フレームとその他の金属部品を紹介します。
フレームは最初は見たところ変わらないように思っていましたが、よく見るとプーリが走る部分が少し面取りされているようですね。
これはリニアスライダー式の物を購入したので関係ないのですけれど、日本で売られている 20×20 というフレーム部材はプーリーが当たる部分が直角になっていて接触面が少なくなるようです。どちらが良いかは?
1、フレーム(短い方)数量:9個
先に少し説明したフレームですね。短い方で長さは 24cm です。
この部品が樹脂フレームとつながって三角の形を構成します。
2、フレーム(長い方)数量:3個
三角柱の形になりますが、その縦の部分となるフレームです。
長さは 85cm です。
ちなみに先に指摘した断面部(角の部分)はこんな感じになっています。
わかりにくくてスミマセンが、どうやら画像右側を見るとわかるようにプーリーが走る部分が面取りされている部分が異なるようです。
3、リニアスライダー 数量:3個
気になっていたスムーズな動きを開梱してすぐに確認しましたが、いたってスムーズに動き安心しました。
ガタつきも皆無に見えますが、さてこれがどの程度精度に関係するのか楽しみなところです。
プーリバージョンにすることは簡単なので、違いを見てみたいものですね。
リニアスライダーの長さは、46cm 。
上の縦フレームに取り付けますが、取り付け穴が 3mm ですね。
4、エフェクター (Effector) 数量:1
画像の右上から PLA もしくは ABS のフィラメントが入ってきて、左下の真鍮でできたノズル(0.4mm)から溶けたフィラメントが出てきます。
ノズルの上にある穴の開いたアルミブロックの穴にヒータが入り、その下に小さな穴が開いていますが、ここには温度センサー(サーミスタと思われる)が入ります。
200℃以上になる部分です。
4、アルミプーリー 数量:3個
X-Y-Z 軸のステッピングモーターに取り付け、ベルトを介して上下動を行うためのパーツです。
この部分は樹脂かなぁと思っていましたが、アルミ製でしっかりできています。
5、ワイヤーフィーダー(真鍮製)数量 :1個
フィラメントを送り出す部品です。
フィラメントフィーダー用のステッピングモーターに取り付けます。
滑らないように滑り止め加工が施されていて、この部分にフィラメントが通りエフェクターにフィラメントが送られます。
6、フランジ付きベアリング 数量:6個
上下動にベルトを使用してと先に書きましたが、そのベルトを丈夫で受ける役割をするベアリングです。
フランジを外側に向けて2個ずつ取り付け、その間をベルトがスムーズに動くようにします。
7、フィラメントフィーダー用のベアリング 数量:1個
ワイヤーフィーダの反対側に取り付けてフィラメントをスムーズに送り出すための部品です。
8、プッシュフィットコネクター 数量:1個
同じ部品がエクステンダーにも取り付けられていますが、このコネクターの間を PTFE のパイプでつなげ、その中をフィラメントが送り出されます。
フィラメントの詰まりなども素早く取り除けるように、黒い部分を押すと PTFE パイプを簡単に外すことができるようにするための部品です。
これはエアツールの部品と同じなのかな?
今回はこれぐらいで、もう1回だけパーツの紹介が必要で、あとはネジだけだと思うのですけれど、ねじ他のパーツを紹介したあと、組み立てに入ります。
デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (1)機種のお勉強と選定・注文(決済)まで
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デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (3)パーツの紹介(樹脂パーツ編)
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デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (5)パーツの紹介(フレーム他金属部品編)(この記事)
あぁ今までこのプリンターのメーカー名を紹介していませんでしたが、Micromake という会社の D1 というモデルのようです。
Micromake D1 の中には3つのモデルがあり、
と3種類あるようですね。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。