今まで出てきたMVNO SIM とは少し趣の異なる LINE mobile が正式発表となりました。
特徴的なのは LINE という非常によく使われている(使ってないけど)アプリケーション、SNS 系のアプリケーション twitter / facebook などの通信料がカウントフリー(課金されない)プランを用意している点でしょう。
LINE という、機能は多岐にわたるけれども、これ1本の会社が MVNO SIM に参入すること自体、まだ他では成し遂げられていない偉業(?)だとは思います。
大別してプランは大きく2つに分かれており、最安のプランは月額500円でデータ通信容量1GBというプラン。
このプランは LINEフリープランというプランで、LINEの通話・トークが使い放題となっています。
上記金額に 120円をプラスすると SMS が利用でき、700円をプラスすると音声通話も利用することができます
したがって、音声通話付きで契約すると月額1,200円で 1GB までの容量(LINE のデータ通信料は除く)となり、今は大体(高いほうで)1,600円ほどで 3GB ぐらいの容量が使えるプランがあるので、価格的にはまぁ普通といったところかもしれません。
LINE をガンガン使っている方ならば、もしかしたら有利なプラン?
もう1つのプランは、カウントフリー(データ通信料の課金外)の範囲を twitter と facebook にも広げたプランで、コミュニケーションフリープランというものです。
コミュニケーションフリープランは、月間の通信容量を選び契約します。
価格は以下の通りです。
データ通信容量 | 3GB | 5GB | 7GB | 10GB |
月額料金 | 1,110円 | 1,640円 | 2,300円 | 2,640円 |
7GB までは線形に料金が推移していきますが、10GB の契約となるとほんのわずかではありますが、割引されています。
こちらのプランに SMS は標準で利用することができ、音声通話については別料金で月額 580円で利用できます。
また、音声通話を利用時には、転送電話(月額300円)、割り込み電話(月額200円)のオプションをつけることができ、転送電話 / 国際電話 / 国際ローミングについては無料で利用することが可能となっています。
音声通話 SIM を利用する際にはもちろん MNP による乗り換えも可能。
お子様が利用する際にはコンテンツフィルターアプリも無料で提供するなどのサービスもあります。
利用できる動作確認済みのスマートフォンのリストもこちらにありますよ。
スマートフォンも購入でき、シャープ / 富士通の国産勢のほか、HUAWEI / ZTE / ASUS などのよく使われている機種が揃っていますね。
LINE / twitter / facebook の利用がすごく多い方には、向いているかも?
ただ、これらはそんなに沢山のデータが流れるというわけではないと思うから・・
はまる人には良いかもしれないプランでした。
なお、回線はドコモの回線を使用しているとのことです。
事務手数料は 3,000円。
解約は12か月の縛り付き。
その間に解約すると 9,800円(期間が長くて高い)解約料が発生すると書かれています。
初回限定 20,000回線限定での販売開始だそうです。
詳細は LINE mobile のページでご確認ください。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。