これはまたスティック型に続いて、新しいジャンルの PC です。
単なる箱に HDMI / USB / Wi-Fi / Bluetooth を入れただけかと感じるかもしれませんが、バッテリーも装備していてモバイルでも使用可能、しかもディスプレイは iPad をディスプレイとして使用してしまうことも可能という製品です。
もちろん普通の HDMI ポートを持ったディスプレイを使用することも出来ますよ。
しかもたったの $99 とのことで、この価格にはドックも含まれます。
11月中旬ぐらいに米国のマイクロソフトマーケットで販売開始の予定だとのことです。
製品の名称は、Kangaroo(カンガルー)という名称で、米国の InFocus 社の子会社である Kangaroo 社の製品です。
なんだか見た目は大容量のモバイルバッテリーにも見えて、パッとしませんがこれでしっかりしたパフォーマンスを持った新しいジャンルのモバイルデスクトップ機だったら、驚きに値します。
もう少し詳しく仕様をお伝えします。
SoC は、Intel Cherrytrail™ (Z8500 1.44GHz) とのことですので、今までの Bay Trail でもそれほど遅さは感じませんが、(今のところ)それよりも倍ぐらいは軽く速い でしょう。
メモリは 2GB の RAM と、ストレージは 32GB ですのでまず困ることはないでしょう。
インタフェースは、Wi-Fi (802.11ac) / Bluetooth 4.0 / HDMI / microSD / USB2.0 / USB 3.0 がそれぞれ1つです。
上の画像では、同梱されるドック(Dock)部分も一緒に写っていますが、もちろんこれは取り外すことが出来、本体に内蔵された電池を充電する際に使用します。
普通の HDMI のディスプレイに接続する以外に、iPad を使用することも出来ますが、これは、Kangaroo に同社のサポートサイトからダウンロード可能な、 OSLinx for Windows をインストールし、iPad 側でも App Store から iPad 用の OSLinx をダウンロードして使用するようです。(現時点では日本の App Store では見つけることが出来ない)
サポートサイトも少し覗いてみましたが、ドライバのダウンロードなどはもちろんありますし、マニュアルの参照なども既に出来るようになっていて、充実しているように感じます。
こんな感じで使います。
使用の状況にもよると思いますが、内蔵の電池で4時間ほどは稼働スるるそうです。
う~ん。なんだかすごく良さそうな気がする。
Android のタブレットにも OSLinx があったらいいのに・・
動画もありましたので、貼っておきます。
Kangaroo(カンガルー)のページはこちらにありますよ。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。