車技術への投資を積極的に進めており、信頼性の高い高性能コンピューティングと、エネルギー効率を重視した固有のインテリジェントソリューションポートフォリオを世界の市場に提供します。MediaTekは、今後ともグローバルパートナーや顧客企業と緊密に連携しながら自動車製品ポートフォリオのさらなる拡大を目指します。オープン性を重視し、インテリジェントシステム、エコシステム、新しいユーザーエクスペリエンスの進化を共同で促進し、インテリジェントな常時接続型車両に革命をもたらします。

MediaTek’s Dimensity Auto automotiveプラットフォームの詳細については、https://www.mediatek.com/products/automotiveをご覧ください

MediaTek Inc.について
MediaTek Inc.(台湾証券取引所:2454)は、その製品が年間約20億台のコネクテッドデバイスに採用されているグローバルファブレス半導体メーカーです。モバイル、ホームエンターテイメント、コネクティビティ、およびIoT製品向けの革新的なシステムオンチップ(SoC)の開発で市場をリードしています。イノベーションに対する積極的な取り組みにより、電力効率に優れたモバイルテクノロジーや自動車用ソリューション、高度なマルチメディアソリューションを含む主要テクノロジー分野で市場を牽引する地位を確立しています。それらの技術はスマートフォン、タブレット、デジタルテレビ、5G、音声アシスタントデバイス(VAD)、ウェアラブル端末など幅広い製品に活用されています。MediaTek は、スマートテクノロジーを通じて、人々が視野を広げ、容易に目標を達成できるようになるサポートを行っていきます。世界のブランド企業と協業して、優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにすることを、企業活動の原動力としています。詳しくは弊社HPをご覧ください。https://www.mediatek.jp/

以上

安全性とかを高めるためには、必要なのでしょうねぇ。

台湾も、なかなか大変な状況に突き進んでいくのだろうけれど、どうなっちゃうんでしょ?

不透明な感じは否めないですな。


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