プライムデーの前なのにさ。
20年程使った愛用のデジタルテスターが壊れた。
AC 電圧だけは測れるが、他はまるで駄目。
これ、なかなか使いやすくて、良かったんだけどね~
で、同じ物買おうかと検索してみたら、まだ現行製品なの。
手元にある壊れたものは、ご丁寧にも2002年製造と書かれている。
HIOKI(日置電機) 3244-60 デジタルマルチメーターなる製品。
カード型で小さくて、余計な機能もないところが使いやすい。
電池は CR2032 で、おそらく数回は交換していると思うのだが、長持ちするよね。
で、欠点は、テスター棒のケーブルが、本体から出ているのだが、この部分は頻繁に折り曲げされるので、どうしても内部の撚り線が切れてしまう。
だから、これも数回だと思うが、コードを付け直したりして、補修しながら20年使った感じだな。確かテスター棒自体もそれごと交換しているはずで、元々のケーブルが少し細めなので、ちょこっと太くなっちゃったりしているんだけど。
使いやすかったよ。(すごく)
で、同じものをまた買おうかと思ったのではあるが、色々と見ていくと、あるわあるわで、大陸製のこんな値段で大丈夫かよと思ってしまう製品も・・
で、試しに買ってみた。
なんと三個も。
実は、最初に示した HIOKI のもの以外にも、手元にはバックアップのテスター(これも古いの)があったのだが、電池がなくて 9V の電池を買ってきて使おうとしたのだが、なんと起動不能であった。直そうとしたけど、ダメだったのね。
それと、お安いので人柱やってあげようかって気持ちもあってさ。
で、まずっ1つめ。
小型 デジタル マルチ テスター 電池 電流 一家に一台 電流 電圧 抵抗 計測 電流測定器 コンパクト デジタルテスター DT-830D
なる製品。
なんとお値段は、
驚きの650円。プライムだから送料込み。(実質)ただみたいなお値段。
大丈夫かよ。って感じではあるが、少し古めのデジタルテスターっ感じだが、ロータリースイッチで、何を測定するか、手動で切り替えて、表示は液晶、そして特筆すべきは、トランジスタの hfe が測定できる(とされている)。
で、2個め。
TESMEN TM-510 テスター 、4000カウント デジタル 小型 マルチメーター、スマート測定オートレンジ、非接触電圧検知機能付き、 AC/DC電圧計 抵抗 連続性 – グリーン
なんでこれを選んだのかというと、1個めの製品と比べると、画期的とも思われる、フルオート測定が可能であるという点。
普通テスターって、交流 / 直流電圧と直流電流、抵抗値、導通なんて感じで、測定の対象をロータリースイッチ等で選択して測定するが、それすら必要なく、テスター棒を測定の対象に接続するもしくは、近づけるだけで、測定が出来てしまうという製品。
加えて、収納ケースもついているので、でもこれ多分使わないと思うが、へぇ~って感じなので、これにしてみた。
そして3個めは、まぁまともな製品が1つぐらいないと困るだろと思ったので、オーム電機の安いやつ。
OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター TDB-401 (04-1891)
小さくて薄いのだが、蓋がついていて、テスター棒とコードが収納できる。
だがこれ、現場で使うと蓋の開けしめとか、結構邪魔だったりするんだよなぁっとは思うのだが、ダイヤルが上についてて使いやすいかなぁと思って購入してみたんだけどね。
最後まで迷ったのは、
なのだが、流石にやめた。4個もいらんもんなぁ。でもこれはHIOKIの製品とほぼ同じに見えるけど。まぁいいや。現時点ではこの値段から20%オフのクーポンが発行されている。
これらの3製品を比べてみたのだが・・
結論からいくが、どれも満足にきちんと動くよ。(当たり前だろ)
一番心配していた激安の製品は、散々デジタルな仕事をしてはいるが、アナログ世代の私には、ロータリースイッチで、昔のテスターみたいに選択してから測定するスタイルが合ってるみたい。
ただこの製品は、測定の際には、高いレンジから測るって基本が身についていないと壊すかも。だって今じゃ普通のオートレンジではないから、自分で計測する電圧などをちゃんと設定する必要があるからね。
全く何もしないで済むという、2番めに紹介した製品は、なんか気持ち悪いよねぇ。テスター棒あてると、大丈夫かよって感じ。でも、何でもテスター棒をあてさえすれば、きちんと測定できることは確認できた。(素晴らしいとも言えるが慣れだろうな)
3番めの製品は、まぁ、使いやすいのではあるが、予想のとおり、蓋が邪魔。
加えて上にロータリースイッチがあるから使いやすいかなぁと思っていたが、実はこれ、左手の親指あたりで横から回せるのかと思っていたら、それは出来ない。
想定していた使い方が出来ないので、これではどこにダイヤルがあろうが関係ないのね。ということで使い勝手はあまり良くないかも。(これも慣れかも)
測定の結果は、まぁこんなもんだろうなぁと言う誤差程度で以下な感じ。
大体105V AC ぐらいなんだろうけれど、104V~106Vぐらいまでの値を示していて、まぁこんなものだろうなぁと言う感じ。
一番右のやつは、手持ちのただ1つだけちゃんと動くテスターちゃん(これも20年選手だね)。非接触で電流を測ることができるやつ。
まぁ、これと一番左のオーム電機の製品の値がほぼ同じぐらいなので多分これなんだろうなぁと思うが、この程度なら気にしない方がいいだろ。
という感じで、耐久性については不明で、(また)20年使えるのかどうか(人の寿命の方が先に尽きそうで、悔しい)はわからない。
でも、安いから測定できないってことはなさそうだよ。
カッコ悪いってのはあるかもね。
どの製品を勧めるかっという観点については、なかなか難しいけれど、長く使うのなら、前に使ってた HIOKI の製品、なんたって色々やりながらではあるが20年以上稼働した実績を評価する。
とりあえずなら、650円のテスターでもいいんじゃぁないのかなって思う。だって測定はちゃんとできるもん。
なんだか4個め、買っちゃいそうだ。
実は、電子工作を始めた最初の頃作成したのが、テスターのキットだったのね。
仕組みもわかるし、なかなか良かったのだが、まだあるのかなと思って調べてみたら。
とか、SANWA から学習教材として、出ているみたいだね。
昔のよりもずっと格好良くなっていますね。
プログラミング学習とか、子どもたちも始めているけれど、ホントはこのあたり(オームの法則とか)からはじめて積み上げたほうが良いのかもねぇ。でも、突き詰めていくとどうせいつか勉強することになるからいいのか・・
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。